武雄市議会は18日、臨時市議会を開き武雄市図書館・歴史資料館の指定管理者としてレンタル大手「TSUTAYA」の運営会社、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を指定するための議案を賛成多数で可決した。指定期間は来年4月から5年間。歴史資料館の運営は従来通り市教委が担う。年間の委託料は1億1千万円として5年分の指定管理料5億5千万円の債務を約束する債務負担行為と、同館改修工事設計業務委託料として1千万円を追加する一般会計補正予算案なども原案通り可決、閉会した。 市教委によると、同館の運営費は現在、年間1億4500万円。直営で365日、午前9時〜午後9時、図書館を運営した場合、人件費が3600万円、光熱費が1700万円、警備や清掃などの委託料が3400万円それぞれ増え、計2億3200万円かかる計算になるという。 CCCの指定管理料には、2千万円余りかかっている歴史資料館分が含まれない