第162回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)で、芥川賞候補に八戸市出身の木村友祐さん(49)=東京都在住=の「幼な子の聖戦」(「すばる」11月号)、直木賞候補に同市出身の呉勝浩(ごかつひろ)さん(38)=大阪府在住=の「スワン」(KADOKAWA)が選出されたのを受け、同市内の書店が、特設コーナーを設けるなど応援企画を展開中だ。選考会が行われる15日には、八戸ブックセンターが受賞者発表や記者会見生放送のパブリックビューイング(PV)を開催。地元から、八戸出身作家のダブルノミネートを盛り上げる。 「八戸のみなさんへ」。成田本店みなと高台店、くまざわ書店八戸店など複数の書店では、呉さん直筆メッセージ入りのポップを設置している。成田本店はポップと共に「スワン」のサイン本を店頭に並べたが、候補の発表もあってすぐに売り切れ。「スワン」自体が入荷待ちの状態だ。 伊吉書院は西店、類家店でそれぞれに候補
宇治市や木津川市など京都府南部で、図書館の書籍が大量に投棄された問題で、新たに図書館の所蔵とみられる本147冊が、宇治市二尾の乗馬クラブの敷地内で見つかったことが23日、宇治市図書館などへの取材で分かった。うち48冊は同館の蔵書という。 同館などによると、今月7日、京都府立図書館から宇治市図書館に「図書館資料が大量に投棄されていると電話があった」と連絡が入り、宇治署に通報。同署員が確認したところ、乗馬クラブの入り口付近にある馬の銅像の土台裏側に、約10束分の本が捨ててあったという。 図書館本の不法投棄は5月に宇治市、宇治田原町、木津川市の計5カ所で相次いで見つかり、被害が確認されたのは京都府南部を中心に11自治体図書館の約千冊。 また、図書館本の大量投棄を受け、城陽市立図書館が盗難届を城陽署に出したことが23日分かった。盗難届の提出、受理は初めて。 同館や城陽署によると、同館の被害は158
京都府南部で図書館所蔵の書籍が大量投棄されていた問題で、捨てられた図書は13館計999冊(23日現在)に上ると、宇治市教育委員会が28日の市議会文教福祉委員会で報告した。いずれも貸し出し手続きは取られておらず、利用者による最も新しい最終返却日は今月5日で、それ以降に持ち出された本もあることが分かった。 市教委によると、被害は京田辺市図書館分が241冊で最も多く、宇治市図書館226冊、城陽市図書館154冊など。不明も72冊あった。 宇治市図書館分226冊の購入時点での金額は計約38万円(不明、寄贈本除く)。内訳は、6年間所在が不明で除籍になった書籍が103冊、2~3月に行う蔵書点検で不明だったのが116冊、蔵書点検後に持ち出されたとみられるのが6冊、除籍後、データを削除していたのが1冊。利用者による最終返却日は2010年1月6日から今年5月5日までだった。 議会で、市中央図書館の安田美樹館長
京都府宇治市や木津川市で図書館の蔵書とみられる本が大量に投棄されていた問題で、木津川市教育委員会は16日、別の場所で新たに84冊が見つかったと発表した。さらに京都府宇治田原町の山林でも、同日までに約200冊が捨てられていることが分かった。府南部での図書の投棄は計4カ所で、合わせて800冊を超えた。 木津川市教委などによると、新たな投棄が見つかったのは同市山城町の市道側溝。同日午前、市内の男性から「図書が投棄されている」と通報があった。同町椿井から神童子にかけて1キロ範囲内の4カ所で、15~30冊程度ずつ捨てられていた。同市や宇治市、京田辺市などの図書館のラベルが貼られたものがあったが、ひもで束ねられてはいなかった。見つけた男性は、「4、5日前からあった」と話しているという。 宇治田原町の約200冊は、同町禅定寺の林道脇の山林で見つかった。同町教委などによると、町民からの連絡で8日に把握した
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