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ブックマーク / realsound.jp (180)

  • 冨田ラボ×早見沙織、坂本真綾作詞「DEEPER」で起きた化学反応 互いのラブコールで実現したコラボ曲誕生まで

    冨田ラボ×早見沙織、坂真綾作詞「DEEPER」で起きた化学反応 互いのラブコールで実現したコラボ曲誕生まで 冨田ラボがニューアルバム『7+』をリリースした。 20周年のアニバーサリーを記念した作には、「煙たがられて feat. 細野晴臣」「HOPE for US feat. 磯野くん (YONA YONA WEEKENDERS), AAAMYYY (Tempalay), TENDRE, 吉田沙良 (モノンクル) & Ryohu (KANDYTOWN)」「DEEPER feat. 早見沙織」「ディストピア feat. AAAMYYY (Tempalay)」「須臾の島 feat. ぷにぷに電機」などを収録。日のポップマエストロ・冨田ラボの音楽世界を更新する作品に仕上がっている。 リアルサウンドでは、冨田と早見沙織の対談をセッティング。両者の交流や音楽的なルーツのほか、坂真綾が作詞、早見

    冨田ラボ×早見沙織、坂本真綾作詞「DEEPER」で起きた化学反応 互いのラブコールで実現したコラボ曲誕生まで
  • ティモンディ前田裕太×大森望が語る、『三体』シリーズを最後まで読むべき理由 「宇宙の果てまで長い旅をした」

    ティモンディ前田裕太×大森望が語る、『三体』シリーズを最後まで読むべき理由 「宇宙の果てまで長い旅をした」 劉慈欣『三体』3部作は、世界的にヒットした。異星の三体文明が地球を侵略しようとしていると判明する『三体』。人類が対抗しようと「面壁計画(ウォールフェイサー・プロジェクト)を発動する『三体Ⅱ 黒暗森林』上下。その背後で侵略艦隊にスパイを送りこもうと「階梯計画」が実行される『三体Ⅲ 死神永生』上下。長い時間にまたがり、広大な宇宙へ、いくつもの次元へ物語が展開するこの中国SFは、圧倒的に面白い。とはいえ、全5巻の巨編であるだけに途中で挫折する人もいるようだ。そこで今回、『三体』の熱烈なファンである芸人のティモンディ・前田裕太氏と、同作の日語訳チームのアンカーを務めた大森望氏に、あらためて作品の魅力を語ってもらった。(円堂都司昭/6月20日取材・構成) 前田「5分間くらい昇天しちゃった」

    ティモンディ前田裕太×大森望が語る、『三体』シリーズを最後まで読むべき理由 「宇宙の果てまで長い旅をした」
  • まさにリアル版『アイドルマスター』 『NOBROCKドキュメント』が見せる佐久間宣行の魅力

    『ゴッドタン』(テレビ東京系)のプロデューサーとしてお馴染みの佐久間宣行氏。2021年7月に開設した自身のYouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」は、現在登録者数50万人と迫る。 順風満帆のYouTube運営を見せる佐久間氏ではあるが、新たにYouTubeチャンネル「NOBROCKドキュメント」を開設し、1目の動画を6月7日に投稿。現在5しか投稿されていないが、今後の展開を期待させる内容となっている。 共通の夢を持たないメンバーたち まず、佐久間氏が以前プロデューサーを務めた番組『青春高校3年C組』(テレビ東京系)内で誕生したアイドルグループ「青春高校3年C組アイドル部」のメンバーから、「佐久間さんにプロデュースしてもらえませんか?」という依頼が来たところから動画は始まる。 どうやら、放送期間中は『君のことをまだ何にも知らない』『好きです』などシングルを出してはいた

    まさにリアル版『アイドルマスター』 『NOBROCKドキュメント』が見せる佐久間宣行の魅力
  • オサレカンパニー 茅野しのぶに聞く、アイドル衣装の役割 着用者に寄り添った制作の舞台裏も明かす

    オサレカンパニーはAKB48の衣装を担当していた茅野しのぶが立ち上げた衣装制作会社である。いまではAKB48の衣装制作のみならず多くのアイドル衣装や舞台衣装の制作に携わっており、そのクオリティはファンの折り紙付きだ。 今回はデザイナーであり会社の代表をつとめる茅野に衣装制作を始めた当初の話、衣装制作という視点からアイドルカルチャーの移り変わりやアイドル一人ひとりに合った衣装を作るポイントについて話を聞いた。(編集部) AKB48結成のニュースを聞いて自ら売り込みに行った ――まずは衣装制作の道に歩んだきっかけを教えてください。 茅野しのぶ(以下、茅野):元々は衣装というよりファッションが好きで、高校生の時は服のためにバイトしていたり、色々なブランドのサンプルセールに行ってみたり、ラフォーレ(原宿)の朝7時からのセールに始発で行って並んだりとかしていたんです。服飾専門学校生当時、ヘアメイクの

    オサレカンパニー 茅野しのぶに聞く、アイドル衣装の役割 着用者に寄り添った制作の舞台裏も明かす
  • ディズニープラスがついにNetflixを超える? 国内外で今、大きく伸びたワケ

    2010年代後半から急激に普及した動画ストリーミングサービスの競争は、激化の一途をたどっている。そんななか、米ディズニー社による最新の四半期収益報告書で、同社のメインとなるストリーミングサービス、ディズニープラスの新規加入者数が他社を凌ぐ伸びを記録したことが明らかになった。これまでNetflixが圧倒的なシェアを獲得してきたこの市場で、なぜ今ディズニープラスが台頭してきているのだろうか。日国内での状況も踏まえて、同サービスの今後を占ってみよう。 2022年1月~3月には新規加入者数で他社サービスを圧倒 2022年5月11日にディズニーが発表した同年1月~3月の四半期収益報告書によると、同時期のディズニープラスへの新規加入者数は790万人増加したという。この伸びは、他の主要なストリーミングサービスを圧倒。次に多いのは、パラマウント・グローバル傘下のParamount+(パラマウントプラス)

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  • 元VTuberが“VTuberの失踪”を題材に小説を書いた理由 「インターネットは最後までやりきっていなくなる人の方が珍しい」

    VTuberが“VTuberの失踪”を題材に小説を書いた理由 「インターネットは最後までやりきっていなくなる人の方が珍しい」 早川書房より3月16日に発売された長編小説『鈴波アミを待っています』。 デビュー1周年の配信を待ちわびるファンの前から突如姿を消したVTuber・鈴波アミを中心に、彼女との思い出を辿る一人のファンの目線から描かれた物語だ。 2021年に「ジャンプ小説新人賞2020」のテーマ部門で金賞を受賞した同名の短編を全面リメイク。カバーイラストはしぐれうい、装幀は木緒なち、帯文には健屋花那とVTuber関係者で固めた布陣が目を引く。作者の塗田一帆自身も動画編集者・VTuberとして活動してきた過去を持つ。 当事者としてシーンを渡ってきた一方、徹底して無名のファンとしてのあり方を描いた作の作者には、現在のVTuberシーンはどのように見えているのか。(ゆがみん) この記事は小

    元VTuberが“VTuberの失踪”を題材に小説を書いた理由 「インターネットは最後までやりきっていなくなる人の方が珍しい」
  • 「SFマガジン」91年生まれの新編集長・溝口力丸が語る、伝統への挑戦「手の届かない遠さまで未来を求めようとする姿勢が大事」

    昨年12月、溝口力丸氏が「SFマガジン」編集長に就任した。溝口氏は、担当した同誌の百合特集や伴名練『なめらかな世界と、その敵』をヒットさせるなど、SFに新風を吹きこんできた。その編集者としての歩みと「SFマガジン」の未来について聞いた。(円堂都司昭/3月9日取材・構成) 『SFマガジン 2022年 4月号』 ――出版界に入る前の読書傾向は。 溝口:大学では都甲幸治先生に現代アメリカ文学を教わり、トマス・ピンチョン、リディア・デイヴィス、ジョナサン・フランゼンなどを読んでいました。また、小学生の頃からエッセイが好きだったので、さくらももこから入って遠藤周作、北杜夫、佐藤愛子、内田百閒。現在との接点をあげるなら筒井康隆、小松左京もけっこうエッセイを書いていたし、星新一のショートショートはみんな読んでいましたから、そこらへんがSFとのファーストコンタクトでした。星新一訳のフレドリック・ブラウンの

    「SFマガジン」91年生まれの新編集長・溝口力丸が語る、伝統への挑戦「手の届かない遠さまで未来を求めようとする姿勢が大事」
  • 「もうメディアに出られないかも」から始まったメタバース生活。ガリガリガリクソンがバーチャル世界で取り戻した“少年時代”

    「もうメディアに出られないかも」から始まったメタバース生活。ガリガリガリクソンがバーチャル世界で取り戻した“少年時代” 『あらびき団』や『ザ・イロモネア』『爆笑レッドカーペット』『エンタの神様』など、数多くのお笑い番組に出演している人気芸人・ガリガリガリクソン。彼はいま、芸人・株式投資家として活動しつつ、“メタバース”を遊び場としている。 テレビ・劇場を主戦場とする芸人生活から一転、活動自粛を経て出会ったバーチャルの世界。そこで彼が衝撃を受け、ガリガリガリクソンの姿を脱ぎ捨てて真摯に活動するなかで取り戻した“少年の心”とは。芸人でありバーチャル世界の住人、という視点から見た“メタバース”など、独自の観点から大いに語ってもらった。(編集部) 「『どうせ芸能人が来て、荒らすだけ』と思われるのがすごく悔しかった」 ――まず、いわゆる「メタバース」に出会ったきっかけを教えて下さい。 ガリガリガリク

    「もうメディアに出られないかも」から始まったメタバース生活。ガリガリガリクソンがバーチャル世界で取り戻した“少年時代”
  • 『ヘブンバーンズレッド』 その核をなす、麻枝准というクリエイターの「最大の武器」と「人生」

    WFS×Keyよりリリースされたスマートフォン向けRPG『Heaven Burns Red(ヘブンバーンズレッド)』(以下『ヘブバン』)。サービス開始後3日で100万ダウンロードを突破するなど、好調な滑り出しを見せている……らしい。らしいというのは、基無料であるスマホ向けゲームアプリ市場において、ダウンロード数というのがいかなる意味を持つのか、いちユーザーとしてはどうにも掴みかねるところがあるからだ。 と、こんな風に書き出すと、筆者がこのタイトルについて興味がないように思われるかもしれないが、実際は逆だ。売れるか売れないかというのは筆者にとっては二の次。このタイトルが世に放たれたということ、それ自体に大きな意義があると思っている。そう、作は麻枝准という、アニメ・ゲームコンテンツ史にその名を刻むクリエイターによる「15年ぶりの完全新作ゲームタイトル」にして、ひとりの生死の淵から帰還した人

    『ヘブンバーンズレッド』 その核をなす、麻枝准というクリエイターの「最大の武器」と「人生」
  • TWO-MIX、fripSide、GRANRODEO、Sir Vanity……声優が属する音楽ユニットの歴史を辿る

    TWO-MIX、fripSide、GRANRODEO、Sir Vanity……声優が属する音楽ユニットの歴史を辿る 声優の音楽ユニット活動が盛り上がっている。声優が並行して音楽活動を行うことは今や珍しくないが、声優のアーティスト活動と一口に言っても、ソロアーティストとして活動する場合、アニメやゲームの作中に登場するグループとして組まれたユニットなど、活動形態はいくつかある。そんな様々な形態の中でも今回は特に、声優が声優以外のアーティスト/クリエイターらと組んだユニットに焦点を当てていく。そこでは、声優というカテゴリーを越え、持ち前の声を生かした多様な活動が展開されている。 遡ってみると、2000年以前からも声優とクリエイター/ミュージシャンのコラボによる活動は行われていた。高山みなみと作詞家の永野椎菜によるTWO-MIXや、桃井はること小池雅也から成るUNDER17は、声優業界を始め、その

    TWO-MIX、fripSide、GRANRODEO、Sir Vanity……声優が属する音楽ユニットの歴史を辿る
  • アバターも、メタバースも、回答はプレイヤーたちが提示する

    2月10日の夜、私はある劇場へ足を運んだ。アバター劇場『テアトロ・ガットネーロ』だ。「VRChat」向けアバターの宣伝イベントかつ、宣伝対象となるアバターを用いたデモンストレーションや演劇を観覧できる、劇場型イベントだ。モーションアクターチーム「カソウ舞踏団」によって動かされるアバターは、一切の声を発さず、しかし身体の動きだけで「どのような存在か」を示し、ほとんどの観客が息を殺して舞台を見ていた。デジタル製品として流通するアバターに物語が吹き込まれる光景に、私も鮮烈な衝撃をおぼえた。 劇中では、「アバターとはなにか」という問いが投げかけられた。その問いに対する解は、おそらくいくつもあるだろう。自分の現し身か? 自分の理想像か? 自分とは全く異なる虚構の存在か? 流行りの服のように着替える存在か? 『テアトロ・ガットネーロ』では、それを言葉ではなく、舞台という形で示していた。 2月8日に活動

    アバターも、メタバースも、回答はプレイヤーたちが提示する
  • 『劇場版 呪術廻戦 0』で知る狗巻棘の優しさ 乙骨憂太から学んだ“共闘”の道

    現在公開中の『劇場版 呪術廻戦 0』は、2020年にアニメ放送されていた『呪術廻戦』の1年前を描く前日譚。そのため、アニメ版で2年生だった都立呪術高専の生徒がまだ1年生の時を描いているため、より彼らの質や内面的な部分を垣間見ることができる。そのなかでも、やはり呪言師・狗巻棘は作中のなかで最もたくさんのことが知れたキャラクターではないだろうか。 1年生の時の狗巻のビジュアルは、髪型など含めその後の主人公・虎杖悠仁にとても似ている。もちろん、作者である芥見下々は映画の原作となっている通称『0巻』の方を先に発表しており、その時点では後の『呪術廻戦』のような連載化は視野に入れていなかった。そのため、狗巻が虎杖に似ているだけでなく、主人公の乙骨憂太も後の伏黒恵のような髪型だったのだ。そして連載開始後にビジュアルの差別化を図るため、それぞれ見た目を変えている。 狗巻は一見、尖っていて怖いような印象も

    『劇場版 呪術廻戦 0』で知る狗巻棘の優しさ 乙骨憂太から学んだ“共闘”の道
  • 『劇場版 呪術廻戦 0』は禪院真希にとっても“解呪”の物語だった 乙骨憂太との相互作用

    現在公開中の『劇場版 呪術廻戦 0』は呪われた青年、乙骨憂太が都立呪術高専に入学し、仲間との出会いや呪詛師・夏油との対決を経て成長する物語。しかし、作は単なる乙骨の成長譚に留まらず、彼の成長や存在そのものが周囲の人間の成長を促しているのが良い。特に、彼と一番距離が近くなる禪院真希にとって、ある意味作は彼女自身にかけられた“呪い”を解くまでの前日譚といっても良いだろう。 呪力を持たない女として、禪院に生まれて 真希はアニメ『呪術廻戦』の第5話後半に初登場した。虎杖悠仁が宿儺のせいで死んだと思われていた際、残された伏黒恵と釘崎野薔薇が沈んでいる様子を意図せず茶化してしまった真希。少し口調が荒々しいが、当に同級生を亡くしたことを知り申し訳なさそうにする。そこから伏黒、そして特に釘崎との絡みから彼女が頼り甲斐のある姉御肌キャラであることが見てとれた。劇場版で乙骨を鍛えていたように、伏黒の近接

    『劇場版 呪術廻戦 0』は禪院真希にとっても“解呪”の物語だった 乙骨憂太との相互作用
  • 『鎌倉殿の13人』第1回から垣間見えた勝者の悲劇 三谷幸喜の演劇的構成が光る

    「姫、振り落とされないように気をつけて!」 迫りくる追っ手から逃れようと平原に馬を走らせる北条義時(小栗旬)。後ろの赤い着物の姫は義時が将来を誓い合った相手? なんてロマンティック! ……と胸を躍らせた瞬間から、わたしたちは彼の手の上で踊らされていたのだ。 2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。脚を手掛けるのは『新選組!』(2004年)、『真田丸』(2016年)に続き大河3作目となる三谷幸喜。冒頭から仕掛けてくれたその人である。ここでは第1回「大いなる小競り合い」を振り返りながら、脚に散りばめられた作品を読み解くヒントについて考えていきたい。 初回を視聴し、非常に演劇的な構成だと感じた。その大きな要因のひとつが“舞台と視点の固定化”だ。第1回に関していえば、物語の約9割が義時の父・北条時政(坂東彌十郎)の屋敷内で展開し、視聴者の視点が主人公・義時の主観と重なるよう撮影されてい

    『鎌倉殿の13人』第1回から垣間見えた勝者の悲劇 三谷幸喜の演劇的構成が光る
  • アニメ『プラネテス』は一生の財産にもなりうる作品だ Eテレでの再放送開始に寄せて

    テレビアニメ『プラネテス』がNHK Eテレにて1月9日より、毎週日曜19時から再放送される。今でもアニメファンから絶賛の声が寄せられ、名作と呼び声高い作品が全国に再放送されることは、放送時から毎週楽しみにしていたファンである筆者としてもとても喜ばしい。今回は『プラネテス』が高く評価される理由について簡単に紹介していきたい。 『プラネテス』は、幸村誠による1999年から2004年にかけて連載された全4巻の同名の漫画作品が原作。2003年にテレビアニメとしてが放送された。監督は『スクライド』や、今作の後に『コードギアス 反逆のルルーシュ』や、また2022年には『ONE PIECE FILM RED』の監督を務めることも発表されている谷口悟朗が務めている。制作スタジオはガンダムなどのロボットアクションの印象も強いサンライズが務めており、ロボットバトルのない作品の制作を担当したことも話題を集めた

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  • 『劇場版 呪術廻戦 0』で描かれた、五条悟が“最強”である所以 夏油との別れと夢想

    最強の男といえば、五条悟。アニメ『呪術廻戦』では両面宿儺の器となった虎杖悠仁、『劇場版 呪術廻戦 0』では呪われた乙骨憂太、2人の主人公を導くメンターとして活躍する存在だ。劇場版で一人だけやたら唇に潤いがあるなど、作画やビジュアルにこだわりが見えたキャラクターでもある。ビジュアルといえば、アニメ版の時と違って、目隠しが包帯になっていた。虎杖が登場するより1年前の出来事を描いた『呪術廻戦 0』。作者の芥見下々は、包帯から黒い布への変更理由は「作画的なコスト」であると述べているが、果たしてこの1年で五条の変わった点は目隠しだけだろうか。 教師としての夢想 まず、劇場版の五条において印象深い点は「教師としての顔」である。実はアニメ版では虎杖に対してこそ呪力の使い方の説明をしたり、伏黒と手合わせをしたりするシーンがカットインされていたが、どことなくそれは個人指導であって、“先生”というより“チュー

    『劇場版 呪術廻戦 0』で描かれた、五条悟が“最強”である所以 夏油との別れと夢想
  • 乃木坂46 樋口日奈&鈴木絢音が考える、グループのターニングポイントとこれから 生田絵梨花の存在やシングル曲への本音も

    乃木坂46 樋口日奈&鈴木絢音が考える、グループのターニングポイントとこれから 生田絵梨花の存在やシングル曲への音も 乃木坂46が、初のベストアルバム『Time flies』をリリースした。Disc 1、2には、『ぐるぐるカーテン』から『君に叱られた』までのシングル表題曲に加え、生田絵梨花が最後のセンターを務める「最後のTight Hug」、完全生産限定盤&初回仕様限定盤に付属するDisc 3には1stアルバム『透明な色』から4thアルバム『今が思い出になるまで』の各アルバムリードトラックの他に、パッケージ未収録だった「世界中の隣人よ」、「Route246」、「ゆっくりと咲く花」、生田絵梨花ソロ曲「歳月の轍」、新内眞衣初のソロ曲「あなたからの卒業」、そしてアンダー楽曲として新曲「Hard to say」を収録。 今回リアルサウンドでは、そんな同作を軸に、樋口日奈と鈴木絢音にインタビューを

    乃木坂46 樋口日奈&鈴木絢音が考える、グループのターニングポイントとこれから 生田絵梨花の存在やシングル曲への本音も
  • 「TikTokで本の売り上げが変わる時代」マンガと小説ではどう違う? 書店員はなに聞く、動画と書店現場の関係

    TikTok発でが売れる」という記事が大量に書かれるようになった。 だが、どんなジャンルが刺さりやすいのか、新曲のプロモーションを兼ねたチャレンジと紹介とでは反響に違いがあるのか、小説とマンガでは売れ方に違いはあるのか、もっと影響力を拡大させるにあたっての課題はなんなのか――。 全国展開する書店チェーンの部に勤務しながらTikTokにコンスタントにマンガ紹介を投稿し、10万以上のフォロワーを有する「書店員はな」氏に、マンガを中心に動画と書店現場との関係を訊いた。 「ジャンルやタイトルの強さ以上に、年齢にかなり左右される」 書店員はな氏 TikTokを紹介するクリエイターたちの投稿動画に付くいいね数を眺めると、明らかに傾向がある。 筆者の印象では「タイトルの強さ」×「紹介のうまさ」×「ユーザーの好み」の掛け算で動画の反響が決まっているように見える。 「タイトルの強さ」は知名度だ。

    「TikTokで本の売り上げが変わる時代」マンガと小説ではどう違う? 書店員はなに聞く、動画と書店現場の関係
  • 絶対実現できないと思われた「ソラ参戦」 そこに至る『スマブラ』と桜井政博の「参戦史」を追う

    Nintendo Switch向けの対戦アクションゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(以下、スマブラSP)にて、先日最後の追加ファイター「ソラ」が発表され、大きな話題となっている。 ソラはスクウェア・エニックスの人気ゲーム『キングダム ハーツ』における中心的なキャラクターだ。最初に『キングダム ハーツ』がリリースされたのは2002年だが、軽快なアクションと壮大なユニヴァースによって人気を博し、最新作の『3』を含めれば全世界で3200万売れるなど、ゲーマーから長らく愛されている。 ゆえに、シリーズの顔ともいえるソラも「いつか『スマブラ』に出してほしい」という願望を持つ者も多かった。事実、『スマブラSP』ディレクターの桜井政博氏によれば、公式サイトで行った新規参戦キャラクターのアンケートでも、堂々トップがソラだったという(参考:https://blog.ja.playsta

    絶対実現できないと思われた「ソラ参戦」 そこに至る『スマブラ』と桜井政博の「参戦史」を追う
  • 藤本タツキ×林士平が語る、漫画家と編集者がタッグを組む意味 「ひとりで描いてるようで、そうではない」

    「次世代のスター漫画家」を発掘するために、「少年ジャンプ+」が創設した新漫画賞「MILLION TAG」(https://sp.shonenjump.com/p/sp/million-tag/)が、いま注目を集めている。同賞は、選考を経て選ばれた新人漫画家が、集英社の漫画編集者と6組の「タッグ」を組んで、4つの課題に挑むというもの。 その過程は、バトルオーディション番組として配信され、優勝者には、賞金500万円、「少年ジャンプ+」での連載、作品のコミックス化、1話分相当のアニメ化が確約されている(賞金額も、漫画賞としてはかなり高額だ)。 なお、現在、「MILLION TAG」は優勝者を決めるためのラストスパートに入っており、ますます目が離せない状態である。そこで今回、同賞に参加している編集者のひとりである林士平氏(「少年ジャンプ+」副編集長)と、同賞の最終課題審査員を務める漫画家の藤タツ

    藤本タツキ×林士平が語る、漫画家と編集者がタッグを組む意味 「ひとりで描いてるようで、そうではない」