今年もこの時期がやってきました。 豪NGO(非政府組織)や日本のNPO(非営利組織)が共同で、三井住友フィナンシャルグループ(FG)に対して気候変動対応の強化を求める株主提案を出しました。 今回は、三菱商事、東京電力ホールディングス、中部電力にも豪NGO等は株主提案を行っていますが、昨年は三菱UFJフィナンシャル・グループに提案していました。そして、その前の年はみずほフィナンシャルグループに対して提案を行っています。 豪NGO等は毎年異なる銀行に対して提案を行っています。この背景はどのようなものでしょうか。 今回は、豪NGO等の環境団体が三井住友FGに提出した株主提案の内容を確認すると共に、異なる銀行に毎年提案を行っている理由について確認していきたいと思います。 豪NGO等環境団体の主張 三井住友FGへの提案内容 定款変更を求める理由 まとめ 豪NGO等環境団体の主張 環境団体の主張を直接