【6月17日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)は16日、イスラエル軍が支援物資の流入を増やすためにガザ南部のルート周辺で軍事活動を毎日11時間停止すると発表したことを受け、数か月ぶりに比較的平穏な一日を迎えた。国連(UN)は、ガザで飢餓の恐れがあると繰り返し警告していた。 イスラエル軍は声明で、「ケレムシャローム(Kerem Shalom)検問所から北に向かうサラアルディン通り(Salah al-Din Road)沿いで当面、毎日午前8時から午後7時まで人道目的のため局地的かつ戦術的に軍事活動を一時停止する」と発表。 一方で、「ガザ南部での交戦は中断していない」とし、16日には南部での戦闘で兵士1人が死亡したと明らかにした。 イスラム組織ハマス(Hamas)が実効支配するガザの民間防衛当局の広報担当者はAFPに対し、「(イスラム教の犠牲祭)イード・アル・アドハ(Ei
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