長崎県対馬市の対馬農業協同組合(JA対馬)で昨年1月、男性元職員=同2月死亡=による共済金の不正流用が明らかになった問題で、JA対馬は29日までに、流用額が9年間で17億7621万円に上ったとの第三者委員会の最終報告書を公表した。6億8800万円が回収できない見込みで、今年度決算に特別損失として計上する。元職員の刑事告訴も検討している。 JA対馬によると、元職員は平成22~30年度、自然災害で契約者宅に被害が出たなどと偽って共済金を請求したり、契約者に無断で解約したりするなどの手口を繰り返し、約2400件の不正をしていた。被害者は476人と13団体。流用した共済金の使途は確認できなかった。 不正流用は昨年1月に発覚。内部調査が行われていた同2月、元職員は海中に転落した車から見つかり、死亡が確認された。弁護士らで作る第三者委員会が調査を進めていた。
世論の強い反発を招き、先の国会で廃案になった「検察庁法改正案」。俳優、作家、ミュージシャンなどの各界の著名人が、「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグを付けてツイッターに投稿し、政治を動かす大きなうねりになりました。欧米に比べ、芸能人の政治的発言が少なかった日本で何が起きたのか。こうした現象は社会に何をもたらすのか。当事者や専門家に徹底取材し、その背景に迫りました。(社会部記者 神津全孝 山田宏茂 能州さやか) 「#検察庁法改正案に抗議します」の投稿をした1人、「銃爪」「燃えろいい女」など数々のヒット曲で知られるロックミュージシャンの世良公則さんです。 世良さんは、長く休止していたツイッターをことし3月末に再開、それからほぼ毎日、政治に対するみずからの思いを発信し続けています。今回、予定の取材時間を大きく超える2時間にわたって、その真意を語ってくれた世良さん。きっかけになったの
VRゴーグル装着…いまどきの「VRコアラ」 1984年に誕生し、今も子供から大人まで幅広く愛されている株式会社ロッテのロングセラーお菓子「コアラのマーチ」。 お菓子にはさまざまなコアラの柄が描かれていて、80年代後半には、「まゆげコアラ」が入っているとラッキーというブームになったこともある。 発売以来、絵柄は増えているが、とある絵柄が、今Twitterで話題になっている。 投稿したYuhki IKEDA / 池田 友樹(@yuhki_mc)さんは、お菓子をつまみながら仕事をしている際に気付いたという。コアラのマーチは数カ月に1度食べるかどうかで、普段は柄を気にしないそうだが「かなり異質なコアラだったので視線を釘づけにされました…」と発見当時を語る。 そのコアラのマーチがこちら。 「コアラのマーチもここまで来てる」 そのコメントと共に投稿された写真には、なんとVRゴーグルを装着しているコアラ
6月25日夜に配信された、サザンオールスターズの無観客ドームライブ。軽い好奇心から視聴して、筆者は心を持って行かれた。 自分が会場にいるかのような生々しいライブの感覚を、自宅のテレビの前で味わった。拍手し、コールし、拳を突き上げた。見終わって放心した。リアルライブを見た時と、同じ感覚になっていた。それは文句なく、圧倒的に、ライブだった。 横アリから配信、18万人がチケット購入 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、音楽ライブが危機的な状況になっている。予定されていたライブのほとんどが中止や延期になり、ミュージシャンはもちろん、会場やスタッフも苦境にあえいでいるという。そんな中、会場に観客を入れずにライブを行い、リアルタイムでネット配信する「無観客ライブ」が徐々に増えてきている。 今回は、国内無観客ライブで最大級の試みだ。会場は横浜アリーナ(最大1万7000人収容)。配信は「Abema」や「G
コロナ禍と同時にIT企業に就職、芸人との「二足のわらじ」を履くようになった東京ダイナマイト・ハチミツ二郎。芸人たちのYouTubeへの進出、副業や転身が話題となる中で、「サラリーマン」という異色の選択肢をとった理由は何だったのか。ノンフィクション作家・田崎健太が短期集中連載でその思いに迫る。(文中敬称略) 芸人が「常識はずれな人々」だった時代 本来、社会の “はぐれもの” であった芸人が「丸い中」に入るようになったのは、芸人がワイドショーのコメンテーターになってからだとハチミツ二郎は考えている。 「世間(の常識)から見て、外れたこと、間違ったことを言うのが芸人でした。不倫のニュースがあったら、(故・立川)談志師匠や、(故・)月亭可朝師匠だったら、“だから私は一夫多妻制にすべきだと言っているんです” とか言うはず。それが芸人というものだと思っていたのに、そうでなくなった。普段は強がっているの
新型コロナウイルス禍で「巣ごもり」消費が常態化する中、電子ピアノや電子キーボードがよく売れている。 中でも躍進しているのがカシオ計算機だ。楽器事業の4月販売実績は対前年同月比で国内が70%増、北米は110%増と大幅な伸びを記録した。 国内家電のPOSデータを集計しているBCNによると、4月20日~26日の電子ピアノ実売台数ランキングでは、ヤマハや電子楽器専業・コルグの主力機種を抑え、カシオのPriviaシリーズ「PX-S1000」が首位に立った。 6万円で本格的ピアノが購入できる カシオの電子ピアノが人気を集める主な理由は、価格とサイズだ。主力モデルであるPX-S1000の価格は6万円程度。小型キーボードより高いが、アコースティックピアノのタッチ感を再現するハンマーアクション機構が付き、88の鍵盤を備えた本格的な電子ピアノだ。 競合のヤマハや河合楽器製作所が10万円以上のモデルを主力とする
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