調査会社のICT総研は2011年8月2日、タブレット端末市場の予測結果を発表した。2011年(1~12月)の国内タブレット端末市場における総出荷台数は188万台。そのうち、米アップルのiPadが158万台(シェア84.0%)を占めると予測する(図1)。 一方、2015年における国内総出荷台数は557万台と予測した。iPadは、その過半数にあたる302万台とみる。ICT総研は2015年までにおけるOS別市場シェアの動向について、「2012年にはAndroidやWindows OSを搭載した製品の出荷台数が倍増する見込みだが、すでに圧倒的なシェアを確保したアップルの優位が揺らぐことはない」としている。