5.資金繰り計画の立て方 事業の内容によっては、売上が即金回収ではなく、売掛けとなり、さらにその売掛けの回収も現金ではなく、手形回収となることもあります。仕入も買掛けでできることもありますが、開業当初は信用力が低いため、現金支払いとなる場合が多く、売上があっても入金はなく、支払いが先になり、資金収支が赤字となることもあります。 損益収支で利益が出ても、資金収支が赤字で、資金が不足すれば事業は行き詰まります。資金不足が起きないようにするために、月次の資金繰り計画をつくる必要があります。 (1)資金繰り計画表 「資金繰り表」 「資金繰り表」 「資金繰り表【記載例】」 (2)資金繰り計画の基本的な考え方 [ 入金-出金=運転資金(手元の現金)増減 ] 【「入金」=「売上」ではありません!】 ・売上が計上されても、「入金」されなければ資金は増えない。 ・売上が計上されてなくても、「入金」されれば資