深刻なサンマの不漁が続く中、千葉県の銚子漁港で2日朝、今シーズン初めてのサンマの水揚げが行われました。 千葉県の銚子漁港では2日朝、今シーズン初めてとなるサンマ漁船が入港しました。 入港したのは銚子市漁協所属のサンマ棒受け網漁船「第37傳丸」で青森県の東方沖の公海でとれたサンマおよそ50トンを水揚げしました。 また、午前7時から近くの第三市場で入札が始まり、市場の関係者たちは魚体の大きさや脂ののりなどを見て値踏みをしていて、入札では1キロ当たり489円から276円で取り引きされていました。 銚子市によりますと銚子漁港の1年間のサンマの水揚げ量は2021年は17トン、22年はゼロで、23年は11トンと記録的な不漁が続いていて、ことしの水揚げに期待が寄せられているということです。 水揚げをした漁船の乗組員の辻野貴晴さんは「漁場が遠く燃料の高騰もありほかの市場と相場のタイミングで地元に入港した。