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ブックマーク / animationbusiness.info (25)

  • 文化庁、メディア芸術ナショナルセンター整備に向け予算要望 9300万円計上

    アニメ、マンガ、ゲーム、特撮などの文化ハブとなる「メディア芸術ナショナルセンター(仮)」の整備に向けて、文化庁が格的に動き出す。2024年8月30日、文化庁が財務省に提出した令和7年度概算要求に「メディア芸術センター(仮)の整備」の予算が盛り込まれた。 関連予算は「国立文化施設の機能強化」に組み込まれており、独立行政法人国立美術館の新規事業として9300万円を要求する。「産業界と連携し、メディア芸術ナショナルセンター(仮称)の機能を有する拠点の整備を推進する」と説明している。 文化庁はこのほか国立美術館の新規事業として「美術品のデジタル化推進とコレクション管理業務標準化事業」としても1億5200万円を計上している。こちらもアニメ、マンガ、ゲーム、特撮にも関連している可能性がある。 メディア芸術ナショナルセンターは、長年、アニメ、マンガ、ゲームなどの分野で関連資料の収集・保存、調査研究、展

  • Spotifyでアニメ音楽急伸、21年比で4倍 アニメのグローバルハブをリニューアル

    音楽配信の世界的大手プラットフォームのSpotifyが、日のアニメ音楽の世界配信に力を入れている。日アニメの関連楽曲を集めた「アニメハブ」をグローバル向けにリニューアルし、海外輸出の強化に乗りだした。 Spotifyはスウェーデン・ストックホルムに社を持つグローバル規模の音楽プラットフォームだ。2008年にサービスを開始、デジタル配信時代のニーズを追い風に急成長し、現在は1億曲以上の楽曲を提供する。ユーザー数は世界6億2600万人以上、このうち2億3900万人以上が有料のプレミアム会員になる。音楽ビジネスにおける影響力は絶大だ。 アニメへの積極姿勢の背景には、昨今の日のアニメ音楽の世界的な人気上昇がある。昨年からYOASOBIアイドル」やCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」などアニメ発のグローバルヒットが続くが、そうした現象はSpotifyの視聴数

  • 東北新社に投資ファンドがTOBと非公開化を提案、検討委員会設置 | アニメーションビジネス・ジャーナル

    2024年7月24日、東北新社はシンガポールに拠点を持つ投資会社3D Investment Partners (3Dインベストメント・パートナーズ)より株式非公開化を前提にした公開買付(TOB)の提案を受けたと明らかにした。3Dインベストメントの提案では、まず3DインベストメントがM&Aを目的としたSPC(特別目的会社)を設立し、東北新社への公開買付を実施、そのうえで少数株主の株式を買い取って非上場化する。非公開企業として企業価値の向上を目指すとの流れだ。 東北新社は今回の提案を「真摯な買収提案」に該当する可能性が高いとして、特別委員会を設置のうえ検討するとした。特別委員会は、東北新社の取締役会、支配株主である植村久子氏、3Dインベストメントのいずれからも独立した社外取締役5名から構成される。 東北新社は1961年に植村伴次郎により洋画吹替え・配給会社として設立された。その後、CM制作に進

  • 長編で活躍目立った日本勢、短編・学生に課題 2024年のアヌシー国際アニメーション映画祭

    ■長編オフィシャルコンペの1/3を占めた日勢 6月8日から14日までフランスで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭は、アニメーション分野では世界最大規模として知られる。短編から長編、シリーズ、MVやXRまで幅広いジャンルを取りこむことで、近年は業界への影響力も大きくなっている。主催者CITIAの発表では、今年は過去最大延べ12万5000人の参加者があったという。 そうしたアヌシーのパワーを活用したいと、近年は日の作品やアニメーション業界関係者の姿をアヌシーで見る機会も増えている。 2024年にとりわけ活躍が目立ったのが、長編映画だ。オフィシャルコンペティション長編部門には今年12作品のノミネートがあったが、日から『化けあんずちゃん』、『きみの色』、『窓ぎわのトットちゃん』、『屋根裏のラジャ-』の4作品が上映され全体の1/3を占めた。 もうひとつの長編部門コントレシャンコンペテ

  • IGポート売上利益過去最高、制作マイナスも「SPY × FAMILY」「ハイキュー!!」でライセンス急伸

    2024年7月12日に発表されたアニメ会社IGポートの2024年5月期の連結決算が、これまでの見通しを超える好調であった。連結売上高は118億4100万円と6.1%増になったほか、営業利益は12億2500万円(23.6%増)、経常利益13億8000万円(38.1%増)、当期純利益は11億5800万円(51.1%増)だった。 IGポートは版権事業の好調を理由に4月12日に業績見通しの上方修正をしている。しかし実際の業績はこれをさらに上回り、売上高利益で過去最高を更新した。 業績を牽引したのは版権(ライセンス)事業である。主に製作出資した作品のライセンス運用と権利売上の配分収入になる。この売上高が30億400万円(62.1%増)、営業利益は18億2000万円(282.4%)と急伸した。 売上げで大きかったのは『ハイキュー!!』と『SPY × FAMILY』で、いずれも期中に劇場映画が大ヒットに

  • 「【推しの子】」制作の動画工房 KADOKAWAが子会社化

    現在、大ヒット中のアニメ『【推しの子】』のアニメーション制作スタジオが、KADOKAWAグループに加わることになった。2024年7月11日、KADOKAWAは老舗のアニメーション制作会社動画工房の株式を取得、子会社化すると発表した。取得株式比率や譲渡金額などは公表されていない。 動画工房は1973年設立で50年以上の歴史を誇る老舗のアニメスタジオだ。従業員数 62名と業界では中堅規模となる。歴史が長い一方で、アニメーション制作全体を統括する元請制作に積極的になったのは、アニメーション制作数が増えてきた2000年代後半以降と比較的新しい。ヒット作には『ゆるゆり』、『月刊少女野崎くん』、『NEW GAME!』などがある。ファンの間では丁寧な作画で定評があり、人気も高い。 KADOKAWAが製作する作品を担当することも多く、ビジネス的には近い関係にあった。なかでも2023年にKADOKAWA

  • サイバーエージェント×林士平 漫画家育成アパートメントプロジェクト開始 才能発掘を目指す

    サイバーエージェントと敏腕マンガ編集者として知られる林士平氏が、新しい才能発掘を目指したユニークな取り組みをスタートさせた。サイバーエージェントは、マンガ家志望者だけを対象にした居住施設「MANGA APARTMENT VUY」のプロジェクトを開始する。2025年3月の入居開始に向けて、入居志望者の募集を開始した。 「MANGA APARTMENT VUY」では、居住費や光熱費などの費用はVUYが全て負担、費や生活費もサポートする。未来に可能性のあるマンガ家に、マンガを描くことだけに集中できる環境を提供するとの考えによるものだ。 寮長・プロデューサーとして林士平氏がプロジェクトに参加する。林氏は2006年以来、集英社の編集者として『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』『ダンダダン』など数々の人気作品を生み出してきた。現在は、ミックスグリーン代表取締役として「少年ジャンプ+」の編集にも

  • 米国アカデミーの新会員に いしづかあつこ、岡田麿里、湯浅政明、和田淳ら 

    米国の映画芸術科学アカデミーは2024年6月25日に、年に1回実施される新会員の発表をした。新たにアカデミー会員となるのは487名で、現在の約1万500人に加わる。 日からも20名近くが招かれている。『パーフェクト・デイズ』を主演した俳優部門の役所広司、VFX部門に名前が挙がった『ゴジラ −1.0』の山崎貴監督ら4人のスタッフなど、近年のアカデミー賞受賞・候補作で活躍した人物が多い。 日からの新会員で目立ったのが、短編・アニメーション部門である。今年の新会員は全部で38名だが、内7名が日からと全体の2割近くを占めた。 監督のいしづかあつこ、岡田麿里、湯浅政明、そして短編アニメーションで和田淳、折笠良とアニメーション関係者にお馴染みの名前が並んだ。監督以外でも『この世界の片隅に』で監督補・画面構成を務めた演出の浦谷千恵、ポリゴンピクチャーズの代表取締役でプロデューサーの塩田周三も選ばれ

  • アニプレなどがアニメ制作ソフト開発 ソニーGクリエイター重視を強調

    2024年5月23日、ソニーグループは都内で「ソニーグループ 経営方針説明会」を開催した。代表執行役会長CEOの吉田憲一郎氏、代表執行役社長COO兼CFOの十時裕樹氏が登壇し、現在、そして今後のソニーグループの経営方針、理念、施策などを語った。 今回のプレゼンテーションでは、引き続きエンタテインメント重視の姿勢が際立った。「クリエテイティブシフト」を経営方針のひとつとし、「音楽」「映画」「ゲーム」「アニメ」などのコンテンツ創出はもちろんだが、プロダクツやサービスでもエンタテインメントを支えるテクノロジーとすることで既存の家電・精密事業会社との差別化、深化を図る。 吉田会長はこれまでのソニーは「感動を届けるものを作ること」が中心だったが、現在は「感動を作ること」を目指すと説明する。それがコンテンツであり、それらを支えるのがソニーのテクノロジーというわけだ。 クリエイティブ創出では、アニメに言

  • ウォルト・ディズニー・ジャパン ブルーレイ・DVD事業をハピネットに移管

    国内のビデオソフト市場が緩やかに減少するなかで、映像各社によるブルーレイ/DVDの発売事業の集約が加速している。 2024年5月13日、エンタテイメント商材流通などの大手ハピネットは、2024年10月1日からディズニーブランドの国内ブルーレイとDVDの製造・販売を開始すると発表した。ハピネットの子会社ハピネット・メディアマーケティングが、ウォルト・ディズニーの日法人とホームエンターテイメントライセンス契約を締結した。 現在、ディズニーの国内映像ソフトは、ウォルト・ディズニー・ジャパンが製造・販売をしている。しかし今年(2024年)2月に、国でウォルト・ディズニーは、映像ソフト事業から撤退を表明したばかりだ。米国・カナダでは映像パッケージ事業はソニーグループに移管される。 このため日での同事業の行方が関心を集めていた。しかし北米で事業を受託するソニーグループは、日では逆に3月にソニー

  • テレビ東京ホールディングス 「アニメ・配信」で営業利益の2/3以上

    2024年5月15日、テレビ東京ホールディングス(テレビ東京HD)は、2024年3月期の通期決算を発表した。連結売上高は1485億8700万円(前年比1.6%減)、営業利益は88億3600万円(4.3%減)と微減になったが、経常利益は95億9900万円(2.4%増)、当期純利益は67億3600万円(0.2%増)と過去最高だった。 業績好調は、「アニメ」と「配信」の事業成長が続いているためだ。期間中は放送事業の放送収入が減少したが、配信・アニメ事業が下支えした。営業利益では全体の88億3600万円のうち、約67%にあたる59億6200万円がアニメ・配信事業からになる。 アニメ・配信事業の年間売上は445億3400万円(1.0増)である。このなかには、テレビ東京のライツ事業のほか、テレビ東京コミュニケーションズの音楽関連事業、エー・ティー・エックスのアニメのCS放送、さらに海外向け番組販売、ゲ

  • バンダイナムコフィルムワークス、新進アニメスタジオのつむぎ秋田アニメ Labと業務提携

    秋田県秋田市に社を持つアニメーション制作会社つむぎ秋田アニメ Labが、アニメ製作大手バンダイナムコフィルムワークスと業務提携を開始した。2024年5月14日に公表された。両社はアニメーションを中心とした映像作品と関連 IP の創出で提携する。 バンダイナムコフィルムワークスは、現在つむぎ秋田アニメ Labが制作するテレビアニメシリーズ『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』にて共に仕事をしている。こうした協力関係のさらなる強化を目指す。 バンダイナムコフィルムワークスは、新規作品を継続的に創出する体制を構築することで新たな作品創出力を強化する。つむぎ秋田アニメ Lab は、継続的にアニメーションを制作する環境を構築する。 つむぎ秋田アニメ Lab は、2017年に代表取締役社長の櫻井司が設立した。当初は東京、埼玉を拠点にしていた。その後秋田県秋田市に社を移し、そこから

  • KADOKAWAが5つめのアニメスタジオ設立、代表取締役社長に梶⽥浩司氏

    大手エンタテインメント企業KADOKAWAがアニメーション制作の強化をさらに進めている。2024年5月付けで、新会社のベルノックスフィルムズ設立を発表した。7月に営業を開始する。設立時の社所在地は、千代田区富士見の角川第2社ビルとなる。 ベルノックスフィルムズの主要事業はアニメーション制作で、KADOKAWAにとってはグループ子会社のアニメスタジオになる。KADOKAWAはこれまでに2018年にENGI、2021年にStudio KADAN、2023年にレイジングブルと3つのアニメスタジオ子会社を立ち上げている。また2019年にはキネマシトラスにも出資した。ベルノックスフィルムズは、グループ5社目のアニメスタジオになる。 代表取締役はゴンゾで代表取締役も務め、デイヴィッドプロダクションの創業メンバーでもあった梶⽥浩司氏が就任した。テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズなどがプロデ

  • 2023年国内ビデオソフト売上げ横ばいも アニメ減少続く前年比-8%

    国内のアニメーション関連ビデオソフト売上げの減少が下げ止まらない。財団法人 日映像ソフト協会がまとめる「JVA Report」の国内ビデオソフト売上げ実績によれば、日アニメーションと海外アニメーションのDVDとブルーレイを合算した2023年の国内売上げは268億円で、前年の292億円から約8%の減少となった。 国内市場全体は1152億3500万円と前年比0.4%減と横ばいだったが、アニメーションに限ると前年に続いてのマイナスだった。2022年はその前年から約40%の大幅減少だったため、下落率は大幅に縮まってはいる。 アニメーション売上の8割以上を占める「日アニメーション(一般向け)」(販売用)が、前年の235億円から224億円に減少したことが、減少の理由のひとつだ。しかし下落率は4.5%に留まっており、むしろ「海外アニメーション(一般向け)」(販売用)が23.7%減、「日の子供向け

  • 松竹2024年2月期、回復基調が続く 映像事業は黒字転換

    2024年2月期の通期決算を松竹が発表した。連結で売上高が前年比9.2%増の854億2800万円となり、また営業利益も前期の7億7600万円の損失から35億8400万円の黒字に転換した。コロナ禍から着実に回復途上にある。 経常利益は28億6600万円(110.8%増)、当期純利益は30億1600万円(45%減)。特別利益を41億1000万円、特別損失を18億1800万円計上している。 24年2月期で注目されるのは、主力の映像関連事業の黒字復帰だろう。売上高は458億100万円(11.0%増)と全体の5割以上を占める。営業利益は25億6100万円と前年の13億7100万円の赤字から急回復している。期間中に『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』と配給作品の大型ヒットがあったことが大きかった。 配給はこれらを含めて、邦画9作品、洋画4作品、アニメ

  • U-NEXTの課金ユーザー427万人 Paravi統合効果で大幅増収増益

    配信プラットフォーム大手U-NEXTの業績が急拡大している。2024年4月9日、U-NEXT HOLDINGSは2024年8月期第2四半期決算を発表した。連結売上高は前年同期比13.8%増の1522億4900万円、営業利益は65.7%増の158億1300万円と大幅な増収増益となった。 なかでも動画配信などU-NEXTを中心とするコンテンツ配信事業は、伸びが大きかったひとつだ。第2四半期までに売上高は525億6700万円(36%増)、営業利益は43億7300万円(32%増)と、いずれも3割を超える伸びとなっている。 コンテンツ配信事業の成長は、2023年6月のParaviとの経営統合効果が大きい。それまでおよそ290万人であった課金ユーザーは、統合により一挙に386万人まで拡大した。その後も会員は増え続け、2024年第2四半期末の段階で課金ユーザーは427万人、前年同期比で135万人増にまで

  • 「SPY×FAMILY」「ハイキュー!!」大ヒット、IGポート今期利益が過去最高に

    アニメ製作大手のIGポートは、4月12日に明らかにした2024年5月期第3四半期決算を受けて、2024年5月期の通期業績予想を上方修正した。第3四半期までの業績は売上高と営業利益は前年比で微減であるが、通期予想では売上げと利益の両方が前年を上回る。 連結売上高の予想は過去最高であった22年5月期の118億7200万円に迫る115億9800万円。営業利益は11億2500万円、経常利益は12億5200万円、当期純利益は10億7200万円と、いずれも10億円を超える。これらは過去最高水準になる。 利益の伸びが大きいのは、利益率の高い版権事業の売上拡大にある。製作出資し、グループ企業のWIT STIDUOが制作もする『SPY×FAMILY』のヒットが特に大きい。 期間中に第2期の放送・配信があり、配信・商品ライセンスなどが好調だった。また2023年12月22日に公開した劇場版『SPY×FAMILY

  • TBS、2024年4月からアニメ放送枠拡大 木曜深夜は2時間4番組

    在京キー局のTBSが、グループのJNN系列との協力も得ることで、テレビアニメの全国同時放送を広げる。2024年3月28日に行われたTBS社長定例会見で、アニメ放送の強化が掲げられた。 TBSテレビの佐々木卓社長は会見で、2024年度の抱負として「テレビ番組を強くする」をテーマに取り組んでいると説明。その施策の筆頭にアニメの強化を挙げた。 具体的には、2024年4月からJNN系列の全国同時放送で、5つのアニメ枠を設ける。これまでもアニメは、日曜日16時半からと17時からの2枠、木曜日深夜23時56分の3枠を展開していた。 これに加えて新たに在阪放送局のMBSによる木曜日24時26分からと、名古屋のCBCによる日曜日23時30分の新枠が加わる。MBS新枠は「スーパーアニメイズムTURBO」とブランディングして、「週刊少年マガジン」連載のヤンキーマンガ『WIND BREAKER』のテレビアニメ化

  • AnimeJapan 2024 2日間で来場者数13万人越え、前年比32%増

    2024年3月23日と24日の2日間、東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2024」パブリックデイが、大盛況で幕を閉じた。主催する一般社団法人アニメジャパンは、速報値として総来場者数が13万2557人になる見込みであると発表した。25日、26日開催のビジネスデイの来場人数はこれからとなるため、それも含めると数字はさらに上振れしそうだ。 AnimeJapanは国内のアニメ業界が、アニメの全てを発信するとして2014年にスタート。毎年3月に東京ビッグサイトを会場に実施される。業界あげての一大イベントとしてファンにもお馴染みだ。 しかし2020年、21年は新型コロナ感染症の影響を受けてリアル開催を中止、22年、23年もその後遺症を避けられなかった。2024年は東京ビッグサイトの東展示場1~8を全て活用し、さらに家族向けの「ファミリーアニメフェスタ」、ビシネスデイのリアル開催が5年

  • ソニー・ピクチャーズの映像パッケージ制作・販売事業 ハピネットに移管

    ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、自社が取り扱う全映像作品のビデオグラム(DVD、ブルーレイ)の制作と販売をハピネットに委託する。2024年3月22日、ソニー・ピクチャーズは、ハピネットの子会社ハピネット・メディアマーケティングと映像パッケージの制作及び販売における包括ライセンス契約締結で合意したと発表した。 この契約ではハピネット・メディアマーケティングはソニー・ピクチャーズがビデオグラム化権を保有するすべての作品について、映像パッケージの制作と販売をする。2024年5月1日より、スタートする。 ソニー・ピクチャーズは、米国ハリウッドの大手映画会社の一角で「スパイダーマン」や「バイオハザード」、「ゴーストバスターズ」といった人気シリーズを数多く製作している。邦画でも『キングダム』といった大ヒット作がある。 そうした作品の制作や販売を含む映像パッケージ事業は、これまでは自社が行っ