■双方にとって良かった梶山の移籍 選手が「少しでも高いレベルに身を置いて成長したい」と思うなら、私たち代理人はそれが実現するように、全力でサポートしたい。 今年の1月には、FC東京の梶山陽平をパナシナイコスに期限付き移籍しました。梶山は以前からずっと海外でのプレーを希望していたけれど、なかなか実現できなかった。それはもう、私たちの力不足なんだけど、クラブは本人の意向をずっと理解してくれていたんです。 それで今年になって、ようやく実現したんだけど、FC東京も準備をしていたから、梶山を送り出すと同時に、大宮アルディージャから東慶悟を獲得しています。 梶山としては長年の希望が叶い、FC東京としても世代交代を促せたわけで、双方にとって良い移籍だったんじゃないかと思います。もちろん、梶山にとっては、戻ってきても居場所がないかもしれないけど、本人もそれを承知でチャレンジしている。 FC東京の