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ブックマーク / toshokan.weblogs.jp (30)

  • 海老名市立中央図書館に行ってきました

    日々記―へっぽこライブラリアンの日常―の中の人と海老名市立中央図書館に行ってきました.館内のようすとかも前後編豪華イラスト入りで紹介されておりますので,併せてご参照ください. CCC及び図書館流通センター(TRC)の共同事業体による指定管理者での運用で2015年10月にリニューアル,すでにメディア等でその分類や選書について議論がある図書館である. 建物のロゴからWebサイトに至るまで統一されたフォント.静かな空間とさりげないBGM.暖色系で統一された照明.そんな空間で飲み物を頂きながら居心地のよい椅子に座って勉学に励み読書をする.公共施設によくある創英角ポップ体で書かれた統一性のない注意書きなど張り物はない.年中無休. それで一体何が悪いのか.夕方の館内に空席は少ない.スターバックスからか,「こんばんは」の声が静かに響く. 確かに採用されているライフスタイル分類はNDCに浸かった頭では一見

  • 図書館退屈男の近年の情勢について

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 図書館システムの調達と構築に疲れ果てた図書館退屈男の異動先は,小さな研究所図書室だった. 2014年4月,20余年を過ごしたセンター館から国立研究開発法人に採用.弊社系研究機関職員にはありがちなジョブローテーションの一環で「出向」に近いが,いつ戻るとかどこに戻るとかの予定も計画も何もなく. 組織規程によるところの図書館担当科(課じゃないんです)の業務は以下3つ. (1) 所内ネットワークの運用・管理に関すること。 (2) 公式ホームページのセキュリティ及び運用管理に関すること。 (3) 前各号に掲げるもののほか、図書、情報及びネットワークに関すること。 図書館退屈男の係はこのうち(2)と(3)の「図書」が担当.図書館業務は「前各号に掲げる

    図書館退屈男の近年の情勢について
  • 長尾館長、ありがとうございました

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. よく、大きな出来事で「歴史に残る」という表現があります。今回は「(我々が)歴史に残す」と言うべきでしょう。その意志を継ぐ、と言う意味で。 長尾真国立国会図書館長の辞任が2012年3月30日に参議院議院運営委員会で承認されました。後任は大滝則忠東京農業大学教授(元国立国会図書館副館長)とのことです(第180国会参議院公報第49号平成24年3月30日(金)による)。 国立国会図書館長と言えば、2005年3月に国立国会図書館法が改正されるまで「館長の待遇は、国務大臣と同等とする。」とされていた重職。当に雲の上の人で、前任の黒澤館長から2005年8月に感謝状を授与された時には緊張で足が震えました。広義には国立国会図書館支部図書館の分館に勤務する

  • 山が動いた(2) - 日本図書館協会はZ旗を掲げた

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 各図書館において、被災地からの要請に積極的に応えることが期待される。 (日図書館協会, "被災者を支援する図書館活動についての協力依頼" http://www.jla.or.jp/earthquake/20110325.html, accessed 2011/03/26) 日図書館協会が全国の図書館に対し、Z旗を掲げました。 日図書館協会からの要請「被災者を支援する図書館活動についての協力依頼」の続報です。思ったより状況は速いスピードで動いており、3/26付け朝日夕刊9面に以下のように掲載がありました。Webでは http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY201103260268.ht

  • 山が動いた - 被災者を支援する図書館活動についての協力依頼

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. (追記)以下は出版社ほか権利をお持ちの方々へのお願いです。 多くの被災地の図書館では、被災者や復旧救援救護に必要な文献や図書が利用できません。被災地向けだけでも、図書館に公衆送信権及び送信可能化権を頂き、事後の電子媒体の廃棄を条件に図書館間の複写をPDFで、メール送信を認めて頂けないでしょうか。 と無理を承知で前回のこのblogで訴えてみたり、Twitterでつぶやいたり、MLで各方面に投げてから約10日。 「まあ、図書館退屈男は言うだけで交渉能力ないし」と思っていたら、思わぬところから動きがありました。3月24日(木)に文化庁で開催された「電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議」(第6回)にて、常世田委員より「日図書館協会から被

  • Code4Lib JAPANへの誘い - デジタル情報の最前線に立つ覚悟はあるか

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 岡崎市立図書館の一件以来、司書のITへの対応力が問われている。 曰く、 図書館業は蔵書の貸し出しであり管理、あるいは子どもへのの読み聞かせ システムに関する知識を個々の職員に求めるのは酷 司書は文系が多いから仕方がない 図書館では専門的な知識を有している人が乏しい これらの発言に悪意は感じないし、仕方のないことだと思う。「が好きだから」司書を目指し、職に就く者は多い。「ITがすきだから」「パソコンが好きだから」図書館で働く,という話は聞いたことがない。 しかし、図書館員はもうITの力なしでは業務はできない。カード式目録と膨大な冊子体の索引誌で文献を探す時代にはもう戻れない。書庫に眠る壁一面のChemical Abstracts(化

  • OPACをクローリングしたら逮捕されるこの国で

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 「図書館から新着図書データを自動で取得するプログラムを開発、実行した結果、図書館のシステムが脆弱だったためサービスが停止。結果、図書館はサイバー攻撃と見なし県警に被害届を提出、プログラム開発者は逮捕拘留の末、不起訴処分となる。このことについて図書館長は「違法性がないことは知っていたが、図書館に了解を求めることなく、繰り返しアクセスしたことが問題だ」と発言。」 これが愛知県岡崎市立図書館で発生した事件の概要。 事件の経過や詳細は、 岡崎図書館HP大量アクセス事件について / さかなの目 岡崎市立中央図書館事件 議論と検証のまとめ / Vipper_The_NEET twitter ハッシュタグ #librahack を参照して頂きたい。 プ

  • 図書館総合展(第11回3日目)

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 図書館総合展3日目。この日はサンメディアさん主催のフォーラム「図書館資料を100パーセント有効活用!「OPACを超える瞬間~図書館の現場から」」から。その他、詳しいレポートは以下のblogを併せてどうぞ。 どろぶねMk-II "図書館総合展3日目" システム担当ライブラリアンの日記 "(図書館総合展)OPACを超える瞬間、サンメディア主催. 2009.11.12." 発表は九州大学の片岡さんと慶應義塾大学の田邊さんから。冒頭に「『九大だからできる』『慶應だから』ということではなく、互いに知恵を出し合って、危機を乗り越えることが大事」「いい話を聞いた、だけで終わらず。後につなげていく、続けていくことが大事。」と発表のスタンスが語られた。 ま

  • 図書館総合展(第11回2日目)

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 図書館総合展2日目。雨。予想通り来場者は減りそう。今日は特にフォーラムの予定を入れずポスターセッション会場と口頭発表に専念。 口頭発表は昼時間帯。ちょうどフォーラムの終わりと発表時間がずれる好位置。昨夜急遽作成した高橋メソッドなスライドでポスターの概要紹介を敢行。黒字に大きな白ゴシック文字。聴講者は少ないものの、12インチのディスプレイで伝達するにはちょうどよい規模。そしてややウケ。終了後は、NDLチームほか発表者各位と名刺交換。好感触を得る。 直後に会場へ戻る。ポスターの下に吊っておいた資料が減っている!うれしい!昨日、職場に連絡し資料の増刷を依頼した甲斐があった。来客も様々。直接ポスターを見に来ていただいた方、通りすがった方、そして背

  • 図書館総合展(第11回1日目)

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 朝9時。来場者としては7回目。出展者としては5回目。第11回図書館総合展の自社ブースに立つ。毎年、朝一でブレーカを起して電源を入れていたが、今年は上司に後を任せポスターセッション会場でポスター貼り。はりはり。ポスターも様々だ。一枚物でどん!と見せる物。自分のようにパワーポイントスライド6枚のスタンダードな物(確かA3横x6枚で事務局から指定があったような)。そして通りすがった知人から「字が多いね」と一言。ちょっと凹む。 ポスターの前では一人。そして説明も、対応も一人。自社ブースでの集団-個人のやりとりと異なり、ポスターに興味を持っていただいた方にパンフを渡しご説明差し上げる。タイミング。ここが重要だ。相手との距離、空気感を読み取る。ポスタ

  • U40その後

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 2ヶ月近く放置してしまいました。FAOに出張してまで超絶スロートーク(英語なのでスロー。同時通訳?ないですよ、もちろん。)を展開したりなど、ネタはあるのですが記事に起こせないのが図書館退屈男クオリティ。 ということで、全国図書館大会U40プレミアセッションまであと一週間となりました。あっという間にやってきた、という感があります。 あちこちで善良なる図書館員を焚き付けて回った(と思われる)岡@ARGさんのおかげか、気がついたら東京会場+全国10会場で同時多発的に250人以上の図書館員が参集するという前代未聞の事態になっていました。東京会場は満席ですが、その他の地域にお住まいの方はお近くの会場へどうぞ。もちろん、東京周辺からあえて地方会場に

  • 図書館サービスもSaaSですってよ、奥さん!ムフフ。

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. あるようでなかったSaaS(Software as a Service)による図書館サービスの提供が、NEC発で行われている、との報がありました。以下はNECのプレスリリースからの抜粋です。 http://www.nec.co.jp/press/ja/0908/2501.html 「国内初、公共図書館向けの複数システムをSaaS型で提供」(2009年8月25日) 「GPRIME 電子図書館サービス」は、(1)Wikiの仕組みを用いて、図書館員や住民が郷土に関連する情報や書籍についてWeb上で事典のように作成・蓄積・閲覧できる「わいわいライブラリー」、(2)複数の図書館をまたがって図書館員・ボランティア等がSNS形式でコミュニケーションでき

  • 迫撃!twitter!

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. twitterをはじめて半年ぐらいが経過しました。 なんとなく思いつきで、そう当に思いつきで上司とか「twitterってなに?」という人向けのマニュアルを作ってみようと思い、 日で3番目ぐらいにわかりやすいtwitterのおはなし (リンク先が誤っていたので修正しました) をつくり、7月2日(木)00:04にtwitterで「資料つくりました」とつぶやいて見ました。 驚愕したのがその後の経過。 00:07 発言が最初にRT(ReTweet:引用して再投稿)される 00:11 「わかりやすい資料ありがとうございます」とおそらく最初のダウンロードと感想をいただく 00:20 通りすがりの方からコメントをいただく 00:25 最初にRTして

    tsysoba
    tsysoba 2009/07/03
    そろそろ手を出してみるべきか。うーん。
  • 認定制度の価値を問うな

    図書館協会2009年度総会における第五号議案「専門職員認定制度について」の審議結果。 ◆図書館界ニュース ○日図書館協会総会等を開催 日図書館協会は5月27日から理事会、評議員会、総会をそれぞれ開催した。 (略) 専門職員認定制度については、実施およびそのための組織の立上げを内容とする提案であったが、総会においては保留が多く採択されず、今後の扱いについては常務理事会で検討することになった。 (JLAメールマガジン  第456号 2009/6/3発信 より) いざ蓋を開けてみたら、この結果であった。なお、総会資料によれば、事前の評議員会でも反対3、保留23、賛成多数とあった。また、総会では反対4、保留23、賛成21であった。 以下、配布資料による議事概要と、主な質疑をまとめました。当然ですが、以下は正式な議事録ではありません。仔細については追って「図書館雑誌」に掲載される議事録をご参

    tsysoba
    tsysoba 2009/06/04
    JLAの総会がブログに取上げられた、というだけでも、ある意味、画期的かもしれない。
  • CiNiiはRDFへ舵を切った

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 4月1日からリニューアル予定のCiNiiの試験公開が始まりました。"ciexam"というホスト名すらカコイイ。examですよexam。青くなりそう。 インターフェースが変わったことはもちろんですが、 Firefoxでアクセスすれば、 ほら、「俺はOpenSearchできるぜ!Come on!」と訴えている! (青くなった矢印クリックで"CiNii Opensearchを追加"と出ます。) しかも、「CiNiiのAPI(1)-OpenSearchについて」によれば、OpenSearchの出力はxhtmlRSS、ATOMで出力可能。つまり、RSSなりATOMの検索結果をフィードとして登録しておけば、新着通知も受けられるなんて素敵仕様さ。 h

    tsysoba
    tsysoba 2009/03/10
    CiNiiのAPI(OpenSearch)の話。
  • 書誌レコードにゴーストは宿るのか

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. システム更新に伴う図書館システムのデータ同期作業がほぼ終わった(はず)。同一ベンダの同一DBMSなので、データを右から左に移すだけの作業ではあるが、同期が取れないと貸出中の資料のステータスが変わったりするなど運用上のダメージは大きい。同期作業中は新旧両システムに人間の手が加えられないよう、データベースはロックされ検索はもちろん一切のデータ追加もストップする。 最初のシステムを構築した1996年以来蓄積されてきた、-いや各機関で「桐」やらDBaseなどで管理していた時代を含めるともっと古い-何万件もの書誌データたちがハードウェアやDBMSのくびきを解かれ、純粋なデータの奔流となってネットワーク上を移動する、4年に一度の機会。 これらデータの

    tsysoba
    tsysoba 2009/03/02
    タグ付けなどを通じ、人類を利用して、より自らをリッチにしていく書誌レコードとか。OpenLibraryみたいにユーザーが書誌を修正・追加できるシステムだったりすると、よりそれっぽくなるような。
  • DCPLのiPhone対応OPACを試してみた

    ピッツバーグ在住のnoriさんのblog、「Pittsburgh LIS Report」 で "ワシントンD.C.公共図書館の蔵書がiPhoneから検索可能に" が紹介されていたので、早速手元のiPhoneで試してみました。この記事によれば、コードも公開予定とのことで期待大です。 元の記事は、walking paperの"DCPL iPhone application ready for download"です。 自宅のWifi経由での接続でしたが、それほどのストレスは感じませんでした。

    DCPLのiPhone対応OPACを試してみた
    tsysoba
    tsysoba 2009/01/10
    自分のところの図書館用iPhone用アプリを配布かあ。
  • 君はブックトラックの上に乗れるか

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 今日は平成20年度ERMS実証実験会議出席のためNIIへ。会場がわからず携帯で電話をするも切れてばかりでご迷惑をおかけしました>関係各位。 当面の取り組みとしては、実験計画の立案のほか、ベンダにアカウントとシステムの設定をお願いすること。課内の体制をどう整備しよう、とか考えながらヨドバシAKIBA(TX秋葉原駅の真上にあるので寄らざるを得ない)でCDを購入して帰宅。 帰りのTX車内でメールを読む。で、カレントアウェアネス-Eにこんな記事が。 このほか,図書館向け家具などの製造を手がけるDemcoのスポンサーによるブックカート・ドリルチーム(注)・ワールドチャンピオンシップや,(略) (注)ブックカートを利用した集団創作ダンス 依田紀久.

    tsysoba
    tsysoba 2008/07/24
    ほんとに乗ってるんだ……
  • 図書館退屈男: 「猫の司書さん」に会ってきたよ!

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 京都まで「の司書さん」に会いに行きましたよ。帰宅したので詳細情報を追記します。大変お待たせしました。 すでに 「の司書さんはかわいい働き者」---U-20プログラミング・コンテスト,最終審査結果発表:ITpro 「の司書さんはかわいい働き者」、U-20プログラミング・コンテストの最終審査結果発表:日経BP などで既報ですが、第28回U-20プログラミング・コンテストで最優秀賞に選ばれた、岐阜県立東濃実業高校コンピュータ部が作成した図書館業務管理システム「の司書さん」の講演を聴いてきました。主催は大学図書館問題研究会京都支部。よくぞ岐阜から呼んで頂きました。(直接お電話で依頼し、快諾いただいたそうです。) 経済産業省の報道発表「平成

    tsysoba
    tsysoba 2008/02/04
    「百の論説より一の実装。」図書館退屈男さんがいうと説得力あるなあ。
  • 図書館退屈男 - MyOpenArchiveに目を見張った

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. http://www.myopenarchive.org/ オープン•アーカイブ•コンソーシアムは非営利組織の学術論文オープン化推進機構で、事務局を日に置き、2007年夏に形成されました。 http://www.myopenarchive.org/blog/2007/09/open-archive-consortium.html というサイトを発見。 論文のアップロード タグ付与 スターでの評価 トラックバック受付 同著者の他の論文へのリンク ブックマーク数の表示 などが主要な機能のようです。なるほど、登録された論文の「評価」もできますね。 興味津々でsignupしようとしたら「not invitation」と言われて。招待してもらわな