これからアップする文章は、以前「SPA!」がガッツ伝説にあやかって「有名人伝説特集」を組んだときに、編集部の求めに応じて俺が集めた「手塚治虫伝説」のすべてです。漫画界に伝説の持ち主は多いですが、やはり神様と呼ばれるだけあって、手塚の逸話は質・量ともに群を抜きます。 結局雑誌に使われたのはこのなかの数本のみで、もったいないのでボツネタだけを以前mixiにアップしたのですが、今回は採用分もあわせた完全版をお届けしたいと思います。たぶん俺が知らないだけで、他にもいっぱいあると思いますが、知っていたら教えてください。 なお、ここに収録したネタは、すべて本人や周囲の関係者からウラがとれているマジネタばかりです。 ●手塚が戦中戦後にかけて医者の勉強をしていたことは有名だが、医者を断念した理由は担当教官から「君はこのまま医者になっても必ず患者を殺すから、悪いことはいわん、漫画家になりたまえ」と忠告を受け
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン CSR(企業の社会的責任)というと「環境問題」の話題ばっかりになる傾向がハッキリ、ありますね。これをもっとローカルな「物流」の観点から考えたいと思っていたら、いかにもな話題が飛び込んできました。ミートホープの偽装牛肉問題です。 同社の技術とビジネスは、単にスキャンダルと思って見逃すにはもったいない。実に示唆的なポイントがいくつもあります。今回はちょっと別の方向からアプローチしてみましょう。 キーワードは「グレシャムの法則」、挽き肉の話を金貨の鋳造になぞらえるところから、考えてみようというわけです。 もしかして文部科学大臣認定「創意工夫功労者賞」? それにしても大した技術だと思いませんか? ミートホープの田中社長は裸一貫から起こして、1代にして
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 北極を中心に地球儀を眺めると、何が見えると思いますか? 「グローバリゼーション」のグローブglobeは地球の「球」に由来するわけですが、実際、地球儀を別の角度から眺めると、面白いことに気がつきます。 高校で地理を履修しなかった私などは、以前は北極というとロシア、シベリアと思いがちでした。実は、極点近くに一番島嶼が広がっているのはカナダ、それから巨大なグリーンランドがデンマーク領であるのが目を引きます。 米国はアラスカを領有していますが、ロシアやカナダに比べればはるかに控えめ。そして、これらの国が面している北極海の大半は、永久流氷に閉ざされています。 これに対して、メキシコ暖流が注ぐ北大西洋海流側は北緯80度過ぎまで海が凍結していません。「暖か
情報を消費し、それに対して注意を払うやり方が変わりつつある。この変化は小さなものではなく、大きく、深いものだ。この変化は現在われわれ個人に対する影響として現れているが、間もなくグローバルな規模での変化として見えてくるだろう。われわれは、急速な勢いで大きくなりつつあるオンライン世界の情報にアテンション(注意)を分割されつつある。 これに対応するためにわれわれは流し読みを覚え、頻繁に割り込まれる環境で働くことを学んでいる。もはや立ち止まって思案する時間は取れない。まとまった時間をとって熟考するのはなおさら難しくなっている。 今日では、アテンション(注意)は「継続的な部分的アテンション」で置き換えられている。これは、Linda Stone氏が新しく定義したもので、最近Marc Orchant氏が書いた記事でも説明されている。注意を薄めることによって、ミスを犯すようになっているだろうか?必ずしもそ
いやあびっくらこいた。 各地で大いに話題になっている「さよなら絶望先生」のOP「人として軸がぶれている」。 今までもオーケンの歌詞の特殊っぷりとナッキーのハードな音作り+人間が一人も出てこないというムチャっぷりで驚いたものですが、4話になって突然強烈なアニメーションがついてまたしても驚いたの何の。「さよなら絶望先生」という和風テイストな作品を噛み砕いて消化吸収し、少女たちをオブジェに仕立て上げたことに感動を覚えました。少女性のひとつの方向を提示している気すらします。 なんせ緊縛の描き方が、エロいを超えてキレイすぎです。SMは詳しくないですが、単純にエロければいいやっていうのと違うオーラを感じてなりません。多分実際に縛り師の人って、そこに女性美を求めるんでしょうし。千里の肉付きの描き方にはなんだかそのフェティッシュの領域に踏み込んでいる様子が見受けられます。しかも顔が隠されているという背徳感
参議院選挙で自民党が大惨敗した。年金記録問題や農水相の事務所費問題という、実のところあまり議論するような中身がない問題が選挙の焦点になってしまい、自民党の「成長路線」に対する是非に関する議論がその影にかくれてしまったのが残念だった。 自民党の「成長路線」に対して、「貧富や都市・地方間の格差を拡大するからよろしくない」という野党の型どおりの批判が繰り返されたが、実のところあまり批判になっていない。自民党の執行部にしても、格差をあくまで「過渡期」だと考えている。最終的な目標は「国民全員を平等に豊かにする」ことであり、その点では野党と基本的な違いはない。自民党は増税すら公約に掲げない野党の「格差是正」政策を「バラマキ型」で現実性がないと批判したが、その点に関する限りでは全くその通りで、「国民全員を平等に豊かにする」を目標に掲げる限り、やはり今の自民党の「成長路線」のほうが(もちろん無理に決まって
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