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ブックマーク / hon-hikidashi.jp (6)

  • 返品コスト増、最低賃金上昇、消費増税……「書店が生き残るためには」三洋堂ホールディングス 加藤和裕社長インタビュー | ほんのひきだし

    返品コストが経営圧迫 書店粗利35%の施策を提言 三洋堂ホールディングス 加藤 和裕社長 かとう・かずひろ。1983年3月三洋堂書店(現・三洋堂ホールディングス)入社・取締役。同年4月監査役(ビジネスコンサルタント入社)87年3月取締役。96年1月常務取締役、同年10月代表取締役副社長、2000年7月代表取締役社長。11年6月最高経営責任者兼最高執行役員。58歳。 三洋堂ホールディングスの加藤和裕社長は、業界関係者を集めた創業60周年記念の「LIVE PARTY」の席上、粗利率を7年で35%(現在は約30%)にまで引き上げるなどして新たなブック・バラエティ・ストアを展開していくと発表した。 これを受けて、「書店が生き残るためには」をテーマに加藤社長に単独インタビューを行なった。加藤社長は、返品運賃や人件費などの経費高騰と、消費増税と政府の痛税感緩和対策のポイント還元施策が書店経営の喫緊の課

    返品コスト増、最低賃金上昇、消費増税……「書店が生き残るためには」三洋堂ホールディングス 加藤和裕社長インタビュー | ほんのひきだし
    tsysoba
    tsysoba 2019/06/25
    提言の妥当性は判断できないけど、書店の粗利率や、返品率の話がストレートに出ているのは興味深い。
  • "ドイツモデル"からみる出版業界の将来 各社が問われる「マーケットイン」の姿勢とは | ほんのひきだし

    2018年は出版流通史に大きな転換点として記録される年になるかもしれない。それは、日の出版産業の基盤を支えてきた大手取次2社が、出版社に対する条件交渉をスタートし、それぞれ「マーケットイン」への転換を宣言したからである。 取次による出版社への条件交渉は、ここ数年上昇してきた輸送コストへの対応が主な理由とされているが、目的は出版流通業の収益構造を根的に見直すことにある。従来型の出版流通が立ち行かなくなっているためだ。 日出版販売(日販)は2018年3月期決算発表会見で、長年赤字が続いてきた書籍事業の営業損失が25億7,900万円だったのに対して、これまで経営を支えてきた雑誌(コミックスを含む)の営業利益が5億7,900万円にとどまり、開発商品などを含めた出版流通業で5億6,100万円の営業損失を計上したことを明らかにした。 さらに、9月期の中間決算発表では、利益を稼いできた雑誌部門も収

    "ドイツモデル"からみる出版業界の将来 各社が問われる「マーケットイン」の姿勢とは | ほんのひきだし
  • 〈出版業界〉2017年総括と2018年の展望:雑誌市場縮小・出版物輸送危機の中で、書店の将来を考えるときに必要なこと | ほんのひきだし

    2017年の出版業界で業界紙などが大きなトピックとして取り上げたのは、出版物輸送の危機が顕在化したことや、アマゾン・ジャパンが取次への「バックオーダー発注」を取りやめたことなどであった。そして、アマゾンと同様に、大手書店によって新たな取引方法・条件が提示されたことも今後の書店のあり方を考える上で重要な動きだといえる。 輸送の危機が顕在化 例年、日出版取次協会(取協)と日雑誌協会(雑協)が協議して、土曜日のうち数日を休配日としてきたが、いつもはすぐに決まる休配日数が、2017年については決定が同年2月までずれ込むという異例の事態になった。これは、取協がそれまで年間4~5日だった休配日を一挙に年間20日間に増やす提案をしたためだった。 取協側が休配日の大幅増加を求めた背景には、出版物輸送の危機的状況がある。出版物の配送業量が減少したことによってトラックの積載率が低下し、ドライバーの人件費な

    〈出版業界〉2017年総括と2018年の展望:雑誌市場縮小・出版物輸送危機の中で、書店の将来を考えるときに必要なこと | ほんのひきだし
    tsysoba
    tsysoba 2018/01/10
    後半部分の議論を裏返しに読むと、書店危機の大きな要因は実は粗利益率の低さということなのでは…
  • カフェが本屋をやるという逆提案「本と珈琲 梟書茶房」が池袋にオープン | ほんのひきだし

    “カフェのある屋”ではありません。「書茶房」に込められたコンセプト 6月30日(金)、池袋駅直結「Esola池袋」の4階に、「と珈琲 梟書茶房(ふくろう・しょさぼう)」がオープンしました。 梟書茶房は、を楽しむ“書房”とコーヒーを楽しむ“茶房”をあわせたお店。その名の通り、屋と喫茶店がほどよく混じり合ったような、落ち着きのある空間となっています。 いわゆるブック&カフェとの違いはここにあって、梟書茶房のフロアは「」と「カフェ」ではなく、「とカフェ」をいくつかの切り口で捉え、空間に落とし込んである点が特徴です。 また「運営会社が屋でない」という点でも異なっており、梟書茶房の運営は㈱ドトールコーヒーが行ないます。 今日はどこに座ろう? 気分によって使い分けられる4つの空間 その切り口とは、「珈琲と事を楽しむ」「珈琲と読書を楽しむ」「物思いに耽る」「お喋りする」の4つ。テーマごと

    カフェが本屋をやるという逆提案「本と珈琲 梟書茶房」が池袋にオープン | ほんのひきだし
  • 無料漫画アプリは紙の漫画の敵なのか?(後編) | ほんのひきだし

    ここ2~3年の間に急速に存在感を増している「無料漫画アプリ」。皆さん、無料漫画アプリの普及は、紙の漫画の売上にどんな影響を及ぼしていると思いますか? 先週公開した「無料漫画アプリは紙の漫画の敵なのか?(前編)」では、無料漫画アプリが紙の漫画に与えるプラスの影響の一例として、「オリジナル連載作品の単行化」をご紹介しました。今回は別の事例をもう一つお話したいと思います。 無料漫画アプリが紙の漫画に与えるもう一つのプラスの影響、それは「すでに単行化されている作品が無料漫画アプリに掲載されたときの、コミック単行の増売効果」です。 無料漫画アプリには、そこに初めて掲載される「オリジナル作品」が連載される以外に、「過去に他の漫画雑誌で連載され単行も出ている既存の作品が、第1話から再掲載される」というパターンがあります。たとえば現在「LINEマンガ」で連載されている漫画は既存の作品が中心ですし、

    無料漫画アプリは紙の漫画の敵なのか?(後編) | ほんのひきだし
  • 無料漫画アプリは紙の漫画の敵なのか?(前編) | ほんのひきだし

    ここ2~3年の間に急速に存在感を増している「無料漫画アプリ」。代表的なものでは、「マンガボックス」(DeNA)、「comico」(NHN PlayArt)、「LINEマンガ」(LINE株式会社)、「少年ジャンプ+」(集英社)、「MangaONE」(小学館)などが挙げられます。最近電車の中でも、これらの無料漫画アプリで作品を読んでいる人をよく見かけるようになってきました。 「無料で読めちゃったら紙の漫画が買われなくなるんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。確かに、無料で読むことで満足して、紙の漫画を買わなくなる人もきっといるでしょう。しかし紙の漫画にとって、無料漫画アプリの存在が必ずしもマイナスに作用するとは限りません。むしろ大きなプラスの影響を与えるケースがあるのです! 紙の漫画へのプラス影響として分かりやすいのが、「無料漫画アプリで連載されているオリジナル作品が単行にな

    無料漫画アプリは紙の漫画の敵なのか?(前編) | ほんのひきだし
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