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2011年10月15日のブックマーク (4件)

  • あのブータンも抗えない「近代化」の魔力 「素朴な暮らし」を美化したがる現代の日本人 | JBpress (ジェイビープレス)

    ブータンはヒマラヤ山脈の中に位置し、九州とほぼ同じ面積に70万人ほどが住む小さな国である。そのブータンが生み出した言葉に「GNH」がある。GNHとは「Gross National Happiness」の頭文字だ。1976年に当時21歳だったブータンの4代目国王が打ち出した、「物質的な豊かさ」ではなく「人々の幸せの最大化」を目標に掲げたブータン独自の開発理論である。 ブータンは最近まで鎖国を続け、山岳地帯で牧畜を行う人々と盆地で農作物を作る人々が物々交換をする生活を行ってきた。またGNHを目標にした国造りが行われていることから、日では「秘境」「桃源郷」というイメージが定着している。 首都ティンプーでは2人に1人が自動車を保有 この9月にそんなブータンを訪れる機会に恵まれた。 鎖国を行っていたと述べたが、現在は行っていない。文明の流入を嫌うために外国人の流入を制限しているなどと言われることも

    あのブータンも抗えない「近代化」の魔力 「素朴な暮らし」を美化したがる現代の日本人 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 神戸新聞|社会|整備34億円、年間節約3500万円 兵庫県の太陽光発電

    兵庫県が庁舎や県立高校など92施設に順次設置してきた太陽光発電をめぐり、整備に総額約34億円を投じたものの、年間に節約できる電気料金は全体で3500万円程度にとどまっていることが14日、分かった。整備費用に対する効果が低いと批判する声もあるが、県は「普及啓発や今夏の節電などで一定の効果はあった」としている。 同日開かれた県議会決算特別委員会で、石井健一郎議員(民主党・県民連合)の質問に県が明らかにした。 県は1993年度以降、庁舎や高校など県立施設に太陽光発電パネルの整備を開始。2010年度末時点で92施設に整備を終え、国の補助金を合わせて約34億6千万円(うち県負担は約19億6千万円)を費やした。 庁舎では設置が難しい場所だったため約5億円を要したほか、西播磨総合庁舎(上郡町光都)には、自治体庁舎では全国最大規模とされる年間発電量50万キロワットのパネルを約2億7千万円で整備した。

  • ギリシャをデフォルトさせろ

    (2011年10月7日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) もうギリシャを自由にしてやる時だ。筆者は何も、ユーロの崖っぷちにしがみついているギリシャ政府の手を踏みつけるよう提案しているのではない。だが我々は、最善の結果を期待することが災いを招く段階まで来ている。欧州には、ギリシャの転落を管理する計画が必要だ。 ユーロ圏は2つの問題を抱えている。1つは、ギリシャのインソルベンシー(支払い不能状態)とポルトガル、スペイン、イタリアの脆弱性、そして、それに伴って欧州の銀行にかかるストレスの問題。もう1つは、中核国以外の国々の恐ろしいほど弱い財政と競争力だ。 1つ目の問題に対処しても、それだけで2つ目の問題を解決することにはならないが、必要な出発点だ。 急を要する決定は、ギリシャのデフォルト(債務不履行)の時期と条件に関するものだ。政治家にはまだ、秩序ある債務再編と、直ちにすべての国を巻き込む無秩序

  • 我が社の太陽光発電所を作るには

    企業が自家用の太陽光発電所を設けるとどのような利点があるのか、どのように建設すればよいのか、低価格化の工夫は何か、小寺信良氏が群馬県館林市の「館林ソーラーパーク」に迫った。 国際航業グループが群馬県館林市に太陽光発電施設「館林ソーラーパーク」(図1)を完成させたというので、現地で実際の施設を見学させていただいた。幹線道路から細い道を少し奥に入った、住宅地の間に作られた、小型の太陽光発電所である。 きれいに整地された長方形の土地は、ほぼ10年間手つかずのいわゆる民間遊休地であった場所で、草ボウボウの工場跡地だった。面積はおよそ7500m2。建て売り住宅なら数十軒ほどは建つぐらいの広さである。住宅地として考えれば広いが、発電所として見れば破格に小さい。 事業主の国際航業グループの前身である国際航業は、空港の土地や施設といった資産を管理運用する不動産業を目的として1947年に設立された、古い会社

    我が社の太陽光発電所を作るには