公共交通機関への自動運転技術の導入を目指す岐阜市は25日、10月23日から9日間、小型バスタイプの電気自動車に人を乗せて市中心市街地の一般道を走る自動運転の実証実験を行うと発表した。車両と信号機を通信でつないで信号の色を自動で判断して走行したり、車両に搭載するセンサーで横断者と障害者を自動で検知し...
公共交通機関への自動運転技術の導入を目指す岐阜市は25日、10月23日から9日間、小型バスタイプの電気自動車に人を乗せて市中心市街地の一般道を走る自動運転の実証実験を行うと発表した。車両と信号機を通信でつないで信号の色を自動で判断して走行したり、車両に搭載するセンサーで横断者と障害者を自動で検知し...
青少年が創意工夫あふれる作品を発表する「2020世界青少年発明工夫展」で、岐阜県中津川市の中学校3年生、稲垣龍樹さん(15)が銀賞を受賞した。2019年7月にあった京都アニメーション放火殺人事件で建物の窓から逃げようとした人が、防犯用の柵を外から壊してもらって救出されたことを知り、「火災時に室内から開けられる格子柵」を製作した。市役所で青山節児市長に受賞を報告し、「この柵の構造が世界に広まれば世界の人々が助かる未来ができる」と期待を込めた。 命を守るものが命を奪うかもしれない-。壊れた窓の柵をニュースで見て、中学2年の夏休みに製作に取り組んだ。室内から柵を外せる構造にする必要があると考え、物を固定する際に使う器具「クランプ」に注目。さまざまなクランプをテストし、柵を固定する部材に丸パイプを使い、イマオコーポレーション(関市)のクランプを採用した。室内から簡単にロックを解除して柵を押し出し、
JR高山線が全線で運行を再開した当日、下呂方面から高山方面に向かう始発列車を多くの住民らが祝った=7月23日、渚駅 岐阜県飛騨川沿いの渓谷を駆け抜ける列車、地域のバス停を巡る路線バス、これらの姿が「当たり前」と思えるのが、いかに尊いのか思い知ったのは7月豪雨だった。 7月8日早朝。下呂市内の被害状況を取材しようと出掛けた。萩原町上呂で目に入ったのは、土砂で埋まったJR高山線の軌道。坂道と交差する踏切から土砂や水が大量に流れ込んでいた。傷んだ軌道を見るのはつらく「これは大変だ」と思ったが、さらに大きな被害が下呂市北部を中心に出ていることは、この時点では把握できていなかった。 高山線は同月23日始発からの全線再開となった。この日、高山方面に向かう始発列車へ、飛騨小坂駅から下呂市長に同行する形で乗り込んだ。列車には、多くの高校生の姿。豪雨の影響で通学できなかった生徒たちだ。隣の渚駅は高山市。両駅
名古屋鉄道は、岐阜県可児市川合北の名鉄資料館を12月25日で閉館すると発表した。120年以上にわたる名鉄の歴史を伝える数々の資料の保存・展示施設として、1994年6月の開館以来、県内外の鉄道ファンや親子連れに親しまれてきた。隣接する同社の教習所が老朽化のため閉鎖されるのに伴い、閉館が決まった。 資料館は従業員教育の目的も兼ね、教習所に併設する形で創業100周年記念で開館した。名鉄の前身、愛知馬車鉄道の敷設願のほか、歴代の名鉄電車の記念切符やヘッドマーク、制服、車両機器など貴重な資料約3万5千点を収蔵・展示する。平日のみの開館で予約制にもかかわらず、今も多くの鉄道ファンが訪れる。 閉館の報に、ファンからは「名鉄の歴史の長さを実感できる、東海地方では数少ない鉄道資料館だった」などと惜しむ声が上がる。鉄道ジオラマや運転シミュレーションゲーム(いずれも現在は利用停止中)で小5の息子とよく遊んだとい
岐阜県関市内の養豚場で県内施設では6例目の家畜伝染病「豚(とん)コレラ」が発生した問題で、県は28日、県と国の合同調査チームによる同養豚場の緊急点検の結果を公表した。長靴や一輪車の消毒の不徹底に加え、10匹前後の野良猫が豚舎内外にすみ着き、子豚の死骸や出産後の胎盤を食べた痕跡を確認したことから小動物対策が不十分だったとの見解を示した。 県は同日午前8時すぎ、同養豚場の防疫措置を完了した。 同養豚場は県の家畜保健衛生所が感染判明前の10月18日から今月22日に計11回調査し、国の飼養衛生管理基準を順守していると判断したが、調査チームが感染判明後に調べると基準を満たしていないことを確認。調査チームは県に点検方法を見直すように求めた。 また、豚舎ごとに専用服を着ていなかったことや、衛生管理区域内に住みながら働く外国人技能実習生が住居から区域内を通って外出する際、専用の服と靴を着用しなかった場合が
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