「定量的でない目標に意味はない」について。 まず、目標の定量化にはメリットがある。目標の分割が容易になるというメリットだ。例えば「この100ページの問題集を解く」という目標だと「まずは1ページやろう」→「1ページできた!」→「達成感ゲット!!」というように、速く頻繁に達成感を得ることができる。これはやる気を維持する効果がある。 一方で、定量化がしやすいものとしにくいものがある。これもまた事実。たとえば、プログラマが書いたコードの行数はとても定量化しやすい。一方で、行数を増やすために削除や共通部分の抽出が禁止されるとコードがどんどん読みにくくなる。この「読みにくさ」は定量化しにくい。読みにくいコードの仕事をさせられたプログラマは強い「ストレス」を感じ、徐々に「精神状態」が悪化する。これも定量化しにくい。その結果、うつ病の発症率が上がってようやく定量化される。 ref. http://itpr