iPod Photoなど第5世代iPod(5G)より古い機種では,ビデオの再生機能を備えていない。だが,LinuxをiPodにインストールすることによって非圧縮のavi拡張子を持つファイルを音声付きで再生できるようになる(図1)。この連載では以後何回かにわたってこれに関連した話題を取り上げる。 図1a●動画非対応のiPod PhotoにLinuxをインストールしビデオを再生している画面。写真撮影のために一時停止している。ビデオはiPod用にWMV HDを変換した「Speed」(WMV HDのサンプル・ページからダウンロードしたもの)。Images courtesy of MacGillivray Freeman Films. インストールするLinuxは「iPod Linux(IPL)」である。この記事では,WindowsでiPod Photoを使用していることを前提としている。5G以外の
放送禁止作品の増加 映画やテレビ番組の中には、放送(上映)禁止となってしまい、陽の目を見なくなった作品が非常に多い。需要が無いために消えていく作品はともかく、再放送、再上映、パッケージ化される際に、作品に含まれる不適切な表現や差別用語が問題視された結果として視聴不可能となってしまったものについては、何とか健全な形で視聴できる機会を復活できないものだろうか。 不適切な表現や差別用語は時間の経過とともに増えることはあっても、減ることは考えにくい。ほんの数年前まで使われていた「精神分裂病」という病名を今は「統合失調症」と呼ばなければいけない。そう決められる以前に作られた作品の中では、「精神分裂病」という病名が使われていても問題はなかったのが、今は再放送が検討される際に放送を見送らざるを得なくなる。 放送というメディアで差別用語を使ってはならないという考え方は正しい。地上波放送はもちろんのこと、放
プラネックス・コミュニケーションズの「電波男(GW-US54GD)」は、無線LAN探知機とUSB接続型無線LANアダプタの機能が合体した製品だ。外出先で無線LANを簡単に探せるだけでなく、無線アダプタとしても利用できる。これに加え、アクセスポイントとしても利用可能なことが大きな特徴だ。 ■ インパクトのあるネーミング。筐体や無線LAN探知機能はエレコム製品と同一 「電波男」の実売価格は7,000円台とリーズナブル。筐体はエレコムの無線LAN探知機「LD-WIFIDSC/BG」と同一のようだが、無線LANアダプタとしても利用可能な点が異なる。ちなみに製品名は、本田透氏の著作である「電波男」とは何の関係もないと思われる 「電波男」は、外出先で公衆無線LANサービスを利用する際、電波状態の良い場所を探し、さらにアダプタ機能で接続まで行なえる便利な製品だ。写真をみてお気づきの方もおられるかもしれな
「データセンターが危機に瀕している」――動画配信サービスの普及や金融サービスのネット化加速により、データセンターやIXの処理能力が限界に来ていると、野村総合研究所が分析した。都心部のデータセンターはすでにパンク状態だが、ニーズは都心部に集中し続けているという。 同社によると、データセンターのコンテンツ蓄積量は年率8割以上増えており、うち2割以上を動画配信が占める。ネットトラフィックも年率2倍近い伸び。動画配信に加え、ネット経由で頻繁に株式売買を繰り返す個人投資家が急増していることが、トラフィック増の一因となっている。 このような動きが、ネットバブル後低迷していたデータセンター需要を一気に引き上げた。「データセンター市場が再成長期に入った」と、同社情報・通信コンサルティング二部長の桑津浩太郎氏は指摘。各センターの稼働率もジャンプアップし、「稼働率6割~7割で拡張を検討するレベルだが、首都圏の
少し思い出話をしよう。筆者の実家では、祖父母が酒屋を営んでいた。酒屋とはいうが酒だけを扱っていたわけではなく、タバコや切手、果物、駄菓子、洗剤など、生活に必要なものはなんでも扱っていた。今で言えば、和風コンビニといったところか。 筆者が小さい頃は今のように、お菓子はすべてパッケージングされていたわけではない。もちろんキャラメルなどは当時から箱に入っていたが、あられやせんべいのようないわゆる米菓は、ガラスのフタの付いた、大きな平台のケースに入れられ、量り売りだったものである。 この量り売りというのは、考えようによっては非常に優れたシステムであった。今でもスーパーの精肉売り場あたりでは量り売りもあるが、これはグラム単位で値段が決まる。しかし昔の駄菓子の量り売りというのは、10円分とか50円分でどれだけ、という売り方なのである。つまり最初から必要な量がわかっているわけではなく、わかっているのは自
第258回:手作り風? 真空管ヘッドフォンアンプ「TG-5882」を試す 〜 そこに愛と価値が見いだせるか? 簡単キット 〜 ■ ヘッドフォンアンプって? 毎年夏休み付近には、なんかオーディオものを自作してみるというのが当コーナーの定番と化しているのだが、今年はちょっと早めである。真空管を使ったオーディオ自作キットを数々リリースしているイーケイジャパンから、新しいコンセプトのキットが発売された。 「TG-5882」がそれである。お馴染みの真空管を使ったアンプだが、今回はパワーアンプではなく、ヘッドフォンアンプとなっている。昨今はちょっとヘッドフォンやイヤフォンがイイ感じにブームになってきており、オーディオメーカー各社から結構良質なものが出てきているようだ。 スピーカーなら、1セット5万円程度では高級モデルとは言えないが、ヘッドフォンやイヤフォンで5万円も出せば、相当いいものが買える。リ
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