2009年3月4日のブックマーク (16件)

  • 禁断のマネー増発、挑む価値あり:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 2008年10~12月期の日の実質GDP(国内総生産)はマイナス12.7%(前期比年率)に落ち込んだ。日は、世界の主要国と同様、金融緩和と財政支出による景気刺激策に取り組み始めている。しかし、金融、財政政策ともに日ではその効果について楽観的な声は聞こえてこない。 それはそうだろう。量的金融緩和によるマネー市場のゼロ金利状態は2006年にようやく解除されたが、金利は0.5%に上がっただけだ。それを再びゼロ金利近傍に戻しても景気が救われるとは誰も思っていない。財政支出の拡大で景気対策をするしかないが、既に1990年代の度重なる景気対策の結果、GDP(国内総生産)比率で見て日の政府長期債務残高は先進諸国中最大だ。そこにまた輪をかけて政府債務

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  • 企業と農村の「幸せな結婚」:日経ビジネスオンライン

    「企業」という異分子と巡り遭うことで、疲弊した農村や農業が再び輝き始める――。日の各地を歩くと、そうしたケースを目にすることが増えた。植物工場を運営していた企業の倒産、自治体の経営危機、企業サイドのアプローチなど出遭いの形はさまざま。だが、当事者たちはその関係に希望を見いだしている。 各地で始まった「幸せな結婚」。その多くは小売りと農村、農業とのものだ。販路を持つ企業との融合が隘路にはまった山間僻地や人材不足にあえぐ農業に一条の光を与える。企業に対する農村の警戒感はいまだに根強いが、初めの一歩を踏み出せば、自分たちの新たな魅力に気づくのではないか。動き出した企業とのコラボレーション。農村再生、農業復興の1つの解である。 室内では青白い蛍光灯の光が降り注いでいた。 岩手県住田町にある住田野菜工房。ここは、百貨店の料品街や駅ビルで青果店を展開する九州屋が運営する植物工場である。住田野菜工房

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  • 変化する農村コミュニティー(1):日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 日の国土の約7割を占める中山間農業地域(注)が、行政サービスのコストを引き上げている。中山間農業地域は環境と国土などの面から重要な機能を果たしているが、税収の自然減、少子高齢化を考えると、この地域のために行政の予算を今後も大量につぎ込むことはほとんど不可能だ。 ところが、中山間農業地域の活性化は、地方自治体ではなく農林水産省の役割と決められている。農水省は、効率的運営を目指す地方自治体の努力に水を差してはいないだろうか。 (注)農水省の用語で、平野の外縁部から山間部を指す。 前々回の記事「農水省改革チームの提言は国家を動かすか?」で、農水省が改革チームを発足させ、実施に乗り出したと書いた。石破茂農水大臣はまさか稿によって勇気づけられたわけ

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  • 日本の未来が見える村:日経ビジネスオンライン

    霞が関を頂点とした中央集権的な行政システムが日の国力を奪っている。霞が関は省益確保に奔走、特殊法人は天下りの巣窟となっている。効果に乏しい政策を検証もなく続けたことで行政は肥大化、国と地方の二重、三重行政と相まって膨大な行政コストを生み出している。 さらに、補助金や法令を通じた霞が関の過度の関与によって、地方自治体は「考える力」と自主性を失った。1990年代の景気対策で積み上げた公共投資の結果、末端の市町村は多額の借金にまみれ、住民が望む行政サービスを手がけることもままならない。国と地方の借金総額は約1000兆円。これが、今の行政システムの限界を如実に示している。 増え続ける社会保障コストを賄うため、増税論議が俎上に上がる。年金や医療の信頼を取り戻すためには国民負担が必要だ。それは、国民も分かっている。だが、既存の行政システムには膨大な無駄が眠っている。それを看過したまま増税に応じるのは

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  • 今の資本主義はもう、やめてくれ:日経ビジネスオンライン

    2009年3月期決算での最終赤字を発表したトヨタ自動車を皮切りに、ソニー、パナソニック、シャープ、東芝など日を代表する企業が最終赤字や営業赤字に転落しようとしている。実体経済に痛撃を与えた金融危機。これまで繁栄を謳歌したグローバル資主義経済の1つの転換点と言って過言ではない。 私たちの想像を超える深度で進む危機。一定の周期で訪れるバブルが破裂しただけなのか、それとも既存の社会・経済システムが激変する地殻変動の兆候なのか――。その解を探るには、全く異なるレンズを通して今を眺めることも重要なのではないか。数千年のスパンで文明の盛衰を見つめる環境考古学者に聞いた。(聞き手は、日経ビジネス オンライン記者 篠原匡) ―― 数千年のスパンで人間社会を見つめている考古学者が今の金融危機をどう見ているのか。今日はそれを聞きたいと思ってきました。題に入る前に、安田教授が唱える「環境考古学」とはどのよ

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  • 日経BP

    株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分

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  • 失業苦の自殺者、救出せよ:日経ビジネスオンライン

    “自殺の名所”として知られる福井県の東尋坊。急速な景気の悪化で仕事を失う派遣社員らを含め、自殺者が急増する懸念が強まっている。このため、地元で自殺防止活動を進めるNPO法人(特定非営利活動法人)「心に響く文集・編集局」代表の茂幸雄氏は自殺企図者を立ち直らせるための全国ネットワーク作りに動き出した。 茂代表は福井県警の元警察官。東尋坊のある三国警察署(現坂井西警察署、坂井市三国町)で副署長を務め、定年退職後の2004年にNPOを立ち上げた。毎日、ボランティアらと東尋坊の断崖絶壁を歩き回る。「東尋坊のちょっと待ておじさん」と言われてきた。 東尋坊での自殺者はここ10年間、平均で年30人前後。茂代表のNPOによる保護者数は年30~40人だったが、景気が急速に悪化した昨年11月以降の3カ月弱で一気に15人に達した。しかも、このうち6人が「元派遣社員」だったのだ。 「経団連企業」は門前払い 1月6日

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  • 金融危機で個人金融資産が受けた打撃:日経ビジネスオンライン

    2008年9月の“リーマンショック”による金融市場の混乱は日の株価を直撃しました。日経平均株価はそもそも07年半ば以降から低下傾向にありましたが、08年秋以降急速に下落、12月末には 8860円まで下落しました。これは最近のピークであった1万8262円(07年7月9日、終値)と比べ51%減。半値以下への大幅な下落です。 一方、対ドルレートも07年6月の1ドル=122.6円(月中平均)が直近の円安のピークで、昨年秋以降急速に円高となり、最近では1ドル=90円程度まで円高が進んでいます(図1)。 株価下落の日の家計金融資産への影響 株価や為替のこのような大きな変動が「1600兆円」と言われる日人の金融資産に大きな損失をもたらしたことは、想像に難くありません。実際、昨年末には百貨店や銀座のブランド店の売れ行きが鈍り、ユニクロなど低価格商品の売り上げが好調だったとの声も聞かれました。 世界的

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  • 何もない町を変えた「鍋合戦」:日経ビジネスオンライン

    止まらない高齢化、若者の流出、地方財政の崩壊――。地方経済を取り巻く環境は年々、厳しさを増している。金融危機による景気後退が現実のものとなっている今、地方の活力はさらに削がれていくだろう。疲弊の極みにある地域社会。明るい兆しは見えてこない。 だが、ミクロに目を凝らせば、町の活力を取り戻す動きが現場レベルでは始まっている。その1つが、宮崎県の児湯(こゆ)郡で行われている「鍋合戦」。周辺5町が自慢の鍋を作り、その味を競う、というもの。自分たちの足元を見つめ直し、地域にあるものを再評価する過程で生まれたイベントだ。 今でこそ1万人を集めるようになったが、観光客を呼ぼうと思って始めたわけではない。行政の経済的な支援を受けて始めたわけでもない。自分たちの町を元気にするにはどうすればいいか。住民が膝を詰めて話し合い、手弁当で始めたものである。 多くの市町村は財源不足に苦しんでいる。疲弊した地域社会を活

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  • 働きたい者には等しく機会を与える (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    篠原 匡 ニューヨーク支局長 日経ビジネス記者、日経ビジネスクロスメディア編集長を経て2015年1月からニューヨーク支局長。建設・不動産、地域モノ、人物ルポなどが得意分野。趣味は家庭菜園と競艇、出張。 この著者の記事を見る

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  • 天然疑惑

    テレビ報道によると,クレーマーが増加しているらしい。モンスターペアレントならぬ,モンスターコンシューマの台頭である。ファッションメーカーに勤務するも,そうそうその通りという。それも,10年も前に購入して飽きるほど着用した洋服を持ってきて「変色した」と返金を迫る客とか,考えられないようなケースが,考えられないほど多いのだとか。 先日も,フォーマルウエアをオーダーで購入した顧客が返金を要求しに来たのだという。新品のままなら分かるが,明らかに着用済,クリーニングもせず放置されていたかのような状態で,しかも納品してから数カ月が経過している。それを示して「自分が指定した寸法になっていないことが判明した」と主張するのだが,調べてみると寸法はオーダー票の指定通り。それをやんわりと説明すると客は納得するどころか逆ギレし,「その数値は改ざんされている」とわめき始めた。「で,どう対処したの」と聞くと,再オー

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    tropico_sam
    tropico_sam 2009/03/04
    「天然」を真似しようとしてもダメ
  • 「ハケン切り」の品格:日経ビジネスオンライン

    「派遣切り」という言葉が、いつの間にやらメディア頻出単語のトップに登り詰めている。 奇妙な言葉だ。 朝から何回も聞いていると、なんだかもやもやした気持ちになる。 「派遣を切ることのどこがいけないんだ?」 と、当方にそういう気持ちがあるからだろうか。 そうかもしれない。このもやもやは、「使用済みのペーパータオルを捨てたことを女房になじられた時の気分」に似ていなくもない。 「だってお前、ペーパータオルってのは、捨てるための紙だぞ」 「乾かせば使えるでしょ」 「乾かして使うくらいならはじめから布のタオルを使うんじゃないのか?」 「屁理屈言わないの」 いや、私は、派遣労働者が解雇されることを喜んでいるわけではない。彼らをペーパータオル視しているのでもない。 ただ、切られることがあらかじめわかっている者が切られつつある現今の状況に、しらじらしくもびっくりしてみせているテレビの中の人たちの口吻に、偽善

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  • 日経BP

    株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分

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  • 売れ続ける芸人、島田紳助のすごさに学ぶこと:日経ビジネスオンライン

    『紳竜の研究』というDVDがある。そう、漫才の紳助・竜介の紳竜だ。彼らの全盛期の演目をDVD化したものに加えて、紳助が、漫才師志望の吉の後輩たちに対して、「プロの芸人とは何か」「売れるためには何が必要か」「どのようにして、自分の(芸人やタレントとしての)価値を上げていくか」といったことについて講義した内容も入っている。この後者の中味が、大変面白い。 例えば、売れるために必要な「XとYの法則」というものが語られる。「競争の中で勝ち残り続けるには、『他とは違う自分独自の特色(=X)』と『世の中のトレンド(=Y)』を、どう合致させるかが大事。凡百の一発屋が消えていったのは、Yが変化しているのに気づかず、それに応じて、自分のXを進化させきらなかったから」──。まるで、企業の競争戦略そのもののような話が、具体例を交えて、実に説得力を持って語られる。 ちなみに、漫才の世界で勝ち上がる過程では、(当時

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  • 千代田図書館の利用者“3倍増”を実現させた「クレド」の秘密:日経ビジネスオンライン

    (1) 地元出身のプロの演奏家が地元中学校のオーケストラを教える。教え子たちは老人ホームを訪問し特訓の成果を披露。見慣れたのど自慢番組とは全く違った感動をおじいちゃん、おばあちゃんに持ってもらった。 (2) 日の伝統芸能とはいえ、やや敷居の高い歌舞伎。その歌舞伎の大道具、小道具の動きなど舞台裏の様子までじっくり見てもらうことで、観客に親しみを感じてもらった。 (3) 長年捜し求めていただが、やはりこの図書館にもなかった。図書館コンシェルジュと呼ばれる女性に聞いてみると、このジャンルに強い近くの古書店にあるかもしれないという。ついにお目当てのは見つかり、図書館に礼状を書くことにした。 (4) 同じ図書館へ。図書館コンシェルジュに美味しい蕎麦屋はと聞いてみると、彼女たちの手作りのグルメガイド・ファイルからいくつか紹介してもらった。自分たちが実際に足を運んでオススメできると感じたところしか

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    tropico_sam
    tropico_sam 2009/03/04
    指定管理者
  • 第49回 プロジェクトを成功させる「魔法の言葉」

    プロジェクトを円滑に進める魔法のような言葉があると言ったら,読者の皆さんは信じるだろうか。会話の最初にその枕詞(まくらことば)を付けるだけで,プロジェクトがゴールに向かって自然に歩み出す魔法みたいな言葉だ。プロジェクトメンバーがその言葉を使い始めると,現場の雰囲気がとても前向きになる。 後藤 年成 マネジメントソリューションズ マネージャー PMP PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)としての重要な活動の1つは,プロジェクト関係者(ステークホルダー)と調整してプロジェクト上の問題を解決していくことです。「調整」と一言で言っても,協力的でないメンバーや,なにかと文句をつけてくる担当者,常に威圧的な上司などと調整してプロジェクトを推進するのは,実に骨の折れる仕事です。そんなときに極めて有効な言葉が「プロジェクトの成功のために」という枕詞です。 使い方の例を紹介しましょう。普通なら「品質が

    第49回 プロジェクトを成功させる「魔法の言葉」