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ブックマーク / blog.ihatovo.com (7)

  • 緒方貞子さん講演会 - 科学と生活のイーハトーヴ

    技官のMさんにチケットをいただいたので、東京女学館へ緒方貞子さんの講演を聞きに行く。ガールスカウトの皆さんが続けてきた「ピースパック」プロジェクト10年記念とのこと。聖心・青学・女学館と名門校が建ち並ぶ地域は、さすがにいい雰囲気。 ピースパックとは難民の子どもたちに贈られるプレゼントで、ノートやスケッチブック、鉛筆に消しゴム、色鉛筆かクレヨン、なわとび、ミニカーなどが入っている。これらをすべて揃えるには2千円以上は優にかかる。子どもたちが少ないお小遣いの中からピースパックを用意するという体験は、「自分には要らないもの」を「施す」慈善事業とはまったく違う何かを教えるだろう。 さて、緒方さんはグレーのワンピースに珊瑚のネックレスをゆったりと垂らして、まあなんとも素敵な方だった。現在の難民および難民を取り巻く情勢をわかりやすくお話しになり、質疑でも小気味よく応答されていた。なんてかっこいい。先日

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    tskk 2019/10/31
  • 順天堂大学医学部の入試について - 科学と生活のイーハトーヴ

    東京医科大を皮切りに、さまざまな医大や医学部で不適切な入試が行われていた可能性が指摘されていた問題で、今回、順天堂大学が、女子や浪人生の受験生を不当に取り扱っていたことを認めた。 https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20181210/0022433.htmlwww3.nhk.or.jp 上記報道にもあるとおり、順大は、女子受験者の差別的取り扱いについて、「大学受験時点では女子のほうが精神的な成熟が早くコミュニケーション能力が高い傾向にあり、判定の公平性を確保するため男女間の差を補正したつもりだった」と “釈明” している。 カッコ付きで “釈明” と書いたのには、もちろん、そんなものが釈明になるはずがないだろう、という憤りを込めている。 私には、自分の子供を順大系列の病院で産んで、とても手厚いケアを受け、いいお産をさせていただいた、という経験がある。

    順天堂大学医学部の入試について - 科学と生活のイーハトーヴ
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    tskk 2018/12/15
    「倫理的問題と正面から向き合うことを避けるために、科学的な見せかけを利用するという態度は、不誠実であり、科学者全体の信用をも落とす行為だ」
  • 南方熊楠展@国立科学博物館に行ってきた - 科学と生活のイーハトーヴ

    南方熊楠生誕150周年記念企画展「南方熊楠-100年早かった智の人-」(2017年12月19日(木) ~2018年3月4日(日))- 国立科学博物館 熊楠といえば、とてつもなく博識の博物学者で民俗学者で、そしてそのふるまいも破天荒で、なんだかすごい人。 水木しげるさんの『楠』の、あの強烈な「熊あん」のイメージが強い方も多いのではないでしょうか。 楠 南方熊楠の生涯 (角川文庫) 作者: 水木しげる 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2015/03/19 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る とはいえ、どうにもすごすぎて、その全体像をとらえきれないのも熊楠です。 今、上野の国立科学博物館で行われている熊楠展では、彼がどうやってその膨大な「智」を集積し、組み立て、発信していったのか、という点から、熊楠の人生と業績を見直す試みをしています。 熊楠

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    tskk 2018/01/31
  • 悩ましき朝ごはん - 科学と生活のイーハトーヴ

    「ドーナツだけの朝ごはん」はダメ? 子どもの朝ごはんについて、こんな記事が話題になっていました。 headlines.yahoo.co.jp はてなブックマーク - 子どもの朝ごはんは「3日連続でドーナツ」――今どき母親たちの“トンデモ朝ごはん”に共感の声も (週刊SPA!) - Yahoo!ニュース このニュースについて、著名な教育者であり、また安倍内閣が設置していた教育再生会議の委員なども務められた陰山英男先生も、ツイッターで以下のようなコメントをしていらっしゃいました。 う~ん、困るなあ。親の朝の苦労もわかるから、頭ごなしに注意とも言えないけど。データ的にはこうした朝ごはんの学習への影響はべないと同じくらい悪いと聞いてる。 3日連続でドーナツ…母親たちのトンデモ朝ごはんに共感も #ldnews https://t.co/cflptOa5Bn— 陰山英男 (@Kageyama_hid

    悩ましき朝ごはん - 科学と生活のイーハトーヴ
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    tskk 2017/04/28
    「なぜその特定の考えや行動を推奨するのかについての意図や根拠があいまいにされたままでいるのは、決して好ましいこととはいえません」
  • それ、もう三木清が言ってた 〜『三木清 教養論集』から〜 - 科学と生活のイーハトーヴ

    現代の知識階級の悲哀は彼等が次第に自分の質を失って無識になるつつあるということである。なるほど彼等は物を読む、けれどもそれは彼等の生の不安に原因を有するところの好奇心に刺戟されてのことであり、そういう風にして唯新しいものを漁っていたのでは好いものと悪いものとの区別も出来なくなり、知識は結局無識に等しい。否、彼等は新しいものと古いものとの区別さえ出来なくなりつつあるのである。 三木清 「講義録狂」(1932年8月) 今年は哲学者・三木清の生誕120年目。 ということで、年明け早々、講談社文芸文庫から『三木清 教養論集』が出ていました。 三木清教養論集 (講談社文芸文庫) 作者:三木 清講談社Amazon 1932年から1941年までの10年間に、新聞や雑誌などに寄稿された比較的短いエッセイの数々が、読書論・教養論・知性論の三部に大きく分けて収録されています。 情熱的で明晰でチャーミングな文

    それ、もう三木清が言ってた 〜『三木清 教養論集』から〜 - 科学と生活のイーハトーヴ
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    tskk 2017/04/17
  • ベルマークをなくしさえすればPTA活動はラクになるか - 科学と生活のイーハトーヴ

    PTAのムダや非効率性を指摘するときに、必ずと言っていいほどやり玉に挙げられるベルマーク活動。 たとえばこの記事でも、 仕事量が多いことや、手間がかかるわりに成果が小さい活動が多いことも、働く親にとって負担と感じられます(例・ベルマーク活動) PTAは働く親の負担? なぜ、なかなか「任意」にならないのか(大塚玲子) - 個人 - Yahoo!ニュース として紹介されていますね。 その割に、ベルマーク活動はなかなかPTAの活動からなくなる気配を見せません。 ベルマーク活動をやめようという議題を持ち出すと、「それをすてるなんて とんでもない」という反応が返ってきて、とても話にならなかった、なんて話はよく聞きます。 ベルマーク活動は、私自身まったくやる気が起きない活動なので、「ベルマークむだ~」「ベルマークやだ~」「ベルマークもうやめよう~」という気持ちはとってもよくわかります。 それでは、ベル

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    tskk 2016/07/18
  • 『花子とアン』の時代の翻訳にまつわる著作権事情 » 科学と生活のイーハトーヴ

    もらったを気楽に翻訳して出版する花子、それでよかったの? NHKで放映中の朝の連続テレビ小説『花子とアン』は、タイトルのとおり、『赤毛のアン』の翻訳者として知られる村岡花子氏の生涯を題材としたドラマです。 先週、ついに花子が『赤毛のアン』の原書である『Anne of Green Gables』と運命の出会いを果たし、ドラマもクライマックスが近づいてきました。 このドラマでは、花子がいろいろな人から英語を手渡され、その魅力を日の子供たちに伝えようと翻訳に取り組むシーンがたびたび登場します。 後に義弟となる村岡郁也さんからは『The Prince and The Pauper』(『王子と乞』)を、そして女学校時代の恩師であるスコット先生からは、『Pollyanna Grows Up』(『パレアナの成長』(または『パレアナの青春』))と、『Anne of Green Gables

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