夏のあいだ辛抱強く咲く国花・ムクゲ 初夏から初秋にかけて、紫・白・ピンクの花を次から次へと咲かせる花、ムクゲ。この花こそが韓国の国花として認識されている花です。 韓国語では「ムグンファ(무궁화)」といい、漢字で表すと「無窮花」。朝に咲き、夜にしぼみながらも、夏のあいだ次々と花を咲かせます。 漢字からもわかるように、力強く辛抱強い花、というのが、ムクゲのもつイメージです。またムクゲを表す漢字には「槿」というものもあります。 ムクゲが国花として制定された理由はわかっていませんが、古代から朝鮮半島に自生していたとされていました。当時のひとびとは、ムクゲを「天の花」と呼び、9世紀後半の新羅末期には自らの地を「槿花郷」と呼んでいたほか、さらに朝鮮の美称として、前述の「槿」を含む「槿域」という言葉もあるためだとされています。 しかし、今では国花であるムクゲを道端で見かけることは、多くはありません。現代
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