ビジネス街の書店をめぐりながらその時々のその街の売れ筋本をウオッチしていくシリーズ。今回は定点観測している八重洲ブックセンター本店だ。4月に訪れたときと比べて売れ筋に大きな変化がない。力強いビジネス書の新刊が乏しいようだ。そんな中、好調なのがビジネス系の新書だという。中でも八重洲の中心購買層の中高年ビジネスマンが関心を寄せたのは最近の倒産事例を一冊の本に整理した新書だった。 日経電子版の連載を書籍化その本は帝国データバンク情報部 藤森徹著『あの会社はこうして潰れた』(日経プレミアシリーズ)。日経電子版の人気コラム「企業信用調査マンの目」という連載をまとめた本だ。著者の藤森氏は著者名につけた肩書からもわかるように信用調査会社の情報部で部長を務めるベテラン調査マン。「どうすれば企業は潰れるのか、なぜ倒産が防げなかったのか。また予兆はどう判断し、倒産を予測するには何が必要か」を具体的な倒産事例に
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