「アンビエントとは何か」について、これまで多くの言葉が費やされてきまし た。その過程で概ね合意に達した一般的イメージというものがあるように思え ます(あくまで「おおむね」であり、異論は当然ありますが)。ここでは主に それについて解説を挟みながらご紹介します。 ▼「アンビエント」のもともとの意味 形容詞アンビエント'ambient'は「周囲の」「取り囲んだ」 名詞アンビエンス'ambience'は、周囲、環境。 「人を取り囲む音楽である」という意味と、ある音楽が囲んでいる 「環境、空間」それ自体のふたつにポイントが置かれていると意識 しておくと分かりやすい。 ▼アンビエントの響き 例えばこういう音楽をアンビエントと呼ぶだろう。 ・ふわっと空間を包み込むような ・音楽それ自体に明確な旋律も主張もないように聞こえる ・ヴォーカル抜きの (歌詞が出てくると音楽の存在感が強くなるから) ・静的で変化
The 300 My Best Ambient of 2023 · Playlist · 300 songs · 1.9K likes
日本の環境音楽の先駆者・吉村弘。「空気のような音」はいかにして生まれたのか 日本における環境音楽(アンビエント・ミュージック)の先駆者である音楽家・吉村弘の没後20年を記念する企画展「吉村弘 風景の音 音の風景」が神奈川県立近代美術館 鎌倉別館で9月3日まで開催中。ドローイング、パフォーマンス、サウンドオブジェ、映像作品、音環境デザインと多岐に渡る活動が紹介されている本展について、石松豊がレポートする。 文=石松豊 構成=望月花妃(ウェブ版「美術手帖」編集部) 「吉村弘 風景の音 音の風景」通路 撮影=上野則宏 1970年代初めから環境音楽のパイオニアとして活躍した音楽家・吉村弘(1940-2003)。その没後20年を記念する企画展「吉村弘 風景の音 音の風景」が神奈川県立近代美術館 鎌倉別館で開催されている。会期は9月3日まで。 「吉村弘 風景の音 音の風景」展示風景 撮影=上野則宏 吉
企画概要 1970年代初めから環境音楽の先駆けとして活躍した吉村弘(よしむら・ひろし/1940–2003)。2003年の葉山館開館を機に吉村が作曲したサウンドロゴ『Four Post Cards』は、現在も葉山館で朝夕に館内を流れ、来館者を惹きつけています。 エリック・サティの楽譜に魅せられて音楽の道に進んだ吉村の活動は、音楽ばかりでなく、音を描くドローイングやパフォーマンス、サウンドオブジェ(音具)の創案、執筆と幅広いものでした。なかでも、1982年にリリースされたLP『Music For Nine Post Cards』は、環境音楽という言葉を日本で広く世に知らせるきっかけとなりました。 一方で釧路市立博物館(北海道、1983年)や営団地下鉄南北線(東京都、1991年)、横浜国際総合競技場の外周部(神奈川県、1998年)など、公共空間の音響デザインを多く手がけ、また早くから美術館で開催
〈OTOTSU〉は、diskunion DIW によるデジタル・キュレーション&ディストリビューションサービスです。詳しくはこちら HOMEINTERVIEWOscilation Circuit Série Réflexion 1 – ジャパニーズ・アンビエント/ミニマル・ミュージック史における不朽の名作の中心人物である磯田健一郎氏に、音楽ディレクター/評論家の柴崎祐二氏がインタビュー。 Oscilation Circuit Série Réflexion 1 – ジャパニーズ・アンビエント/ミニマル・ミュージック史における不朽の名作の中心人物である磯田健一郎氏に、音楽ディレクター/評論家の柴崎祐二氏がインタビュー。 2023 6/28 インタビュー/構成: 柴崎祐二 編集:田嶋顕(diskunion)、山口隆弘(OTOTSU編集部) ここ数年来、世界的な注目を集める日本のアンビエント/環
私たちが生きている世界には、 身近なことから人類全体に関わることまで、 さまざまな問題が溢れています。 意外に知られていない現状や真相を、 本学が誇る教員たちが興味深い視点から 解き明かします。 「サウンドスケープ<soundscape>」——みなさんには、まだちょっと耳慣れない単語かもしれません。「サウンドスケープ」とは、音を意味する「サウンド」と、眺め・景色を意味する接尾辞「スケープ」との複合語。カナダの現代音楽作曲家であり、音楽教育家・環境思想家でもあるR・マリー・シェーファーによって1960年代末に提唱されたものです。 サウンドスケープは、一般に「音の風景」と訳されますが、この考え方は、音の風景に気づき、聴く文化を大切にするというだけの、単純なものではありません。この言葉を通じて、私たちは先ず、身近な風景の美学や、生活における豊かな音の文化を思い起こすことができます。さらに、さまざ
[ORIGINAL] Another Green World: How Japanese ambient music found a new audience BY LEWIS GORDON, JAN 14 2018 http://www.factmag.com/2018/01/14/japanese-ambient-hiroshi-yoshimora-midori-takada/ アナザー・Green・ワールド:日本のアンビエントミュージックはどのようにして新しいオーディエンスと出会ったのか ここ数年で、吉村弘の『Green』や高田みどりの『Through The Looking Glass』など、これまであまり知られていなかった日本のアンビエントのクラッシックスの人気が高まっている。Lewis Gordonがその現象について調査し、新たに寄せている関心の波について知るために、アメリカ、
David Edren(デヴィッド・エドレン)はベルギー・アントウェルペン(Antwerpen)の電子音楽家、作曲家、アーティスト(写真、グラフィックデザイン、映像など)。 DSR Lines名義やデュオ名義Spirit & Formなどでも活動しています。 Antwerp's David Edren (@DSRlines) is my guest on Celsius Drop! Tune in now on @dublab. pic.twitter.com/U6L8B0KFxr — Mark McNeill (@dublabfrosty) October 15, 2020 H.Takahashi(Hiroki Takahashi、高橋博輝)さんは1986年、東京・三軒茶屋生まれ。 日本大学芸術学部、小川晋一都市建築設計事務所(2009年~2012年)を経て、建築事務所H.Archite
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ご近所の方が気軽に立ち寄れるように 東急大井町線・中延駅から、大きなアーケード商店街を抜けること5分。のんびりした雰囲気の住宅地の一角に、2022年11月13日にオープンする〈春の雨〉。まだピッカピカの店内には、すでにレコードが並んでいる。 店内の様子。 「サラリーマンとして会社勤めをしている中で、コロナ禍になり、改めて自分がやりたいことを考えたんです。元々はミュージシャン志望だったので、音楽に携わる仕事がしたいと考えました。同時に、なにか地域の役に立てることはないかと思ったんです。中延に住んで10年、本当にいい街なので、ご近所の方が気軽に立ち寄れるレコード店兼カフェを営もうと思いました」と、〈春の雨〉オーナーの中澤敬さん。 オーナーの中澤敬さん。 店内はテーブル席と、そしてコーヒーを飲みながらレコードが見られるよう、ラックにも工夫が施されている。 「実は近所にあまり喫茶店やコーヒースタン
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