Docker Machine、Docker Swarm、Docker Composeの3つの機能を組み合わせることで、Dockerの環境がない状態から、Docker環境を構築し、分散アプリケーションのための動的なクラスタを構成し、そこへアプリケーションをデプロイすることがすべてコマンドと構成ファイルによって実行できるようになります。 これによって分散アプリケーションが簡単にクラスタ環境ごとポータブルになり、かつ動的な構成と運用が容易になると説明されています。
以前、 OpenVz コンテナだった私の” ホームクラウド “と、 私があらゆるビルドに関して”ビルドサーバ”のリビルドを推奨するようになったワケ について書きました。 Docker はあっという間に私のお気に入りのツールに仲間入りしました。限りなく静的なサーバ環境を作り出す繰り返し可能なビルドを作成するという考え方が気に入ったからです。 今回は、私がDockerを使用する中で繰り返し現れるようになったいくつかのパターンを説明します。どれも特段に目新しいものでも非常に驚くようなことでもありませんが、皆さんにとってそれが役立つものであり、また皆さんがDockerを使用する中で遭遇するパターンについても聞くことができれば幸いです。 私がDockerを使って色々なことを試す根本にあるのは、データを喪失することなくDockerコンテナそのものが自由に再作成できるよう、ボリュームにあり続ける状態を維
本記事はDocker Advent Calendar 2014の1日目の記事です. Dockerによるコンテナ化はリソース隔離として素晴らしい技術である.しかし,通常は1つのコンテナに全ての機能を詰め込むようなことはしない.マイクロサービス的にコンテナごとに役割を分け,それらを接続し,協調させ,全体として1つのサービスを作り上げるのが通常の使い方になっている. コンテナ同士の接続と言っても,シングルホスト内ではどうするのか,マルチホストになったときにどうするのかなど様々なパターンが考えられる.Dockerが注目された2014年だけでも,とても多くの手法や考え方が登場している. 僕の観測範囲で全てを追いきれているかは分からないが,現状見られるDockerコンテナの接続パターンを実例と共にまとめておく. なお今回利用するコードは全て以下のレポジトリをcloneして自分で試せるようになっている.
docker_memo.md Dockerに関するメモ Dockerと付き合っていく上で考えるべきことのメモ The Twelve-Factor App を熟読 http://12factor.net/ http://twelve-factor-ja.herokuapp.com/ (ja) Dockerは要するにこのTwelve-Factor Appを実現するためのインターフェースなので、 選択に悩んだらここに戻ってくると良い。 コードベース (Codebase) バージョン管理されている1つのコードベースと複数のデプロイ 依存関係 (Dependencies) 依存関係を明示的に宣言し分離する 設定 (Config) 設定を環境変数に格納する バックエンドサービス (Backing Services) バックエンドサービスをアタッチされたリソースとして扱う ビルド、リリース、実行 (Bu
Linuxをサーバ用途に使う場合、クリーンな環境を保つため、XやGNOMEなどをインストールしないことが多いと思います。とはいえ、ちょっとした調査などでデスクトップ環境があれば作業効率が上がるケースもあります。そこで、Dockerを使って、独立した環境でLinuxデスクトップを使えないか調べてみました。 結論としては、XfceやLXDEなら動作しました。GNOMEやUnityは動作しませんでした。日本語入力は要調査です。 とりあえず、DockerでUbuntu Desktopを使うための手順を残しておきます。参考まで。 暫定手順 新しいコンテナを実行します。 docker run -p 5901:5901 -it ubuntu:latest /bin/bash コンテナ内で以下を実行します。 apt-get update apt-get install xfce4 tightvncserv
Update 20/01-16: Updated installation instructions for the latest versions of Docker, Fig and Ruby. Docker is a platform for building, shipping and running all sorts of applications (source). It’s a very powerful and extensible alternative to other forms of virtualization and platforms like Heroku. This post described the steps I’ve taken to get an existing Rails app onto Docker using Fig. Install
We are investing a lot of research and development time into leveraging Docker in the next generation of our internal infrastructure. One of the next components we need to build out to full maturity is being able to dynamically route web traffic from our Nginx load balancers to internal Docker containers in a performant way. We are very passionate fans of the work of HashiCorp at Belly, and they r
はじめに boot2docker + figで始めるDockerコンテナ・オーケストレーションで書いた通り、Docker 1.3がリリースされました。 DOCKER 1.3: SIGNED IMAGES, PROCESS INJECTION, SECURITY OPTIONS, MAC SHARED DIRECTORIES 今回はDocker 1.3の新機能を試してみたいと思います! やってみた docker exec 起動しているコンテナに対してプロセスを実行するdocker execコマンドが追加されました。例えば以下のようにコンテナを起動します。 $ docker run -d dockerfile/elasticsearch 7fa04e67eec8e44dd6f84f58eb74d7130dd5cdf3b13091f0369b2da2a30a78f9 docker psコマンドで
最近プライベートなプロジェクトのCIにはcircleciとかが人気なんでしょうかね。 GitHub 時代のデプロイ戦略 - naoyaのはてなダイアリー 近頃のCIサーバはアプリケーションのテストだけじゃなく、インフラのテストやデプロイ、ChatOpsなどgitやチャットツールなど他のシステムと連携した自動化のための必須プラットフォームといった感じになってきてる。とはいえ、趣味で開発しているプロダクトに余計なコストはかけたくない。ああ、でもやっぱCIはしたい。 そんなわけで以前から契約だけしていて放置気味だった、さくらのVPSの1GにjenkinsをたててオレオレCIを育てているのでその辺のことを書いてみる。CIの実行環境はDockerを使って仮想化し、ジョブの内容はTravisやcircleciのようにリポジトリ側のyamlファイルに記述できるようにしてみた。構成をざっくりと図解すると以
はじめに みなさんDocker使われてますでしょうか? 自分はDockerをよく使ってるのですが、使ってるうちにいろいろと不満が出てきました。 デプロイスクリプトとか書かないでデプロイしたい Dockerfileを書くとメンテしないといけなくなるので、書かないで使いたい 組織とかで使う場合に、それぞれが各々のDockerfileを書くことになるので、一貫性を保つのが難しい Docker単体だとImmutable Infrastructureの仕組みを自前で作らないと実現できない あんまり設定とかしなくてもRailsアプリケーションが、すぐ動かせる環境を構築したい 要するにHerokuのようなPasSを開発サーバーに建てることができればいいなと思ってたわけです。 そこでDockerベースのHerokuのようなPaaSを実現できるDokkuを試してみました。 先日DokkuをフォークしたDok
MOONGIFTはオープンソース・ソフトウェアを紹介するブログです。2021年07月16日で更新停止しました Dockerは仮想化技術なので、ハードウェアの台数によらず仮想環境(コンテナ)を立ち上げられます。その中ではコンテナの垣根を越えて連携させたいと思うことも多いでしょう。そのための仕組みとしてリンクがありますが、より大規模なネットワークを構築する場合はWeaveを使うのが良さそうです。 Weaveの使い方 WeaveはDockerコンテナで仮想的なネットワークを構築するソフトウェアになります。まずはUbuntuなりでダウンロードします。 $ sudo wget -O /usr/local/bin/weave \ https://raw.githubusercontent.com/zettio/weave/master/weaver/weave $ sudo chmod a+x /us
CoreOSはDocker用に作られたとても小さなLinuxディストリビューションです。その中で提供されている大きな3つの機能として、Docker/etcd/fleetが知られています。この3つを組み合わせるとクラスタリング構成がとても簡単に実現できるようになります。 ということでさくらのクラウドを使ってフェイルオーバーする所までをトライしてみます。 サーバを立てる 今回は3台のサーバを立てます。OSは全てCoreOSになります。サーバの追加を行う際にアーカイブ選択で CoreOS 367.1.0 (stable) #112600559854 を選択します。後、今回は管理ユーザのパスワードを入力しています(理由は後述)。複数台のサーバを使いますのでホスト名を忘れずに設定しておきます。 サーバ追加画面。アーカイブからCoreOSを選びます。 CoreOSの設定 CoreOSはとてもシンプルな
概要 Datadog というモニタリングサービスを利用して Docker コンテナの CPU やメモリなどのメトリクス収集・監視とコンテナの死活監視をするという話。 Datadog を使うメリット Docker をどうモニタリングすべきかのモデルとなる Datadog のエージェントは、 Docker が依存する Linux の "namespace" と "cgroup" が提供するメトリクスを 15 秒ごとに収集することでモニタリングを行っている。また Docker コンテナをどうモニタリングするか・どうメトリクスを収集するか・どんなメトリクスがあるかを学ばさせてもらっている。 参考: "How Docker monitoring works" Monitor Docker with Datadog - Datadog Blog コンテナへ自動でタグ付け Datadog は Docke
PaaS勉強会で Kubernetes の話をした でも触れましたが、PaaS勉強会の発表では時間の都合もあり、Kubernetesを使う側としての情報を中心に話しました。 が、発表会後「○○の中身はどうなってるんですか?」みたいな質問をいくつかもらい、やっぱエンジニアとしては中身が気になるよねえと。 自分もKubernetesについてコードレベルまで読み込んでいるわけではないのですが、これから何回かに分けて、Kubernetesの中身について調べていこうと思います。 Cluster Architecture Kubernetesの仕組みを知るには、まずはKubernetesのリポジトリにある Kubernetes Design Overviewを読むとよいでしょう。 今回はこのDesign Overviewをベースに、いくつか情報を追加して解説しようと思います。 Kubernetes
グーグルがオープンソースの世界に戻ってきた、それも大々的に。このところファイアーウォールの外に会社の発明を公開するケースが増加中だが、グーグルはさらに大きな一歩を踏み出した。 6月、グーグルが、Linuxアプリケーション・コンテナ管理ツールである「Kubernetes」プロジェクトをオープンソース化して、大ニュースになった。(このコンテナというのは、一種のソフトウェア「ラッパー」で、任意のプログラムをどんなコンピューター上でも、面倒なカスタム化の必要もなく動作させる事ができるものだ)要するに、グーグルは、オープンソース・コミュニティに自社内部用ツールを手本にしたアプリケーション・アーキテクチャを提供したのだ。ちなみにKubernetesはギリシャ語の直訳で「船の操舵手」を意味する。 クレイグ・マクラッキーグーグルは、単独で自社コードを公開したのではない。マイクロソフト、Red Hat、IB
In previous blog, I explained a method ( oci-systemd-hook) to run systemd gluster containers using oci-system-hook in a locked down mode. Today we will discuss about how to run gluster systemd containers without ‘privilege’ mode !! Awesome .. Isnt it ? I owe this blog to few people latest being… Continue reading
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