人口約23万人の青森県八戸市が全国でも珍しい市営書店「八戸ブックセンター」を開いて半年が過ぎた。「売れ筋ではないが良質な本」をそろえ、来店者は10万人を超えた。 「どう生きるか」「知へのいざない」などテーマ別に本が並ぶ。水俣病を扱った分厚い「苦海浄土」3部作や図鑑、洋書もある。地方から書店が次々と消える中、一般書店や図書館ではそろえにくいが…
トップニュース「○○な本ってあるかしら?」ムチャぶりに応えてくれる“妄想書店”が大ヒット! 文庫犬にカバー変更器…? ヨシタケシンスケの妄想力がすごい! 『あるかしら書店』(ヨシタケシンスケ/ポプラ社) いつでもどこでも、居ながらにして本を手に入れることのできる世になって久しいけれど、ついつい書店に足が向いてしまうのはなぜだろう。それはたぶん、思いがけない一冊との出会いを求める宝探しにも似た気持ちが心の底のほうにあるからなのかもしれない。 “本の本、あります”という看板が掲げられた「あるかしら書店」を舞台にした一冊、ヨシタケシンスケさんの新刊『あるかしら書店』(ポプラ社)は、そんな想いを持つ人々の願いや妄想を、“わぁー!”という形にして叶えてくれる本。 書棚を模した“もくじ”からして、もうわくわく。“ちょっとめずらしい本”、“本にまつわる名所”、“本のまつわる道具”、“本にまつわる仕事”“
アルカイダから古文書を守った図書館員 作者: ジョシュア・ハマー,梶山あゆみ出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2017/06/15メディア: 単行本この商品を含むブログを見る西アフリカに位置するマリ共和国には、トンブクトゥという都市がある。日本人からすると奇妙な名前のこの場所には、最古のものだと、町が成立した12世紀頃まで遡ることができるかつての文化を伝える貴重な古文書が何万点も所蔵されている。 それには、トンブクトゥが元々学問の盛んな土地だったことが関係している。14〜15世紀頃の話だが、まずはアリストテレス、プラトンといった哲学者らの著作から、代数、三角法、物理学、科学、イスラム法学とその内容は多岐に渡る外国の書籍を書家が丁寧に書き写し、それが富裕層や学者たちの書棚に並ぶ。そうやって異国の書物がアラビア文字で記され、写されていくうちにこの地には科学者や哲学者の数が増えていき、そ
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“今僕らがやっていることは、株主に説明できないですよ。銀座で書店を開くなんて。”(増田 宗昭 カルチュア・コンビニエンス・クラブ社長) 名言の解説:銀座は家賃などの条件が厳しく、書店は営業が難しいという認識が広がっていますね。最近も大型の書店が閉店しています。でも僕らは新しいビジネスモデルを提示します。
早稲田大学(東京都新宿区)の構内で、転売目的で他人のノートパソコンを盗んだとして、警視庁が同大先進理工学部3年、佐藤拓実容疑者(21)=東京都練馬区=を窃盗容疑で逮捕していたことが、戸塚署への取材でわかった。「盗んだ覚えはない。自分がやったことではない」と述べ、容疑を否認しているという。 署によると、佐藤容疑者は3月10日午後2時50分~同3時10分ごろ、新宿区西早稲田1丁目の同大の早稲田キャンパス構内の図書館で、利用者の男性(28)が離席した隙に、卓上にあった男性のノートパソコンを盗んだ疑いがある。盗まれたパソコンはこの日のうちに、中古品買い取り店に約11万6千円で売却されていた。 売却する際、佐藤容疑者は店側に、顔写真付きの自分名義の身分証明書を提示しており、同容疑者とみられる男が入店する様子も防犯カメラに映っていたという。 この店では一昨年6月から今年3月、佐藤容疑者名義で別に5台の
和歌山市西高松の県立図書館の音楽監督に、本年度も、和歌山市出身のバイオリニストで東京藝術大学学長の澤和樹さん(62)が委嘱された。 澤さんへの委嘱は4期目。16日に県庁南別館の教育長室で、宮下和己県教育長から委嘱状を受け取った澤さんは、このほど県に寄託された南葵音楽文庫の活用にふれ「世界的に見ても貴重なもの。図書館併設のホールのメリットを生かしながら、県内外の皆さんに興味を持ってもらえるような企画を積極的に立ち上げたい」と抱負を語った。任期は来年3月31日まで。 主な職務は同館主催の演奏会への総括的監督、音楽文化や芸術に関する文化発信に関する助言など。澤さんは平成26年の委嘱以来、同館主催の室内楽コンサートの企画や演奏会への出演、ホールの音響改善の助言などを行い、地域文化の振興に寄与してきた。 委嘱式で、宮下教育長は「2021年の国民文化祭や全国高校総合文化祭などを控え、県の文化力を上げて
「飼いかた教えます」「ホネホネ学」など30冊 下関市立中央図書館5階で、恐竜関連本の展示コーナーが開設されている。7月9日まで。1965年に下関市の綾羅木川上流で見つかった化石が国内初の恐竜の卵の化石だったことが判明したのを受け、これを機に多くの人に恐竜や地球の歴史に関心を持ってもらおうと始めた。【上村里花】 下関市内では93年にも吉母海岸でジュラ紀(1億3000万~1億7000万年前)の恐竜の足跡化石が見つかっており、同館の安冨静夫館長は「かつてこの辺りを恐竜が歩いていたと想像すると本当に面白い。これをきっかけに夢を広げてもらえたら楽しい」と話す。展示は「最新恐竜学レポート」や恐竜の特徴別に「飼育法」を解説したユニークな「恐竜の飼いかた教えます」など恐竜に関する本のほか、地球の歴史を岩石から読み解く…
トランクケースに児童書などを詰めて各地に出かけ、読み聞かせやワークショップをする「ヒトヂカラ図書館」を岩出市の男性が立ち上げた。「普段本を読まない人にも物語に触れてほしい」と企画した。5日には和歌山市内の保育園で初開催。今後、走りながら活動内容を考えていく。 立ち上げたのは、紀の川市のJR粉河駅近くの古民家カフェ「創―HAJIME―cafe」スタッフの草下敦司さん(38)。「ヒトヂカラ」は「人力」。「デジタルでなくアナログ的に人と会い、人の力で動かしたい」。そんな希望を込めて名付けた。 トランクに詰める本はファンタジーなどの自らの愛読書。ベストセラー「エルマーのぼうけん」(ルース・スタイルス・ガネット著)などの古典的なファンタジーをはじめ、「怪物はささやく」(パトリック・ネス著)など児童文学にとどまらない作品もそろえている。愛読書約100冊の中から、出張先に合わせて10冊ほどを自ら選書して
図書館総合展のラジオ放送「総合展ラジオ」が放送されます。6月21日19時から、パイロット版として第0回目が放送されます。 Facebook(@libraryfair) https://www.facebook.com/libraryfair/posts/1650546064980224 YouTube(LibraryFair_LIVE) https://www.youtube.com/channel/UC-YXfAmgP4dZeIxu5vG_X2Q/ 総合展ラジオ #000(YouTube) https://www.youtube.com/watch?v=ahstpV-TQpM 参考: E1316 – 公共図書館のOPACでラジオ番組を:シアトル公共図書館の取組 カレントアウェアネス-E No.219 2012.07.26 http://current.ndl.go.jp/e1316 アレ
エンジニアリングやモノづくり分野の技術進化が、今まで以上に地方の課題解決や魅力発掘の後押しとなる。本連載の主役は、かつて“製造業不毛の地”といわれていた沖縄。第9回では、市販のモーションセンサーと3Dホログラムディスプレイを組み合わせ、これまでと異なる形で文化財と触れ合うことができるシステムを開発した国建システムを取り上げる。 今回は、地方自治体の博物館や美術館、歴史資料館といった文化施設の集客増大を狙った話題を紹介したい。 これらの施設では、文化財をガラスケースの中で展示し、説明パネルで興味を喚起するといった展示がほとんどだが、沖縄のシステム開発企業である国建システムは、市販のモーションセンサー(Leap Motion製)と3Dホログラムディスプレイ(Realfiction製)を組み合わせた展示方法を提案している。装置に映し出された3D画像を、手の動きで遠隔操作し、自由に動かせるものだ。
中心商店街の危機・郊外の危機・商業の危機高齢化、人口減少が進行する中、かつて高度経済成長時代に成立した多くの都市や商業のモデルが存続の危機に陥っているのは、すでに多くの人の知るところです。古くは戦前から1980年代頃に至るまで、長く力を持ち続けていたのは中心地区の都市商業でした。そこでは地元商店街に加え、百貨店や駅前立地型の大型スーパーが商業の核となりました。しかしその後、居住地域の郊外化とともに、郊外にロードサイド店舗が林立し、大型ショッピングモールが進出していく中で、売り上げ低下に見舞われた中心商業地区は、商店主の代替わりもかなわず次々と廃業を余儀なくされ、加えて商業の覇者ともてはやされた百貨店も存続の危機に陥っています。 しかしながらその後、一時隆盛を極めた郊外商業も、21世紀を迎えて以降、高齢化・人口減少に加え、オンラインショッピングにも押される形で、次第に厳しい売上状況が明らかに
「阿仁鉱山 銅山働方之図」。鉱山の作業場に女性の姿が多く見られる。中には赤ん坊を背負った女性も......(秋田大学「鉱山絵図・絵巻デジタルギャラリー」 写真を拡大 秋田大学の図書館が2016年春に公開した「鉱山絵図・絵巻デジタルギャラリー」が話題となっている。江戸時代の鉱山の絵図や絵巻を撮影した高精細なデジタル画像を、ウェブ上で自由に拡大したり、回転したり、操作できる優れた仕組みだ。絵図の上に書かれた手書きの崩し文字も、読みやすい活字風の書体に変換できるという。 Jタウンネット編集部は17年6月、秋田市にある秋田大学図書館に電話で話を聞いてみた。 長崎・出島のミュージアムから問い合わせ...? 電話で答えてくれたのは、秋田大学図書館の情報推進課の杉山禎広さんだ。 「デジタルギャラリーの目的は、秋田大学の前身・旧制秋田鉱山専門学校時代から受け継いだ貴重な資料を、広く知らせることです。デジタ
南海和歌山市駅前に移転予定の新和歌山市民図書館について、和歌山市は図書館の管理、運営を民間に委託する「指定管理者制度」を導入する方針を固めた。サービスの向上と来館者数の大幅増が狙い。導入が決定した場合、県内の公立図書館では初の民間運営の図書館となるという。 同図書館は、南海電鉄(大阪市)が整備を進める同駅の再開発事業の一環で、新市民図書館は、平成31年10月に開設予定の公益施設棟内に移転。基本設計では、新図書館は4階建て。1階は観光情報コーナーや新聞、雑誌の閲覧、イベントの開催などが可能なスペースを設ける。2階は育児関連の書籍を集めたスペースや子育て支援室、飲食が可能なラウンジを設置し、市民の憩いの場に。3階は学習室やインターネット環境を整備し、4階は約20万冊の一般図書を並べる。また、屋上には庭園を整備し、緊急時の避難先としての機能も備える
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