耐震偽装疑惑に始まり、建築士の「自殺」、なぜかあの日に行われた強制捜査、ホリエモン元側近の「自殺」、そして今日の逮捕。マスコミを大いに賑わせている一連の事件で、全く真相に迫ろうとしない日本のマスコミの「ジャーナリズムごっこ」ぶりを、かねてからそれを主張していたホリエモンは図らずも示せたわけだ。マスコミも包含する日本の権力構造の歪みが今回の事件を複雑にしていて、どれがどっちの側についてるのかが簡単に判りづらくなっている。憶測や書き殴りのネタも多くて正直よくわからない。 事の真相は今の段階では僕らには結局判りえないし、推測しても仕方がないし、誰か公共心と勇気の溢れるジャーナリストなり知識人なりの情報発信に頼るしかない。ひょっとしたら半年や一年後に、一連の真相に迫る本などが発刊されるかもしれない。 ただ、ひとまずそういう話は置いておいて、今回の事件はこれまでの同様の事件と違う点がある。その真偽は