AIなど先端技術に投資 電子書籍の配信などを手がけるBookLive(ブックライブ、東京都港区)は、2025年までに売上高を現在の4倍に拡大する。特に需要が高いジャンルである漫画配信を中心に、プロモーションの強化や新規事業で競争力を高める。同社は凸版印刷の子会社。前身のビットウェイは日本初の携帯電話向け電子漫画配信サービスを手がけた。現在は国内最大級の電子書籍ストア「ブックライブ」などの事業を展開しており、売上高は約100億―200億円規模とみられる。(国広伽奈子) 中核のストア事業は競合企業が多いにもかかわらず差別化が難しく、サービスの独自性が課題。ブックライブは、出版社と連携した漫画の先行配信などのプロモーション戦略が効果を挙げており、今後もコンテンツを生かした訴求に力を入れる。 併せて、作家・作品を取り巻く環境のデジタル化に対応した商流の構築や、イラスト・漫画制作の学習動画の海外配信
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