制服姿の女子高生が個室で簡単なマッサージをしたり、添い寝をしたりする「JK(女子高生)リフレ」と呼ばれる店で、未成年者に有害な仕事をさせたとして、警視庁は27日、東京都千代田区神田佐久間町2丁目の「ソイネ屋」など都内の17店舗を労働基準法違反(危険有害業務の就業制限)などの疑いで家宅捜索した。JKリフレへの同容疑での家宅捜索は全国で初めて。 少年育成課は、アルバイトとして働いていた中学3年生2人を含む15〜17歳の少女50人以上を保護。経営者や店長らに任意で事情を聴いている。JKリフレは昨春ごろから東京・秋葉原を中心に急増。昨年末には都内に80店舗あった。 こうした店は風俗営業法の規制外だが、カーテンなどで仕切られた個室内で未成年者が男性客と接触する業務を有害と判断した。