◆東アジアE―1選手権▽第3戦 日本3―0韓国(27日・豊田ス) 日本代表DF佐々木翔が、チームを勝利に導く貴重な追加点を奪った。1点リードの後半27分、MF相馬のCKを頭で合わせてゴールを奪うと、感情を爆発させて雄叫びを上げた。「たまらなくうれしい。その一言です。自分としては非常に気持ちが入っていたので、結果を出せてよかったです」と振り返った。 スコアレスドローに終わった中国戦では、左サイドバックとして攻撃参加で違いをみせられなかったことに、批判的な意見もあった。所属クラブでは3バックの一角でプレーし、攻撃的なサイドバックとは持ち味が違う。それでも、かつて広島を指揮した森保一監督の教え子ということも加味され、ネット上ではあらぬ中傷を受けることもある。そんな批判をはね返すかのように、この日は持ち味の守備で安定したプレーを見せながらセットプレーで得点も奪い、チームの大会優勝に大きく貢献した。