現場では「無理」だという認識なのに、TOPは「上手くいっている」と認識しているという経験はありませんか? 自分の観察によると、この現象は以下の条件が揃うと発生しやすいようです。 階層構造が深めのヒエラルキー組織である 悪い報告をよしとしない文化を持つ どうやって現場の無理という声がTOPまで伝わっていくかのイメージ図です。 悪い報告が良い報告に変化する仕組み 【NO:無理です】 現場(図では一番下になっています) 【NO?:難しい可能性があります。】 【Yes?:大丈夫ですが、リスクあります】 【Yes:上手くいってます。大きな問題ありません。】 一番考えないといけないことは「報告は正しくない可能性がある」ということです。 人が報告をすると必ず伝言ゲームの要素が入ります。また悪い報告をして怒られたくないという感情や昇進のために悪い報告を隠して何とかリカバーしようとして報告を作為的に変更する