では、実際に自宅で地震に遭ったとき、まずどうすればいいだろうか。 「近年、ガスは震度5以上の揺れを察知して自動で止まります。ですので、まずは親子共に机の下に身を隠しましょう。ただ、吊り下げ式の照明や額縁など、机の近くに落下しそうなものがあるなら、家具などのない廊下の方が安全な場合もあります」(奥村さん) 揺れが収まったら、念のため火元をチェックし、空き巣防止のために窓を施錠する。 「家にとどまる場合、私ならまずお風呂に水を溜め、非常持ち出し袋をチェックします。避難するならブレーカーを切り、ガスの元栓を閉め、施錠して、エレベーターを使わず階段で避難しましょう」(奥村さん) 子どもを園に預けている時間に発災した場合は、どうすればいいのだろうか。園までの道中で、道がふさがったり、火災が起きている可能性もある。 「園の方針に従いお迎えに行きますが、スムーズに移動できない場合もあります。園にはどのよ
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