7月24日のアナログテレビ放送終了に伴う“地デジ特需”で、ピークとなった7月初旬には地上デジタルチューナーの売れ行きが前年比で最大14倍に上ったことが、調査会社のBCNの家電販売動向調査で分かった。 地デジ特需は6月に最終局面に突入し、7月初旬にピークを迎えた。地デジチューナーは7月第1週(4~10日)に前年同週比で14倍超の売り上げを記録したが、その後は品薄に陥り、7月第3週(18~24日)の販売は前年同州比約2.8倍だった。 薄型テレビは6月最終週(6月27日~7月3日)に同約2.8倍とピークを迎えたが、その後は品薄が広がり、7月第3週は同約2.2倍だった。2台目以降や安価なモデルへの需要が高く、30型未満の製品が7月第3週で53.4%を占めていた。レコーダーは7月第1週に同約3倍となり、7月第3週も同2.9倍と高水準だった。 25日午前0時にアナログ放送は停波したが、デジタル対応が済