今年8月に株式会社KADOKAWAが出版した小学生向けの学習教材である角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』(全15巻)が累計発行部数で120万部を超える売れ行きとなっている。従来の学習漫画シリーズよりも小ぶりなサイズであることや、歴史の流れをつかむ「東大流」という最新の歴史教育メソッドを取り入れたことなどが好調の背景にあるようだ。なぜ今、学習漫画が注目を集めているのか。『歴史をつかむ技法』の著者で、同漫画を監修した東京大学史料 編纂 ( へんさん ) 所の山本博文教授と角川まんが学習シリーズの石井康予・編集長に聞いた。 ――学習まんがの中でも「日本の歴史」というのは以前からあったもの。なぜ改めて注目されていると思いますか。 石井康予・編集長)実は学習漫画を手がけたのはKADOKAWAとしては初めてでした。きっかけは、他社の学習漫画の「日本の歴史」シリーズが好調であるというのを受けたものです
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「小学五年生」など休刊 大手出版社の小学館は26日、漫画「ドラえもん」などで親しまれた子供向けの学年別学習雑誌「小学五年生」「小学六年生」を2009年度末の号で休刊することを発表した。両雑誌の読者層に向けた新しい学習漫画雑誌を創刊するという。 「小学五年生」は来年2月3日発売の3月号で、「小学六年生」は今年12月28日発売の2・3月合併号で休刊となる。「小学一年生」などほかの学年別雑誌は継続する。 同社は「小学校高学年の子どもたちの趣味や嗜好が多様化し、時代の変化に合致しなくなってきた」と説明している。 両雑誌は1922年の小学館創業とともに発刊し、その後1~4年生向けも刊行。漫画「オバケのQ太郎」「ポケットモンスター」などで人気を得た。 同社によると、73年に「小学五年生」が63万5千部、「小学六年生」が46万部を誇ったが、近年は5万~6万部まで低迷していた。 新しい学習漫画雑誌の仮タイ
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