「これまで数十年、Appleはワールドクラスのハードやソフトを作ることで知られてきた。一方、私たちは少しずつワールドクラスのサービスも増やしつつあるが、今日の発表は全てそれにまつわる話です」――ティム・クックCEOは、こんな言葉で今回のApple Special Eventを切り出した。いわく、ハードとソフトとサービスが、それぞれ継ぎ目なく密接に連携することで他社よりも優れたサービスが提供できるという。 そうして「Apple News+」「Apple Card」「Apple Arcade」「Apple TV+」の4サービスが発表された。これらのサービスが描く新しいライフスタイルの在り方には、まだ夏や秋まで提供が始まらないものも多く、日本での提供が明らかになっているものもない。 だが、そこで紹介された未来のライフスタイルには、日本のユーザーも大きく心を動かされるはずだし、ライバル企業の人々も
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