お洒落なカフェで雑誌や本読みながら、ゆったり寛げて「サイコー!」と喜ぶ若者も多い 通称“ツタヤ図書館”。だが反面、社会教育機関としての図書館を重視する良識派の市民にとっては「機能を破壊する悪の帝国」となっている。 【画像】TSUTAYAありきだった? 疑惑の採点結果 一体、なぜCCCが運営するツタヤ図書館はそこまで嫌われるのか――? 図書館の“一等地”である1階部分を蔦屋書店が占拠する一方、フロアの奥側のスペースには古い料理や実用書を大量に配架。手の届かない高層書架に貴重な地元の郷土資料を棚上げし、お洒落な雰囲気を醸し出すため中身空洞の本の空箱(ダミー)を壁面高層部分に大量配置。また書店方式の独自分類で本を探しにくい…等々。 開館当初、大混乱をきたした神奈川県・海老名市はじめ、ツタヤ図書館の悪評をあげ出すとキリがない。図書館が最低限守らなければならない個人情報すら、Tカードを貸出カードに使