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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/idconsult (5)

  • 再々放送 5/28(土) 15:00 ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」 - 感染症診療の原則

    土曜日にETV再再放送です。 以下は、過去に書いた文章です(一部加筆修正しています)。 ---------------- こちらの小出先生(非公式)ブログで見ることができるそうです→コチラ 同心円状ラインではなく、高い線量の地域(ホットスポット)があることを知っており、実際に現地に入って計測をすることで示した人たちがいます。 文部科学省はその測定数値が高いことを把握していたのに、「地名を出すと風評被害になるから」とその地域の住民にリスクを知らせなかったことが番組の中で紹介されました。 政府のアナウンス前に住民の避難を促した研究者らの話です。 何人かの重要人物が登場します。 放射線医学研究所の線量計測部門で研究員をしていた木村真三先生は、調査について上から(※厚生労働省から、ということだそうです。)圧力がかかったために、辞表を提出して現地調査を開始。 この調査を全面的に支援したのは元・理化学

  • 参議院予算委員会 その3 トホホ編 - 感染症診療の原則

    実は今回の参考人招致の委員会で一番ショッキングだったのは「その後」の公明党議員の質疑のところでした。 公明党にもドクターはいるでしょうから(坂口さんとか)、誰か事前に文章を読んでもらえばよかったのに。 【いくつかの基的な誤解】 「神戸と大阪は終息宣言を出した」→出していませんよ! インフルエンザはシーズンに入った、インフルエンザ活性が安定しており、通常と異なる増加はみられない、というような言い方はありますが、地域レベルで「終息した」という言い方を通常しません。院内感染などは別ですが。 「神戸はすぐに感染症病棟がいっぱいになった。今後のことを考えると隔離しなくてはいけない病床(感染症用)はもうない・足りない。ベッド数を増やすことが大事」 →ドクターが不足していたら稼動しませんよ(論点がずれる)。 【素人ならではの誤解】 「今回の新型インフルにあわせた新しいガイドラインを作らないと適切な対策

    参議院予算委員会 その3 トホホ編 - 感染症診療の原則
  • 参議院予算委員会 その2 戦略編 - 感染症診療の原則

    (編集部1号)続きです。 参議院予算委員会で、なるほど~と思ったのは岡部先生のお話の「仕方」でした。 岡部先生の記者会見やインタビュー記事はこれまでもそれこそヤマのように(!)ありますが、あのような場面設定でも「すごすぎる」トークを見せていただきました。 メディア記事だけをたどる範囲では岡部先生は少なくとも5月8日の時点で、「水際」に偏りすぎた対策を、国内体制へ向けたほうがいいということを公式の場で指摘しています。 (ちなみにWHOのマーガレット・チャン事務局長が「広く拡散し、封じ込めはムリといったのは4月27日 http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090425-436828/news/20090428-OYT1T00565.htm ) なので、米国でいったらCDCのトップにあたる日の感染症情報センターのセンター長&政府の相談機関のメンバーがいうのだから

    参議院予算委員会 その2 戦略編 - 感染症診療の原則
  • 参議院予算委員会 その1 がっかり編 - 感染症診療の原則

    編集部1号です。 昨日の予算委員会は、青木編集長は外来中。編集部も見たのはホームページの録画ででした。一定期間がきたら消えちゃうらしいですが↓ http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/reference.php?page=1&cd=3264&tx_mode=consider&sel_kaigi_code=0&dt_singi_date_s=2009-01-05&dt_singi_date_e=2009-05-29&tx_speaker=&sel_speaker_join=AND&tx_anken=&sel_anken_join=AND&absdate=2009-05-28&sel_pageline=10&dt_calendarpoint=2009-04-29&abskaigi=no 鈴木議員(民主党)西島議員(自民党)のところです。 全体で

    参議院予算委員会 その1 がっかり編 - 感染症診療の原則
  • 「ケアの視点」の欠落 - 感染症診療の原則

    こうなることはわかっていてやったんでしょう?と担当者に聞くべきです。 拡大休校・休園をしたために、流行をしていない地域を含めて働く親(特に母親)が困っています。 当該自治体病院の小さいこどものいる看護職や職員には7日間の休暇でしょうね(市立・県立・府立の病院)。 まず、自己責任で預ける場所を突然さがすのは困難です。 ニュースによると『市保育課は「集団感染をつくらないことが目的で、代替措置は今のところ考えていない」と説明』 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090518-00000091-san-soci ただ預けりゃいいってもんじゃないのですが、誰かがみてりゃいいんだろう?的暴言を吐くひとたちもいます(自分で育児に関わったことがないおじさんが多い)。 通常保育園や保育ママを利用する場合も“慣らし保育”をします。小さい子にだって緊張はあるし、突然知らない

    「ケアの視点」の欠落 - 感染症診療の原則
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