紹介 山口県の高校・大学教員、学生・生徒約40人が執筆。 2022年度から実施された高等学校のカリキュラム改訂で、「歴史総合」「日本史探究」や「世界史探究」授業の登場という背景をもとに、日本の近現代史でたびたび登場する「やまぐち」と世界との関係を、「地域に暮らす人たちの視点」から語るという形を取りました。 日々の生活や身の回りにある素材・題材から何が見えてくるのか、できるだけ多くの人にわかりやすく伝えたいという熱い思いがつまった一冊となっています。 目次 巻頭言:岩野雅子 序章 やまぐち―世界からの入り口、世界への出口:井竿富雄 第Ⅰ部 古代・中世 第1章 下関で感じる弥生時代:長濱幸一 《コラム1》「火の山」から眺める海峡の歴史:枡野哲平、他 第2章 古代長門・周防両国における金属生産と朝鮮半島:渡邉 滋 第3章 古代長門・周防国の土師氏と中央政界・海外貿易:渡邉 滋 《コラム2》向津具