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ブックマーク / mytown.asahi.com (91)

  • 朝日新聞デジタル:「いま、被災地は」 石巻市雄勝町-マイタウン宮城

    学校や公民館の廃虚が点々と残る石巻市雄勝町の中心部。がれきを処理する重機の作業音はやみ、太鼓や横笛の音色が響き渡った。 にぎやかな音が聞こえたのは東日大震災で被災した新山(にい・やま)神社。神社庁(東京)の支援で殿が再建され、4日、完成を祝う祭りが開かれた。 境内には震災後は離ればなれに暮らす住民たちが集い、国の重要無形民俗文化財の雄勝法印神楽が奉納された。「震災前のにぎわいを取り戻したようだ」。35年間宮司を務める小田道雄さん(80)が目を細める。 ■ご神体見つかる 真新しい殿と鳥居からはヒノキの香りが漂う。伊勢神宮が敷地の木材を特別に無償提供した。「お伊勢さんのヒノキだなんて感無量だ」。18年前から氏子の総代長を務める遠藤卯之助さん(85)は感慨深げだ。 殿が建つ高台からは、青く穏やかな雄勝湾が見渡せた。あの日、20メートル以上の津波が集落を襲い、中心部の9割以上が

  • 朝日新聞デジタル:目屋マタギの取材メモ発見-マイタウン青森

  • 朝日新聞デジタル:震災の記憶、残す試み-マイタウン福島

    ●学校で「記録集」、ツアー客に説明 復旧がなかなか進まず、中心市街地にはまだ傾いた家屋が並ぶ。そんな中、南相馬市小高区では、震災を記録に残したり、被災地を訪れる人々に伝えようとしたりする動きが出てきた。 福島第一原発に市内で最も近い市立福浦小はいま、北へ約20キロ離れた市立鹿島小校庭の仮設校舎で活動している。ここで1冊の冊子が編集されている。 「小高区震災復興記録集」と名付けられたこの冊子は、小高区内5小中学校のPTAでつくる連絡協議会が取り組んでいる。 記録集編集は、震災当時の会長だった後藤素子さん(47)の提案で始まった。「あのときは子どもの所在確認ひとつ取っても、学校と地域、父母のつながりが必要だった。震災そのものとともに、伝え残すべきだと思った」 5校の児童・生徒はいずれも、鹿島小と鹿島中に設けられた仮設校舎で授業を受けている。2学期開始時点で、4小学校の児童は27%、小

  • 朝日新聞デジタル:廃校から昭和の児童書 500冊発見-マイタウン兵庫

    40年以上前に廃校になった旧美方町立小南小学校熱田分校(香美町小代区)の校舎跡から、昭和30年代の学習雑誌や絵などが大量に見つかった。整理したところ約500冊が確認された。 厳冬期には2、3メートルの積雪に包まれる地区にある熱田分校は1897(明治30)年に家庭教育所として開校した。当初は夏だけ地域の子どもが学んでいたが1941(昭和16)年、正式に分校となった。69年、地域が雪崩の被害に遭ったため全村移転したのに伴い閉校された。 この地域を研究している神戸夙川学院大学の学生たちが9月下旬に校舎跡を調査。棚の中に大量の雑誌類があるのを見つけた。ネズミにかじられたり、湿気でページが張り付いたりしているもあったが、ほとんどは丁寧に扱えば読める程度の状態だった。 同行していた元小代観光協会の藤村美香さんが整理したところ、学研(当時)の小学生向けの学習や科学の雑誌シリーズが多く、200

  • 朝日新聞デジタル:県立図書館で電子書籍貸します-マイタウン秋田

    ◇解体新書や義経の絵巻も スマートフォン(多機能携帯電話)や「iPad」などのタブレット型多機能端末で読める「電子書籍」を無料で貸し出すサービスを、県立図書館(秋田市)が19日に始める。電子書籍を導入する公立図書館は全国でもまだ少ない。廃刊になった書籍や希少な資料など数千点をそろえる予定。ベストセラーの電子書籍とは一線を画した図書館ならではの取り組みで、関心を呼びそうだ。 県立図書館は開館が1899(明治32)年と古く、江戸、明治期の絵図や巻物、和装など貴重な蔵書も少なくない。これまでもホームページを通じて閲覧できるようにしていたが、今後は携帯端末で見ることができるようになる。 社団法人日図書館協会(東京)によると、国内の約3千にのぼる公立図書館のうち電子書籍を提供しているのは現在、東京都千代田区立千代田図書館大阪府堺市立図書館、和歌山県有田川町立図書館など9例しかない。 今

  • 朝日新聞デジタル:原発事故 民俗芸能に危機-マイタウン福島

    ●地域住民、散り散りに 東京電力福島第一原発の事故で、県沿岸部の祭りや神楽など無形民俗芸能が、存続の危機を迎えている。津波被害で継承者が亡くなったり、原発事故で地域住民が散り散りになったりしたためだ。研究者らは保存・復活に向け、聞き取り調査を進めている。 「せっかく後継者が育ってきたところだったのに。みんなバラバラになってしまった」。浪江町権現堂につたわる「城(もとじょう)の神楽」の保存会会長だった城嘉久さん(75)は嘆く。 城の神楽は毎年正月、にぎやかな笛や太鼓などとともに獅子舞が各家庭を回る。「子どものころは、ずっと神楽について回った」と懐かしがる。 保存会の会員は27人。高齢化が進んだため、5年ほど前に地元の区長を通じて新会員を募集し、40歳代の7人が加わった。笛や太鼓、舞などの芸を教え込み、ようやく一人前になったところだったという。 昨年3月の原発事故で、地区は立ち

  • 朝日新聞デジタル:震災証言、映像で収集 東松島市図書館 -マイタウン宮城

    東松島市図書館は、東日大震災が風化しないように、市民の被災体験を映像などの記録に残す活動に取り組んでいる。これまで小学4年生から80代までの市民55人が、カメラの前で体験を話した。映像と文字で来年春から公開するほか、防災教育にも役立ててもらうことにしている。 映像は、インタビュー形式で記録されている。37人目の語り手は現在、市立小野保育所で働いている保育士の辺見園恵さん(49)。外出から当時の勤務先の市立牛網保育所に戻ったところで、地震が起きた。海岸から2キロ近く離れており、津波が来るとは思わなかったが、「水田に砂煙が上がったことから気づいた」と振り返った。 玄関などを閉めたが、水は至る所から室内に入り込んでくる。園児を天袋に押し上げ、辺見さんはピアノに上がって、難を逃れた。「津波に耐えられるような高い建物がほしい」と訴え、体験談を語り終えた。 仙台湾に面する同市は、今回の震災で市

  • 朝日新聞デジタル:寄付殺到 本棚が足りない 大槌町-マイタウン岩手

    大槌町吉里吉里の丘に立つ「森の図書館」に、全国から児童書の寄付が殺到し、蔵書は4千冊を超えた。どれも名作ばかりで、3年かけて石を積んで図書館を造った佐々木格(いたる)さん(67)は「棚が足りない」とうれしい悲鳴を上げている。 茨城県つくば市で、月2回の貸し出しをしていた「さくら文庫」の代表者からは、700冊近くが贈られてきた。32年間続けてきたが、最近は借りに来る子がほとんどなくなり、活用方法を考えていたという。そんな時、「森の図書館」を伝える新聞記事が目にとまった。「ホームページを開くと、温かい心が伝わってきました。がお役に立てればと、私たちの気持ちもフワーっと温かくなりました」 東京都品川区の女性からは、「ご活用いただければ幸いです」というはがきとともに、段ボール15箱が贈られてきた。日では手に入りにくい外国の絵もあった。 「森の図書館」は佐々木さん宅の庭の一角に立ち、

  • 朝日新聞デジタル:豊肥線 復旧へ1年-マイタウン熊本

    九州北部豪雨で不通となった豊肥線の立野(南阿蘇村)―緒方(大分県豊後大野市)間について、JR九州は「復旧に1年近くかかる」との見通しを示した。線路に土砂が流れ込んだり線路の土台が流失したりしている場所は、同区間だけで130カ所にのぼる。 阿蘇市の宮地―波野間では、トンネルからレールが外に流出。入り口で「とぐろ」を巻いていた。 この区間を走る観光特急「あそぼーい!」(熊―宮地)は、9月2日まで運転区間を博多―人吉に変更することが決まっている。観光への影響も深刻だ。

  • 朝日新聞デジタル:「ツタヤ図書館」可決 武雄市議会-マイタウン佐賀

    武雄市議会は18日、臨時市議会を開き武雄市図書館歴史資料館の指定管理者としてレンタル大手「TSUTAYA」の運営会社、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を指定するための議案を賛成多数で可決した。指定期間は来年4月から5年間。歴史資料館の運営は従来通り市教委が担う。年間の委託料は1億1千万円として5年分の指定管理料5億5千万円の債務を約束する債務負担行為と、同館改修工事設計業務委託料として1千万円を追加する一般会計補正予算案なども原案通り可決、閉会した。 市教委によると、同館の運営費は現在、年間1億4500万円。直営で365日、午前9時〜午後9時、図書館を運営した場合、人件費が3600万円、光熱費が1700万円、警備や清掃などの委託料が3400万円それぞれ増え、計2億3200万円かかる計算になるという。 CCCの指定管理料には、2千万円余りかかっている歴史資料館分が含まれない

  • 朝日新聞デジタル:三閉伊一揆を報告 田野畑村-マイタウン岩手

    江戸時代最大規模の一揆、三閉伊一揆(1847、53年)の展示で知られる田野畑村民俗資料館が1990年の創立以来初の調査報告書を発刊した。当時の仙台藩医の記録を解読したもの。ただ、研究体制は整わず、次号のめどは立っていない。 三閉伊一揆は盛岡藩領だった県沿岸部で起きた。同村出身者が指導者になり、仙台藩に越境し、盛岡藩主らの交代を訴えるなどした。調査報告書「桑原叢庵編『田海録』の盛岡藩三閉伊一揆情報」は、仙台藩医だった桑原が、ペリー来航など当時の風聞などをまとめたもの。仙台藩の者が田野畑村の様子を探りに行ったところ、村人が集結し、「仙台様へ御神酒を献納し祈願」している様子を目撃したことなどが生き生きと書かれている。 同時代の一揆記録は珍しいが、資料館は設立後、学芸員不在が続き、調査に着手できなかった。数年前から宮城県立図書館所蔵の田海録の関係部分を写真撮影、解読した。 東日大震災で発刊

  • 朝日新聞デジタル:新しい江戸時代像-マイタウン千葉

    皇太子さまが歴博を4月23日に訪問した。滞在は5時間近くにおよび、開催中だった企画展にくわえ、希望し江戸時代を扱う常設展「近世」も見学した。歴史研究者でもある皇太子さまが関心を寄せたのは、歴博が提示する新たな江戸時代像だったようだ。 鎖国のイメージが強い江戸時代だが、常設の近世室(第3室)の展示は「国際社会のなかの近世日」コーナーで始まる。 長崎を通したオランダや中国との交易は知られるが、外国へと開いた窓はそこだけではなかった。 琉球もその一つ。中国からは漢方薬が琉球を経由して日列島を北上した。その交換に北海道の昆布が琉球に届いていた。そうした交易の構図や、海運の仕組みが史料や模型を通して解説されている。 対馬藩を仲介とした朝鮮とのつながり、アイヌ民族を介した北方交易も紹介されている。 現在の展示は2008年のオープン。00年に委員会を組織し検討を重ねた。中心だった久留島浩教

  • 朝日新聞デジタル:木の香り漂う図書館/流山で開館-マイタウン千葉

    流山市名都借の東小学校校門前に4月29日、「木の図書館」が開館した。柱やはり、床、書棚、閲覧机などにふんだんに木が使われ、名前は昨年度行った公募で小学生(当時)の案を採用した。 建物は木造2階建てで延べ床面積は836平方メートル。正面から見た外観は半円に近い多角形の特徴ある形をしている。1階はロビーを挟んで辞書などを置いた閲覧・参考コーナーと、住民票などを扱う市役所の東部出張所(3月19日に業務開始)が同居。2階に開架式の一般図書、お話コーナーのある児童室、雑誌・新聞コーナー、AV視聴コーナーなどがある。 閲覧・参考コーナーは、 ついたてで仕切られてそれぞれに明るさを調節できるLED照明や拡大鏡が付いた4人掛けの机、窓辺のカウンター席など計47席がある。うち5席はコンセント付きで、自分のパソコンを持ち込んで利用できる。蔵書は約3万冊を予定している。書店を経営する株式会社すばる(鎌ケ谷

  • 朝日新聞デジタル:レンタル棚で 古本屋の気分-マイタウン埼玉

    ◇深谷、酒蔵跡活用 棚を借りて古屋の店主を体験――。深谷市の「旧七ツ梅酒造跡」の酒蔵を活用した屋「円の庭」が古の陳列棚のオーナーを募集したところ、1週間足らずで20棚すべてが埋まった。店主の入江明さん(62)は急きょ10棚を追加、「好きの人がこんなにいたとは」と驚いている。 酒おけの丸いふたが棚やテーブルとして生き返り、「円」が強調されている店内。一角に幅55センチの「古屋」がずらりと並ぶ。「背表紙を見ていると、店主の人柄が浮かび上がります」と入江さん。それぞれに趣向を凝らした書店名も掲げられている。 店主は1カ月500円で棚を借り、売りたいをディスプレーする。売値は自分で決めても、スタッフに任せてもいい。販売手数料は売り上げの2割だ。 酒蔵跡を保存して街づくりに生かそうと発足した社団法人「まち遺(のこ)し深谷」が運営。同じ敷地には映画館「深谷シネマ」がある。詩が好き

  • asahi.com:「武雄市MY図書館」足踏み-マイタウン佐賀

    米アップル社のタブレット型多機能端末「iPad」で蔵書が読める武雄市の無料配信サービス「武雄市MY図書館」が開館して、まもなく1年になる。だが、著作権の「壁」をクリアできずに利用可能な図書の数が伸びないこともあって、利用登録者は初年度目標の千人には遠い約370人と足踏みしている。 情報技術の活用を施策で進めている樋渡啓祐市長が「図書館から遠くに住む人たちが手軽に市図書館の蔵書を読めるようにしたい」と昨年4月13日、慶応大の助言を受けながら、実証実験も兼ねて国内初の試みとして始まった。 構想では蔵書約19万冊を3年かけて電子化する。初年度は100冊を目標にし、市は関連予算526万円を投じた。2月末現在、武雄市史などを含め150冊になったが、iPad利用者は目標を下回り、約370人にとどまっている。iPadも台数を増やす方針だったが、当初用意した10台からは増えていない。 利用できるのは

  • asahi.com:「鞆の津ミュージアム」あすプレオープン-マイタウン広島

  • asahi.com:生アート 魅力ぎっしり-マイタウン高知

    高知市南金田の江ノ口川沿いにある藁(わら)倉庫を再生した「アートゾーン藁工(わら・こう)倉庫」が23日、開館した。イベント会場「蛸蔵(たこ・ぐら)」では、倉庫を再生して地域活性化を目指す人たちのトークセッションがあった。美術館「藁工ミュージアム」では、正規の美術教育を受けていない人が作った「アール・ブリュット」(生(き)の芸術)と呼ばれる作品の展覧会が始まった。 トークセッションで、築75年以上の倉庫を再生して高松市でカフェを営む柳沢高文さんは、「倉庫にちりばめられている人の気配と思い出、記憶をすくい取ってつないでいきたい」と発言。徳島市で築46年の倉庫を生かしたフリースペースとカフェを始めた岡部斗夢さんは、県外の大手に頼らず、「地域住民による街づくりを目指したい」などと話した。藁工倉庫の再生設計に当たった建築家・竹原義二さんらも参加した。 藁工倉庫は障害がある人たちが働く場にもなる。

  • asahi.com:古文書修復 石巻を支援-マイタウン千葉

  • asahi.com:震災の記録「残す」 県立図書館-マイタウン岩手

    被災地で発行された手書きの広報紙や被災地を取り上げた雑誌、復興イベントのチラシなど約580点をまとめた震災関連資料コーナーが21日、盛岡市の県立図書館に開設された。今後、資料を整理し、保管点数を増やしていく。 同館は震災に関する手記や活動記録、ミニコミ誌などの収集、保管を続けている。様々な視点から震災の情報を得られるように、震災に関する文学や経済、スポーツ、写真集など、分野を問わず書籍類を集めている。一定量が集まったため公開を始めた。 「写真洗浄承ります」「仮設歯科診療所開きます!」など、身近な生活情報が書き込まれた壁新聞も保管。全国紙と地元紙計12新聞社の震災後1週間分の新聞を読み比べられる特別コーナーもある。 同館職員岩持河奈子さんは「復興と同じように、震災の資料収集にも終わりはありません。地域の方と一緒に、郷土の歴史を残していきたい」と話している。 寄贈は持参または郵送で同館

  • asahi.com:1人1箱「古本市」、善光寺門前で-マイタウン長野

    tsysoba
    tsysoba 2011/09/24
    古本地図ほしい…