すぐれた公共図書館Webシステム構築とベンダーとの良好な関係づくりとの関わりについて考えておりましたが*1、そこからスピンアウトしたことを書いてみました。 「安かろう悪かろう」 「安物買いの銭失い」 このような教訓は過去のもの。 いまは 「安いが一番!」 の時代です。 官公庁、特に地方公共団体では、業務委託契約の契約選定には「競争入札」が原則となっています。 もちろん「競争入札」には財政の節減や透明性の確保など、すぐれた部分は多いのですが、言い換えれば官製のダンピング競争、チキン・レースともいえます。 以前、「官製ワーキングプア」についてこんなエントリーをあげました。 ・官製ワーキングプアってなに?(2009-10-19) http://d.hatena.ne.jp/hatekupo/20091019/1256039354 ・非正規職員を踏み台にして“委託ハンターイ!!”を叫ぶのはやめろよ