おじさん、小学生がへそ出しファッションというのはマジでどうかと思うな、というのは置いておくとして、プロデューサーとアイドルのディスコミュニケーションから事件が起こる『デレマス』の典型的なエピソードでした。 携帯電話があるにもかかわらずなぜかはぐれてしまうデコレーションと武内Pのすれ違いが見どころなのですが、さすがにシナリオに無理があるような気がしなくもないw
「シンデレラガールズ」アニメ5話で、前川みくが立てこもる事案が発生しました。 ……というほどハードな展開ではないんですけどね。 ただ、「前川みく」というキャラクターについてもっと深く考えるべきではないか?というラジオを我々でやったので、その感想も交えて書いていきます。 - まずなぜ前川みくが「ネコキャラ」なのか。 ぶっちゃけ、ゲームでの「前川みく=ネコキャラ」は、まあ適当に作ったんだとは思います。 「それっぽいのいれとけー」と。 しかしキャラクターに命が吹き込まれてからというもの、「前川みく」はどんどん人間味を増した人気キャラになりました。 決定打はCDですね。 これで評価が一転したといっても過言ではない。 いや、その前のSRもありますが。でもここでしょ。 ゲームっぽいジャズミュージックと、フリーダムなトーク、そして「え、ひどくない……」という「素」。 この素の爆発力がすごかった。 最近に
セカイ系というものがあった。ファウスト系というものがあった。懐かしい。しかしそれらがきちんと総括されたかといえば、個人的に、疑問である。したがって、いちおう自分なりの解釈を書いてみた。 まず滝本竜彦の話から始め、舞城王太郎、佐藤友哉に少し触れ、西尾維新について論じ、文芸批評的に総括した上で、最後に現代のアニメーションについてのサブカルチャー批評を付記した。 それでは滝本竜彦について。 滝本竜彦は『ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ』でデビューし、『NHKにようこそ!』で一躍人気作家となった元ひきこもりの小説家である。 現在の彼はスピリチュアリティに傾倒している。それを「あー滝本さんついにそうなっちゃったかー」という冷ややかな眼で見ている読者もいるだろう。しかし、なぜ彼がスピリチュアルにハマったか。それは本質的な問いである。その理由を思想的かつ文学的に叙述してみよう。 まず、もちろんのこ
「961プロダクション」の社長である黒井崇男は、「765プロダクション」の社長である高木順一朗に「負けを認めたわけではない」と吐き捨てて去っていく。これが単なる遠吠えではないとすれば、いったい物語終盤のどこに彼の勝機があったのだろうか? TVアニメ『アイドルマスター』(原作:バンダイナムコゲームス)は、「765プロダクション」に所属する駆け出しのアイドルたちを描いた青春群像劇である。物語は、大きく二つのパートに分けられている。すなわち、アイドルたち全体の姿を描くエピソード群と、一人ひとりにスポットライトを当てるようなエピソードに。この構造は、作品に通底するひとつのテーマを示している。それは「全体」と「個」の葛藤、あるいは前者から後者への移行と言うべきものである。そして、そのテーマを最も引き受けているのが主人公のプロデューサーである。 第一話、主人公はカメラマンからプロデューサーへと転身する
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