学習室整備の事業費の内訳は、内装工事150万円、学習用机といすの購入220万円、問題集などと書架の購入100万円、無人貸出・返却機の設置500万円となっている。 このうち、内装工事および机などの購入には、過年度のふるさと納税を積み立てたふるさと基金からの繰入金を活用した。また、問題集などの購入には、市内企業からの寄付金を充てる。秦野市によると、家庭環境に左右されない学習環境を整え、青少年の健全育成や子育ての支援を図りたいという学習室整備事業の趣旨に共感した企業による寄付だという。 貸出・返却機の設置費用分500万円については、ふるさと納税制度をクラウドファンディング的に活用。ふるさと納税による寄付を募り、設置の費用に充てる予定だ。12月末まで募集しており、9月末時点で170万円が集まっている。これが500万円に満たなかった場合、ふるさと基金からの繰入金で補う予定だ。 貸出システムのメンテナ
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