読書感想文全国コンクールの公式サイトには「紙媒体での書籍に限りますのでご応募いただけません」と書かれており、衝撃が広がっている。
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6月に業再生ADR手続を申請し、経営再建に入ることとなった大手書店チェーン「文教堂グループホールディングス」。その詳細と首都圏「リアル書店」の今後について、都市商業研究所の若杉優貴さんが解説します。 渋谷駅から徒歩約7分。渋谷から原宿に続くキャットストリート近くにある商業ビル「ココチ」2階には、「文教堂書店カルチャーエージェント渋谷店(以下、CA渋谷店)」がかつてありました。 規模は大きくないものの、「書店 + ホビー + カフェ」の複合業態でアニメなどとのコラボイベントが開催されていたこともあり、文教堂書店の新時代の旗艦店として多くの人で賑わっていました。しかし、2019年6月28日(金)に惜しまれつつ閉店。現在は空き店舗となっています。 同店を運営する文教堂グループホールディングスは2013年8月期以降、赤字から抜け出せず、2018年8月期には約2億3000万円の債務超過に。東京証券取
7月1日に藤沢駅前の商業施設「ODAKYU湘南GATE」(南藤沢)6階に移転した、藤沢市南市民図書館の来館者数が好調だ。藤沢市民会館と同じ敷地内の旧館(鵠沼東)だった昨年と比べると3倍近くに急増。アクセスの良さや開館時間を延長したことなどが奏功したとみられる。 ◇ 同館によると、オープン初日は4千人を突破し、以降2〜3千人台を推移。7月の単月平均は約3200人で、約1200人だった旧館の3倍近い。また本を借りるための新規登録者数は1日平均10人未満だったが、移転初月だったこともあり、同月は平均で120人を超えた。 同館の渋谷宇一郎さんは「駅の距離感や開館時間など利便性が高まったことで、各世代の来館者が増えた。ビジネスマンなど市内在勤者の利用も増加したように感じる」と話す。 旧館は老朽化などに伴い、同施設内への暫定移設が決定。従来課題だったバリアフリー化を図った上で、同じフロア内に藤沢市民ギ
小説もミステリーも面白く ○…地元の旭図書館を舞台にした作品「図書館の殺人」(2016年、東京創元社刊)。作品の裏話などを明かす講演会と事件現場を再現するツアーが先月、旭図書館で行われた。地元での講演会は初めて。作品の舞台を旭図書館にしたことを最初は伏せていたが、「ばれてしまっていた」と苦笑い。ツアーという試みに意外性と新鮮みも感じた。 ○…父に連れられて、3歳ごろから週1回は旭図書館に通っていた。小学校低学年のときに「ハリー・ポッターシリーズ」をはじめとした海外のファンタジー小説にはまった。「分厚い本を読んでいると偉いと思っていた」。同級生に影響を受け、高校時代からミステリー小説に熱中。アメリカのミステリー作家エラリー・クイーンに憧れ、明治大学進学後はミステリー研究会に所属した。創作をはじめ、文学賞の応募にも挑戦。在学中の12年、母校の希望ヶ丘高校を舞台にした作品「体育館の殺人」で第22
岐阜県図書館(岐阜市宇佐)が電子書籍を利用できる新サービスを開始した。学術書や専門書を中心とする紀伊國屋書店の電子図書館「KinoDen」を活用。電子書籍サービスの導入は東海地方の県立図書館で初めてという。 利用できる電子書籍は、ビジネスや健康、医療、法律の専門書、辞書など700冊以上あり、パソコンやスマートフォンを使って24時間、無料で閲覧できる(通信料は自己負担)。 1冊につき1人だけ利用できるが、2人目以降も試し読みはできる。一定時間操作をしないと自動的に閲覧をやめる。全文から言葉を検索できるほか、しおりを挟んだり、マーカーで書き込んだりできる。 7月初旬からサービスを開始し、およそ1カ月で1300件以上の利用があった。 実際の県図書館の利用者は岐阜、西濃地域に住む人が中心だが、電子書籍は遠隔地からいつでも利用できる。県図書館の担当者は「使い方の幅が広く、より多くの人に県図書館に親し
豊川市は、中央図書館長寿命化計画策定業務をランドブレイン名古屋事務所(名古屋市東区)に委託した。今後、10年間で見込まれる補修内容の項目や改修工事のスケジュールを検討する。履行期間は2020年3月24日まで。
お薦めの本を紹介し、聴衆が最も読みたい1冊を投票で選ぶ「ビブリオバトル」の普及に貢献したとして、佐世保市立図書館(宮地町)が、全国組織「ビブリオバトル普及委員会」のビブリオバトル・オブ・ザ・イヤーで優秀賞に輝いた。同賞の受賞は長崎県内初。担当者は「予想外の賞」と喜んでいる。 ビブリオバトル・オブ・ザ・イヤーは、特色ある活動を続ける個人や団体を表彰するため2016年に創設された。本年度は学校や図書館、飲食店など自薦・他薦を含め64の個人・団体が参加。最高賞の大賞候補になる優秀賞に4件が選ばれた。 佐世保市立図書館は16年からビブリオバトルを開いている。PRのために昨年度から賞に応募。本年度は個性的な取り組みの個人・団体を表彰する特別賞で参加したが、より上位の優秀賞を得た。 市内の僧侶が発表者として参加する「ボウズ・ビブリオ」など斬新な企画を生みだした。また、学校や地域の社会福祉団体、民間サー
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