2011年に「編集室屋上」という出版レーベル(会社ではないので自分ではこう呼んでいます)を始めたのと同時期に、「東京野球ブックフェア」というイベントを始めました。イベント運営は編集室屋上名義ではないので「版元日誌」の名にそぐわないかもしれませんが、このイベントについて書かせていただきます。 「東京野球ブックフェア」は「野球の本のお祭り」と称して、新刊本の出店ブース、野球一箱古本市、トークイベントなどから成るもので、基本的に毎年1回の開催をしています。回を重ねるごとにじわじわと規模が大きくなってきて、一番最近の本開催では新刊ブースで30以上、古本も10ブース、その他の催しやコーヒー出店などもあり、二日間の開催を盛況に終えることができました。入場無料のイベントゆえ、入場者数のカウントが難しいのですが、配布物などから一日開催時で500人ほどの方にご来場いただいていると把握しています。 このイベン