mixiの秀逸さはサイトデザインにある 今回の本題に入る前に、筆者の持論を少し語らせてもらいたい。昨年秋、米国のSNS“MySpace”の日本進出前に、果たして同サービスが日本で成功しうるのかを、米国の有名雑誌の方と3時間近くにわたって議論した。 私が出した結論は「極めて難しい」だ。というのも、日本のSNSでトップシェアをとっている“mixi”(http://mixi.jp/)のサイトデザインが絶妙だからだ。 mixiはページの見ためもサイトの構造もよく考えられている。ユーザーが欲しい情報にきちんとアクセスできるし、利用者や友人、参加コミュニティーが増えたことによって生じる圧迫感にもうまく対処しているのだ。 世間では“mixi疲れ”といった言葉も聞かれるが、あれがほかのサービスならもっと早く疲れを感じるか、逆にまったくユーザー同士の交流が行なわれないまま離れていってしまう。 万人が好きなデ
The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 私が彼と初めて会話を交わしたのは、とあるセミナーの懇親会だった。ネットではよく見るが。 講師をしていたある女子大図書館のチームリーダーと名刺交換をしている姿が、そこに見えた。 「…さんって、本当にいたんですね! ネットでしかお見かけしないから、本当にいらっしゃるとは思いませんでしたわ。そう言われません?」彼は軽妙にその問いをかわし、「ええ、よく言われますよ。」とにこやかに答えていた。別の大学の女性は、「このセミナーに出たい、とSNSに書き込んだら、すぐに彼から「まだ大丈夫ですよ。」と書き込みがあって。もう締め切りは過ぎていたのですが、事務局に電話したら大丈夫だといわれて。おかげで助かりました。」と話しかけていた。 確かに、彼の名前はネット
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