元ネタ kotaku.com YALSA(米国ヤングアダルト図書館サービス協会)が2010年の優れたグラ フィックノベルTOP10に、よしなが ふみ著「大奥」を選出したことを 先月ここで触れましたが、今度は " 2009 ジェイムズ・ティプトリー・ ジュニア賞 " に輝いたと海外大手アニメサイトANNで報じてました。 この賞がどのぐらい権威のあるものなのかは寡聞にして知りませんが、 YALSAの時と同じく時代が変わったなぁとつくづく感じましたよ。 恐らく一昔前のアメリカなら、大奥という作品を「男女逆転」という設定 だけでイロモノ扱いし、まともに読もうとすらしなかったんじゃなかろうか。 それが今は、米国図書館だけでなくSF作家の名を冠した賞まで獲得するほど の評価を得るとは。実際、この漫画の内容は奇抜な発想がテーマだけど、 物語の中心は愛憎劇なんで、人種を問わずウケる筈なんですよ。 変な先入