マンガやテレビ、映画などポップカルチャーを紹介する「まんたんプレス」。今回は、アニメでの個性的なキャラクターから、数々のテレビ番組での熱気を帯びたナレーションまで、さまざまなポップカルチャーを支える声優の立木文彦さん(50)だ。【立山夏行】 立木さんは、「新世紀エヴァンゲリオン」で、主人公・碇シンジの冷徹な父ゲンドウや、「BLEACH(ブリーチ)」で最強の死神とされた更木剣八、「銀魂(ぎんたま)」で「まるでダメなオッさん(マダオ)」と呼ばれてしまう長谷川泰三など、数々の人気アニメで個性的なキャラクターを演じている人気声優だ。一方、「世界の果てまでイッテQ!」などバラエティー番組やスポーツ番組のナレーターも担当。アニメでの役柄とは異なった力強いナレーションで、幅広いファンの心をひきつけている。 そんな立木さんは、高校生のころ、あこがれていた叔母から声をほめられたのをきっかけに、声優の道を志し