今日もどこかのツイッターが炎上している。クソリプが飛び交い、誰かを傷つけている。いきなり激しい言葉で、自分と反対の立場の人を罵倒する。どれだけ一生懸命に対話をしようと思っていても、話が噛み合わない…。 20年前にネットが出てきたとき、もっと希望があった。力があるマスコミや権力者じゃなくても、誰もがネットの力で自由に情報発信をすることが出来るようになり、社会はもっと多様に、もっと良くなると思っていた。 どうしてネットはこんなに”荒っぽい場所”になってしまったのだろう? それは、「伝える」ということが、バズることに負けているから、ではないか? そんなことを確信した「ある経験」をしたので、ここに書いてみたいと思います。 電凸の現場に行ってみた今年8月から10月に開かれた「あいちトリエンナーレ2019」。2010年から3年ごとに開かれている「国際的なアート展」。今回は思わぬ形で注目を集めてしまった
![「伝える」が、バズるに負けている。 #表現のこれから|竹下隆一郎/ PIVOTチーフ・グローバルエディター](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e75b4cc45542b5132a1ce647b6bc519d2718d9d4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F15972047%2Frectangle_large_type_2_e928e82f567c7ae8ac7b40aea79c25c9.png%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)