[ヘルシンキ 14日 ロイター] フィンランドの携帯電話機大手ノキアNOK1V.HEは14日、米アップルAAPL.Oとの特許紛争で、アップルが一時金と特許使用料の支払いに同意したことを明らかにした。 6月14日、ノキアは、米アップルとの特許紛争でアップル側が一時金と特許使用料の支払いに同意したことを明らかにした。ニューヨークのアップルストアで5月撮影(2011年 ロイター/Shannon Stapleton) ノキアは、今回の和解が第2・四半期の利益を押し上げる要因になると表明。発表を受け、ノキア株は一時3%上昇した。 同社は5月末、第2・四半期の業績予想を下方修正していた。 アナリストによると、ノキアは、アップルのスマートフォン「iPhone」の売上高の1─2%を受け取る可能性がある。 ロイター調査によると、iPhoneの今年の売上高は430億ドル前後に達する見通し。