1.山本 寛著『なぜ、御社は若手が辞めるのか』日本経済新聞出版社 (227頁,新書判) 近年、転職者が300万人を突破し、右肩上がりで増えるなか、わが国は本格的な転職社会に突入している。その反面、少子高齢化が進み、企業は恒常的な採用難、人手不足というのが現状。こうした企業では、採用した若手社員に長く働き続けてもらう「リテンション」(定着・引き留め)の促進が喫緊の課題となっている。転職した労働者に辞めた「本音の理由」をたずねたところ、「労働時間・環境に不満」「人間関係」「給与」の順に続いた。今後若手を辞めさせないための施策としては、労使ともに「希望を活かした部署への配置」を重視するものの、労働者が次に求めるのは「賃金水準の向上」「休日の確保」であるのに対し、企業側は「企業内訓練」を挙げるなどズレも目立った。 2.小谷 敏著『怠ける権利!』高文研 (350頁,四六判) 「過労死」という言葉が生
本連載は、「この人の『勘』や『感』の見方を知りたい!」と思った方にお会いし、仕事に「勘」や「感」は必要なのか、そして、どのように磨けばいいのかについて、成功談も失敗談も含めて聞いていくものです。それも、難しい書き言葉ではなく、分かりやすい話し言葉で。読者の皆さんにとって、未来に向けたヒントになれば幸いです。 今回は、虎屋の社長である黒川光博さんに登場いただきました。500年近い歴史を持ち、和菓子の老舗として名を馳せていることは、改めてここで言うまでもありません。 老舗ののれんに寄りかかることなく、新しい商品や店作りに積極的に取り組んできました。最近では、銀座のソニーパークの中の「トラヤカフェ あんスタンド」や、東京・青山にあるItochu Gardenの中の「TORAYA AOYAMA」など、新しい試みを盛り込んだ業態を世に送り出しています。 そして2018年10月1日、旗艦店といえる赤坂
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く