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ブックマーク / deztec.jp (6)

  • 講義の技術

    女子大初体験(三宅秀道さん) 福耳さんの記事を受けて書いた文章ですが、実際には塾で中学生を教えている大学生向けの内容です。だから偉そうに書いているわけでありまして。適当に読み替えてください。 1. 気になったのが、みんな恥ずかしがり屋なんですね。教室の後ろの方から座るし、周囲の目を気にしてなにか聞いても答えようとしない。正解を答えられなくても、それをきっかけに「考えてみて」欲しいんだけどなあ。どうやって促そうか。 私の経験からいうと、こんな対策があります。 まず、「後ろの方の学生を優先して指名する。その比率は、前半分4に対して後ろ半分6である」と宣言し、実際そのようにすること。ポイントは「指名された者は学籍番号と名前を私に聞こえるようにいいなさい」と指示すること。学籍番号は絶対にメモすべき。名簿にチェックするのがお勧めです。 次に、生徒を指名する前には、全員に考える時間を与え、そして考えた

  • 押し問答するより意見ハガキを書こう

    空港でパソコン作業用に電源を借りようとしたら、職員にルールを盾に断られてイライラ、という話。 富士山静岡空港を使って思ったこと この記事を読んで首を傾げるのは、筆者が末端の職員の対応に不満をぶつけていること。富士山静岡空港が電源サービスを用意していないことへの不満は理解できますが、杓子定規への不満は違うんじゃないか。 現場の職員が、個人的な判断でルールを変更するようでは、組織の運営管理は成り立たない。一般職員の個人的な判断は、ルールがない場合に臨機応変に対処しましょうという範囲にとどめるべきで、様々な議論を集約したルールを場当たり的に崩していくと、いずれロクなことにはならない。 ルールに不備があったとしても、一利用者の抗議によって一般職員の判断で簡単にルールが破られてしまうようではいけない。だから利用者の方も、ルール破りの責任を取れる人と交渉するのが面倒なら、素直に折れてほしい。そして「ご

    trinh
    trinh 2009/11/05
    元エントリーは末端職員の意識が客商売失格だと批判してるのであって、ルールを曲げろとは主張してない。
  • 常用漢字表改訂 雑感

    文化庁 | 国語施策・日教育 | 文化審議会国語分科会 | 漢字小委員会 常用漢字表の改訂について延々と審議中。どういうわけか2008年以降の議事録が未掲載なのだけれども、1~19回の喧々諤々を読むだけでもお腹いっぱい。 結局、何を話し合っているのかというと、行政と国民のコミュニケーションは基的に言語で行われるわけだが、義務教育の範囲外の言葉を弄して行政が国民を騙すようなことがあってはいけない、と。だから公文書で使える漢字や表現には一定の制限が必要である。 ところが現状、例えば大阪の「阪」が常用漢字にない。これでは大阪府は府民に自らの名を名乗ることもできないではないか。仕方ないから、これは例外ということになっている。 現在の常用漢字だけでは実用にならないのが実際であり、なんとなく雰囲気で制限を適当に踏み越えて危ういコミュニケーションが行われているのだけれども、改善されるべき状況なのか

  • 大野左紀子さんをコピペレポート問題から解放する(かもしれない)授業案

    レポートコピペ問題の問題(大野左紀子さん) しかしいろいろ参照したとしても、最終的には「自分で考えて意見をまとめる」という基的なことが教育できない、その重要性すら叩き込めないとしたら、単に教育者や教育システムの問題だけなのだろうか?という疑問は湧く。それは、「自分で考えて意見をまとめる」ことが当に大切なことだとは、世間では思われていないということの現れではないか。 自分で考えることが大切なのではなく、そこはショートカットして自分で考えたかのように振る舞えることが(処世術として)大切、というふうになっているのではないか。それどころか、もしそれが他人の意見だとしても、少なくとも自分よりは頭が良さそうな人の意見に右に倣えで、何が悪いのかと。世の中そんなものではないかと。自分の意見なんかいったいどこで求められるんだ‥‥。 いやいや、堂々と「学生に『考えさせる』なんてくだらない」といっている(下

  • レポート課題の設計法

    1. 私の資料室 みんなの資料広場HAPPYCAMPUS レポート売買サイト ここまで来てるんやね 過去ログ〔レポート課題の出し方(2005-09-10)〕にリンクしても読む人があまりいないから、何度でも同じことを書こうかと思う。 コピペレポート対策の3ステップ とても簡単です。 教官のロゴ入りなど「特殊なレポート用紙」を配布する 「手書き」を必須とする レポートの「行数を指定」する 学生が楽して何も身につかないことを恐れているわけだから、「特殊なレポート用紙」でフォーマットを指定、「手書き」の手間をかけさせ、「行数を指定」し要約や水増しを不可避とすればよい。 「紙をなくした」場合は研究室へ取りにくるよう指示。「プリンタ出力」は零点にする、障害ゆえに手書きが困難な学生は必ず事前に申し出なさい、と言明。「指定行数違反」は1行につき20点ずつ減点する、と説明。ちゃんと下書きして、文字数・行数を

    trinh
    trinh 2008/08/09
  • なぜ学校の先生は「当たり前の仕事のやり方」ができないのか

    1. 慣性のある生活 - 一年目の教師が経験した教育現場(リンク切れ) asahi.com:夢見た教壇2カ月 彼女は命を絶った 23歳教諭の苦悩 - 社会(リンク切れ) どちらもリンク切れなので、もうひとつリンク。 教育って、みんなで「みんな上手く回るように」考えなきゃよくならないのかな 単純には、若い教師一人に教室を任せずに、ベテランを一緒に配置すればいいはず。塾での経験から、そう思う。進学塾はさておき、補習塾では当たり前のように学級崩壊します。経験不足は仕方ない、みんな最初はそんなもの。だから必要な限りずっと、新人バイトのクラスには、ベテランが補助教員として参加します。 財政が逼迫する中、教師の効率的な配置を進めるため、学校の統廃合を強力に推進すべきではないでしょうか。 あと、教育仕事は、その大部分をマニュアル化できます。生徒の個性に合わせて云々といっても、少なくとも文書化される「計

    trinh
    trinh 2007/12/07
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